キャリアコンサルタント受験生として最後にしたこと、それはクラファンでの支援でした。
しかも、キャリコン関連のクラウドファンディングでして、支援者が申し込み時点でキャリアコンサルタントではなく「受験生」ってのはおそらくボクが唯一じゃないかなと思っています。(調べようがないので、勝手にそう思っているだけなんですが。)
キャリアコンサルタントとのマッチング
支援したのはこちらです。(現在は既に募集が締め切られています。)
支援内容として、ボクがビビッときたのは
「自分にぴったりのキャリアコンサルタントに」
の部分です。
現在はマッチングできていないのか?
結論として、「相談者主導」という観点では、マッチングはできていないと思います。
マッチングが出来ていないと、偶然の出会いにゆだねるしかありません。
少し違う観点では、実体験で言うと、ボクはロープレのオブザーバーとしてキャリアコンサルタントの方とは偶然的に多く出会いました。
しかし、「自分にピッタリのキャリアコンサルタント(オブザーバー)」の方は全体の10%も満たない状態でした。
キャリコンを目指すボクは、意図して「この人はいやだなぁ」とか「他の受講生の評判」から出来るだけ絞り込んでおり、その状態ですら10%なのですから、一般的な相談者がその方に合ったキャリアコンサルタントと出会う確率はもっともっと低いと思います。
このことは、先日、無料のキャリアコンサルタントを受けた際、キャリコンの方と雑談で話したのですが、
「本来、キャリアコンサルタントはクライエントファーストで、できるかぎりの支援するのだから、そもそも相性なんていうのが存在するのがおかしいかも」
とおっしゃっていました。
逆にいうと、相談者がキャリアコンサルタントに対して「なんか違うな」と感じたとき、そうそれまでからその時までの時間というのは、キャリアコンサルタントは相談者中心になっていない時間が多くあったから、相談者がそのように感じてしまったんだと思います。
キャリコンは「自分酔い」してしまう危険性
そう感じたので、雑談ついでに、
「キャリコンの方って『自分酔い』することってあるんですか?」
と聞いたら、笑って、
「合格したらそうならないようにくれぐれも気を付けてくださいね」
と言われました。
「あ、でも、ボクはクライエントファーストを徹底的に教わりましたから大丈夫だと思います」
「それはとても良い先生に巡り合いましたね」
このままだと業界評判が落ちることに
あ、なんの話だったっけ?
そうそう、相談者は自分に合わないキャリコンからカウンセリングを受けると、当然、「キャリアコンサルタント」という全体像に対しての評価が低くなります。
「たまたま合わなかったキャリコンだった」だけかもしれません。しかし、相談者にとってみれば
その人=その場で唯一のキャリアコンサルタント
になるのですから、
「キャリアコンサルタントは意味がない」
なんて判断をされかねないです。
そもそも相性以前に、キャリアコンサルタントのレベルが低いという危惧があって、厚生労働省とか、JCDAやキャリ協では、「キャリアコンサルタントの質の向上」を考えているようで、ボクもその点は納得できます。
ただ、質が上がっても、やはり人間が相手なので、「相談者にピッタリ」なキャリコンとのマッチングも重要じゃないかと思うんです。
この部分は国も同じ考えなのか、ボクの支援したこの事業は、国からの補助金も出るみたいです。
早くて来年の4月にオープンするみたいですが、キャリコンと相談者の結びつきにおいて、ポータルサイトになるといいなぁ。
ちなみに、支援者は67人でした。
ってことを、ボクを除いたら66人です。
この投資効果として「想いが同じ66人とのつながり」ができる可能性って、なんか、あとから気づいたんだけども、すごいよなぁ。