昨日のキャリアコンサルタント養成講座。
オンラインでの受講だったのですが、そこで先輩コンサルタントの方から、指摘を受けました。
割とうまくできたかなと思ってアドバイスを楽しみにしていたのですが、結構、厳しい指摘を受けました。
その日は、疲労もあって、身も心も困憊状態で、立ち直れなかったため、一日経った今日、改めて整理していきたいと思います。
オンライン特有の難しさ
面談に関しての指摘というよりも、オンラインに限定した面談に関する指摘を受けました。
その瞬間は、「いや、そんなこと言われても……」と思い、さらに、養成講座での疲れもあり、ふりかえる気力がなかったのですが、しっかり良く寝たこともあり、あらためて振り返ることにしました。
一言でいえば、「オンライン特有の難しさ」です。
もともと、ボクは通学コースを選んでいたのですが、今月は都合がつかなく、振替講座としてオンラインを受けていました。
いまにして思うと、今回指摘してもらったことは、例えば、仕事上の会議でもすぐ役立つことであり、実践できることですから、とても良いアドバイスをいただけていたように思います。
それに、そのアドバイスは先生が実際に失敗を繰り返して習得した技術でもあるので、それを教えてもらえたのは、とても貴重なことだとも思います。
全体ではなく、グループワークでコッソリと教えてもらったというのも、なんかお得だったようにも思います。
指摘その①「視線が相談者に合わせていない」
まぁ、そりゃそうです。
だって、カメラではなく、パソコンのモニターに映った相談者をしっかり見ているのですから。
ただ、せっかくいただいた指摘について、次回は克服した状態で挑みたいので、ネットでいろいろ調べました。
しかし、その結果として、二極化した意見がネットにはありました。
パターン②テレビを意識して視線は重要。小型カメラをモニターの前に置くと一石二鳥
それぞれの言い分はごもっともです。
ボクの調べた結果では、パターン①が圧倒的に多かったです。
オンラインでも対面でも、やはり、
「相手の表情を片時も逃さない」
というのがその理由で多かったのですが、そりゃそうだなと思います。その一方、パターン②からの指摘事項にありましたが、
「相手が視線を合わせない状態で、相談者は果たして話しやすい環境なのか?」
どっちも大切なことですよね。
ただ、パターン②は部材が必要ですし、その部材もピンからキリまでありますし、いろいろと面倒というのも気がかりな点ではありました。
で、ボクなりに試行錯誤して分かったのは、カメラと自分の距離がかなり近かったことによる弊害。そのため、視線が合わず、具体的には、視点が下に落ちている状態でカメラに拾われてしまっているんです。
そこで、カメラをイス(自分のいる場所)の距離を遠ざけてみました。
そのビフォーアフターそれぞれで録画して見比べてみると、適度にカメラから自分を遠ざけていた方が、画面に映す自分の視点が安定していることを発見!
なるほどね!
これは活かせそうです。
それにしても、自分を録画して再生を見るのってなんか違和感があるというか、気持ち悪いものです。
ただ、この録画確認の方法は他にも発見することができました。
通常は、参加者全員画面表示にしていたのですが、それだと、発言者の位置にどうしても視線が向いてしまいます。
なので、「スピーカービュー」を使って、画面中央に発言者を持ってくるモードにし、視線を中央に持ってくることのが一番、視線が自然いなることも発見できました。
②聴くときには無表情になっている
うわわ。
痛いところを突かれました。
録画して確認してみると、たしかに、そうでした。
カウンセリングの実習をしていると、いろいろ考えてしまって、その結果、表情が硬くなるんでしょうね、きっと。
この指摘を結構、落ち込みましたが、オンラインでも対面でも大切な点なので言ってもらってよかったなといまはそう考えることができました。
総括(実習のメリットとデメリット)
実習ですが、相手が同じクラスの受講生ということもあり、信頼関係がある程度構築されている状態です。
これは良い面である一方、悪い面でもあるように感じています。
というのは、信頼関係があるが故に、相手のことが分かり気遣うことができるので、相談者役になり切ることが難しい(ボクだけかもしれませんが)んです。
キャリアコンサルタント役が困っている様子をみると、見捨てることがなかなかできないので、相談者自ら、一方歩み出てしまうんです。
また、信頼関係があるので、最初からかなり深い相談を話すことが出来てしまっていたり、試験や実務では、信頼関係がない状態でスタートするので、実習とのその差に気づいて、現在、少し戸惑い中だったりもしています。
ただ、実習はやっておかないといけないとも感じています。
というのは、実習から学ぶこと、自分への気づきが非常に多くありますから。