ACCN(オールキャリアコンサルタントネットワーク)の会員になって数週間。
この会員になって一番良かったのが動画配信サービスです。
その中でも、國分康孝さんの動画がずば抜けて良かった!
ちなみに、ボクの國分さんとの出会いはこちらの記事を参照してください。
ACCNの会員限定動画配信サービスとは?
記事公開時点では、全25の動画サービスが会員限定で公開されています。
ACCNですが、会員になってすぐ「テーブル活動」に申し込んだものの、定例会は合っても月に1回あるかないかのペースのようで(テーブルによっても異なると思いますが)、それに合流するまでも、あまりすることがなく、仕方なく、毎日、動画観ていました。
全ての動画を観て分かったことがあります。
まずは、そこから説明します。
動画は全25コンテンツあり、再生時間は短いものから1時間越えの長いものまであります。
が。
ですが。
これは、ボクははっきり言って認めることはできなかったのですが、この全25の動画には「資料(PDF)のみ」も含まれています。
PDFと紙芝居のように、自分でクリックして見ていくのですが、それは「動画」ではないと思います。
なので、実質は、25のうち、半分ぐらいが「本当の動画」となります。
あと、そうだ。Youtubeと同じで、動画は2倍速まで倍速再生が可能でした。
動画は古い……
もう一つ、気になったのが、動画が古いんです。
例えば、2021年7月9日に公開された動画をクリックすると「2019年のイベント」だったりで、パソコンの前で、イスから転びそうになりました。
「違う動画をクリックしたのか?」
と思って、戻って、もう一度、クリックしたのですが、やはり間違いではありませんでした。
つまり、公開日と収録日に数年の差があるんですが、これ、通常の感覚だと、「意味が分からない」状態に陥ります。
ほとんどの人はYoutubeを観たことがあると思いますが、そこに慣れていると、
「公開日と収録日にそれほど差がない」前提
でして、ボクも、そういう気持ちで、動画を観始めたのですが、クリックするまでは、いつ収録した動画か分からないので、けっこう、手間でした。
特に、コロナ禍で、今と1か月前の情報に大きな差がある状況で1年、2年の差はとても大きいように思います。
ただ、著名な方が多い
しかし、動画に登場している方は、著名な方が多いです。
例えば、宮城まり子さんとか、今回ご紹介する國分康孝さんもそうです。
しかも、無料で公開しているものよりも、かなり突っ込んだお話をされています。
ボクは、ACCNに会費を払っている側なので、率直に言うと、全部の動画がそういうレベルの高いものかというと、さすがに、そうでもない。
……のですが、レベルが高いものはずば抜けて高いです。
お勧めの動画ベスト3
ボクがおすすめする動画ベスト3ですが、次の通りです。
第1位:國分康孝さん登場の動画
第2位:廣川進さん登場の動画
第3位:宮城まり子さん登場の動画
です。
他にも……、いや、他の動画ですが、ボクにはあまり合わなかったです。
ACCNのキックオフミーティングみたいなのがありますが、まーったく興味なしでした。
難しいですね、25の動画うち、半分が資料で、そのうちさらに半分がACCNの成り立ちだったりテーブル活動報告だったりするんで。
ただ、テーブル活動報告は、過去の動画ですが、自分が参加申し込みする際には、どういう人の集まり化とか雰囲気が分かって、とても参考になりました。
國分康孝さんの講演はすばらしい、そうとしか言えなかった
内容までは触れませんが、とにかくすばらしかった!
國分康孝さんの動画については、ネットで探すといろいろ無料であります。
しかし、画質が悪かったり、なんとなく、主催側の意図(講演のテーマなど)が分かるような内容でして、國分さんが話したいことを話すという感じではないんですよね。
その点、こちらは違います。
國分さんが話したいことを話すというか、たぶん、それも違うか。
この講演の8年後に、國分さんは亡くなっているのですが、なんとなく寿命を悟っていたような感じがボクには聴いていてしました。
最後に、元気なうちに、後輩のキャリアコンサルトに託すメッセージ
そんな熱いものを感じてしまうんだよなぁ。
だって、80歳越えていて、立ったままで2時間もの講演をされるんですよ。
まさに命がけじゃないでしょうか。
この講演を観終わって、
「ボクはACCN会員になって本当に良かった」
そう感じました。
ボクは、キャリアコンサルタントの心構えを再認識して、80歳過ぎても國分さんのように、次の世代にメッセージを伝えることができるかということについて、すごく考えました。
逆に、ACCN会員になって残念に感じることが多かったのも、この國分さんの動画みた直後からでした。
ACCN会員では、この國分さんの動画を観ることができるのに、國分さんからのメッセージをちゃんと受け取っているのかなと思うことがいくつかありました。
もちろん、國分さんからのメッセージをきちんと受け取っている方もいました。
次の記事で絶賛した背景は、そこにあったりします。
キャリアコンサルタントの倫理要綱よりも、キャリコンとして、人として、國分さんからのメッセージは響くものが多くありました。
最後にこの動画の内容を少しだけ。
では、ここでクエスチョンです
この動画の「Vol.4の7:10」で國分さんは
「心理学に頼らずにいっちょ勝負した」
といった話をされています。
國分さんはどういう行動に出たか、分かります?
それは、ボクの想像を絶しており、また、ボクが養成学校で習った「キャリアコンサルタントとしてはふさわしくない」でした。
しかし、この話を聴いて、國分さんのクライエントファーストを痛感しました。
実は、ボクはキャリアコンサルタントとしても、普段の仕事でも、「クライエントファースト」を大切にしています。
キャリコンはまだ1年生ですが、社会人は20年以上経験をしており、最終的に行きついたのが「クライエントファースト」であり、結構、それが出来ると思っていましたし、自分のウリだと思っていました。
今回の國分さんのお話を聴くと、その天狗の鼻がへし折られた感じになりました。
「ボクはまだまだなんだな」
って。
その結果、得ることができた教訓も國分さんからいただきましたし、他にもいろいろと教わりました。
そんな方を、ボクは当初、「ビューティーこくぶ」だと思っていたんだから、なんだ本当に申し訳ないっす。