今日のお昼ですが、twitterのスペースという機能で、音声発信をしてみました。
キャリコン試験の受験生でいられるのはあと数日(落ちたらあと数か月だけど)ということもあり、受験生活を振り返って一人で一方的に話してみた試みです。
声に出す意味を痛感
特に台本もないし、編集とかもなく、ぶっつけ本番の独り言の時間でしたが、いろいろと声に出す意味というのを改めて考えることができました。
キャリコンのロープレでは、とにかくクライエントに話してもらうことが重要って教わりました。
かなり初歩で教わったんですが、いまさら、なるほどそういうことか!って納得できました。
自分自身、発言するだけでもずいぶんと内省になるきっかけになりましたから。
分かったこと その①(喉が意外と弱い)
30分ぐらいぶっ通しで一人で話しまくるというのは、ほとんど経験してなかったので、終わったら喉がいたかったです。
あ、でも、出先で歩きながら話していたので、感想している空気にやられたのかも。
分かったこと その②(話すのも大変)
クライエントに話してもらうことは重要なんでしょうけど、でも、息つく暇なく一方的に話すということはとても大変だということも分かりました。
だから、キャリコンは、クライエントが話している時に、うなづいたり、ようやくしたりして、クライエントに適度な休憩を入れる意味でも必要なんじゃないかなと感じました。
分かったこと その③(自分でしゃべって自分で気づく)
数分程度ではなく、10分、20分の間を一方的に話すと、結構疲れます。
それで、ボクはしゃべっていて途中で沈黙しちゃったのですが、でも、それはただ単に疲れていただけではありませんでした。
話してみて、自分でいま言ったことや、思い出したことを、ふと考えるんですよね。
これ、びっくりでした。
内省って、キャリコンが与えるものだと思っていたのですが、クライエント自らが話すことでできちゃうんですね。
でも、誰もがどんなときでも日常的にそういうことができるなんてことはないので、やっぱりキャリコンの存在っていうのも重要だと感じもしました。
話を聴くのも疲れますが、話をするのも疲れる
ロープレでは、キャリコン役をしたくてやっているところがあるのですが、実は、クライエントってそれ以上に疲れるんじゃないかなと感じました。
特にインテークの初回面談では、それなりの事情があって、それなりの覚悟と緊張をしている状態で、キャリコンの元にクライエントはやってくるんですから、その状態だけでもかなり疲れるでしょう。
その状態で、いろんなことをキャリコンに聞かれるんだから、面談が終わったら、キャリコンよりもどっと疲れるんだと思います。
この視点、たぶん、今回の経験がなければ気づかなかったと思います。
キャリアコンサルタントって、実績とか技術とかも大切なのかもしれませんが、それ以上にクライエントへの気遣いが必要だし大切なんじゃないかなって思った出来事でした。