キャリアコンサルタントの受験生だったボクが合格して変わったような気がすること、感じたことを忘れないうちに少しまとめおきます。
今回は「職場について」の心境の変化です。
いまの職場に対する気持ち
職場に対する気持ちですが、キャリコン受験中は、消極的かつ否定的でした。
特にボクの場合は、サラリーマン人生崩壊の真っ只中でしたので、当時、人一倍そのような気持ちがあったように思います。
受験前の職場に対する気持ち
ただ、これは、ボクだけではなく、キャリアコンサルタントの受験生の多くで共通するような気がします。
所属している職場や、派遣先、バイト先に対しては、結構、冷めている人が多かったように思います。(そういうボク自身もそうでしたが。)
なんで、それが分かるかというと、ロープレでの相談。ロープレ会に多く参加していると、クライエント役として「いまの職場の悩みを話す方」が多く、怒りあらわというよりも、冷静に職場環境の悩みを話す方が多くいるんです。
そのあたりは、キャリアコンサルタントになろうと思っている人だけあって、冷静に受け止めることができている人、多かったなぁ。
人事部にいて仕事に活かしたいっていう人は割と多かったのですが、中には
「先輩にあこがれて自分も先輩みたいにキャリコンになりたい!」
という人もいて、ロールモデルになる先輩がいて、うらやましいなぁと感じることもありました。
ただ、ボクはコロナ禍の受験だったこともありますが、人事部に在籍している人のモチベーションってかなり二極化しているように感じました。
一方は、先ほどのように、かなり組織として活性化している状態で、
「オレもオマエも頑張ろう!」
という暗黙の雰囲気があるようで、キャリコンを目指すのも、やはり前向きな方。
もう一方は、真逆で、人事部が他の組織から冷遇されているパターン。
人事担当の方でボクが出会ったほとんどの方はこちらのケースでした。
「オレのモノはオレのも。オマエのモノもオレのもの」
みたいな感じで、人事の日常生活に成果を求められているケースで悩んでいる方もいました。
しかも、昔からじゃなく、コロナ禍で収益状態が悪くなり、間接部門ですら、成果を要求されているようになったようでした。
まぁ、ロープレ仲間の雑談なので、どこまでが本当か分かりませんが、他部署から冷遇されているというのは、なかなかリアルな話で、聴いているボクも心がちょっと傷つきました。
あ、話が脱線してしまったので、元に戻しますね。
受験後の職場に対する気持ち
受験後、職場に対する気持ちの変化はボクの場合ありませんでした。
全く変わらなかったような気がします。
合格後の職場に対する気持ち
キャリコンの合格が分かったあと、職場に対する気持ちに大きな変化がありました。
これには驚きました。
合格後、職場に対する気持ちですが、前向きに変わりました。
残念ながら積極的にはなりませんでしたが、「消極的かつ否定的」だったのが「前向き」になっただけでも、大きな変化です。
その理由は、合格後、2週間経過したいまになってようやく分かりました。
合格を知った直後から、気持ちがキャリアコンサルタントにスイッチした
からだと思います。
自分の身の回りに起こったことも、割と客観的に受け止めることができて、良い方向に進むためには、自分がどうしたらいいか? 仲間にどうしてもらいたいか? そんなことを考えることができています。
組織内キャリアコンサルタントみたいな考え方になったのかな。
ただ、自分ごとの時は、思考はできるのですが、判断するのはかなり難しいことがあります。
「これがあの、噂の、多重関係ってやつか」
なんて感じたりもしています。
組織なんで、「おまえなんかに言われたくない」と思う人もいたりするでしょうから、言い方を気を付けないといけないんでしょうけど、言い方を気を付けてばかりいると、本質からずれてしまうことが多くなり、うーん、やっぱりなかなか難しいですね。