会議といえば、すっかり「オンライン会議」が中心となり、オンラインだけの会議で1週間が過ぎることも。
1年以上、そういった生活をしてみて「オンライン会議」と「リアル会議」のどっちが集中できるかを振り返って考えてみました。
この点は、キャリアコンサルタント養成講座の受講スタイルでも同じことが言えて、オンラインコースと通学コースに関しては最後にまとめましたので、その結論を一気に知りたい方は、目次の一番下の項目をご確認してください。
長い目で見た場合の集中では「オンライン」
当初は、
「自宅で会議するなんて」
なんて思っていたのですが、さすがに1年以上経過するとすっかり慣れてしまいました。
当初は、オンライン会議は周りの様子が画面で全部映っているので、落ち付かなかったのですが、いまでは、メリハリをきかせることができました。
マイクをミュートにしたり、場合によっては画面OFFで参加することもあるのでそういう状況では、集中のスイッチの切り替えがオンラインではできます。
あまりに長時間の場合、途中でトイレなどに行くことも、オンラインならではのやりやすさもあります。(ただ、これは、ボクが男性だからかもそう感じるだけかもしれません。)
なので、長い目として、会議時間が長い場合は、「オンライン」の方が集中できます。
キャリコン養成講座も9時間ぐらいの長丁場なので、通学コースと比べると、延べ9時間の集中した時間を平均すると、オンラインコースの高いと思います。
サッカーでいう「ホーム」と「アウェイ」に似た感じになるかもしれませんが、やっぱり「ホーム」はリラックスをできるというのも、良い点だと思います。
短期だと断然「リアル」
瞬発力が必要なもの、短時間で相手を説得しないといけない場合は、断然、リアルに軍配が上がります。
自分が主催側の場合は、「オンライン」でも慣れていけばうまく回すことができますが、やはり「リアル」には適いません。
キャリコンの養成講座だと、15分のロープレだは、オンラインよりもリアルの方がどういう訳か、うまく進めることができます。
これは、キャリコンの実技試験でもそのようですが、座る位置や、視線や雰囲気といったものを調整していくことができるリアルの醍醐味ともいえるでしょう。
電話は一応、リアルという位置づけになると思います。というのは、たとえ会うことができなくても、電話だと、やはりお礼、お詫びなど相手の心に届いているかどうかが、リアルタイムで感じることができますから。
このように、リアルは短時間で集中しなければいけないのですが、その効果(見返り)がすぐにわかるように思います。
で 結局、オンラインコースと通学コースはどっちが良かったのか?
現在がそうなのですが、ロープレや実習が多くある場合は、通学コースをお勧めします。
キャリアコンサルタント養成講座の前半は比較的理論の説明・解説、個人ワークが多かったので、ホーム環境のオンラインが良いと思います。
演習が中心の場合、オンラインの場合は、相手の環境による事故(通信環境が悪く固まってしまう、マイクの音が急に小さくなる、ブレイクアウトルームへの転送がうまくいかない等)の発生確率をゼロにはできないです。しかも、相手の環境によるので、こちら側では避けることも対処することもできなかったりします。
それが貴重な実習の時間に生じるのは、あまりにももったいないですから。
また、実習ではオブザーバー(の先生)の様子を見ることができるのも、通学コースにメリットでもあります。
普通は、自分の番でない場合、マイクと画面をオフにすることが多いのですが、意外と、オブザーバーの視点(これが結局、実技試験の試験官の視点になるでしょうから)を意識するのが大切だと、最近感じています。