キャリコンの実技(面接)のロープレを受験生同志での練習する修行の旅。
今日は2つのロープレに参加しました。
さて、2つ目は夜に実施されたロープレでしたが、開始時間がちょっと早めだったので、珍しく3セッションで参加してきました。
オブザーバーのボクは観た!レベルが桁違い
今回は、
オブザーバー→キャリコン→クライエント
の順でボクの役柄が決まりました。
まずは、最初にオブザーバー。
他の受験生が演じるキャリコン役とクライエント役を観察する役です。
見知らぬ方ですが、今回のキャリコン役の方は、まぁ、すごかったです。
「明日テストですか?」
っていうぐらいの仕上がり方で、いままでオブザーバーで観察していたどの方よりもすばらしく見事でした。
こういうことをしていいんだっていう気づきが多くありました。
こうしてブログに記事を書きながら振り返ると、キャリコンとしては普通の振る舞いですが、受験生だから盲点みなっているようなことを、まぁ見事にされていました。
確かに、クライエントに多くを語ってもらうには、そういう気持ちになってもらう必要がありますが、一方で、仕事として、「相手から引き出す」という方法もキャリコンにはないといけないのかなとも感じる、はっきりいってテクニックというか技でした。
そういうのは邪道かもしれませんが、現実、それでクライエントが語り出すんだから、やっぱり必要なテクニックなんじゃないかなと考えさせられる15分でした。
今回のクライエント設定情報はこんな感じ
さて、ボクのキャリコン役の順番になりました。
が、直前で、かなり完璧なキャリコン役を見せつけられており、プレッシャーが半端なかったです。
それでも、いままでやってきたことをここで出そうと、一生懸命やり終えることができました。
ちなみに、今回のクライエント役の方が設定した情報は次のとおりです。
・システム会社勤務
・男性
・正社員
・39歳
久しぶりに男性相談者の設定でした。
JCDA視点での協議会受験生のフィードバック
今回、有資格者の方がボクのロープレのフィードバックしてくれたのですが、いままでと違って、JCDAの受験生を主に見ていた方でした。
「CC協議会受験生にちゃんとアドバイスくれるのかなぁ」
と不安に感じていたのですが、余計な不安でした。
むしろ、JCDAの経験代謝視点でのアドバイスはもちろん、キャリアコンサルタントとしての実務での心構え、さらに、ボクに決定的に足りない部分について、いわばフレームワークのようなものを教えてくれました。
1日2つのロープレは気力も体力も激消耗
やってみて分かったのですが、1日に複数のロープレをするのは、かなり大変でした。
まず、体力が尽きてしまい、気力でカバーするのですが、両方とも限界に近い消耗をしました。
2つ目のロープレは、3セッションだったので、さらに疲れました。
……が、得ることが多かったので、その喜びでなんとかやり遂げたような感じがします。
バラツキはじめた受験生
今回の2つ目のロープレで感じたことがあります。
それは、受験生の慣れレベルにかなりばらつきがあるということです。
8月からロープレに参加してきた人と、最近、合流してロープレに参加した方とは、経験値がかなり異なっているんです。
うまいヘタよりも経験の差というのは、例えば、ロープレの進行やフィードバックの着眼点に大きな差が出てしまいます。
いわゆる「あたりはずれ」現象といいますが、そういうものが出始めているように思います。
ロープレに参加初心者にとっては、学ぶことが多く、しかも効率的に得ることができるのでしょうが、ロープレの参加がそこそこの方は「もっと経験値を積みたい」と思っているので、はがゆい思いをされているかと。
このあたりは、オブザーバーをしていると、キャリコン役の方とクライエント役の方の振る舞いから自然と気が付くようになりました。
フォードバックも、ロープレ経験が少ない方は、
「褒めベースを希望」
されますが、経験が多い人は、むしろ厳しいフィードバックを望んだりします。
こういうロープレ経験の差から生じるギクシャクっていうのは、8月は全くなかったのですが、9月からチラホラと見かけるようになりました。
ロープレを主催している方は、それをどこまで配慮するか難しいでしょうし、そもそも無料で運営しているでしょうからたぶんできないようにも思います。
そう考えると、本当に大変なんだろうなって思います。