<「動画スキル」がこの1冊に>【参考本】登録者50万人超のYouTuberが明かす “顔出しナシ”でYoutubeで稼ぐ本

参考本
この記事は約15分で読めます。

「動画のスキルがないとヤバいかも」

そう感じたのは、コロナの真っ只中でした。

でも、動画って、ヒカキンとかはじめしゃちょーとか東海オンエアだからできるんであって、ボクなんかができる世界じゃないって思ってました。

本屋さんに行っても、初心者向けの本ってあまりないし、まぁ、あるにはあるんですが、Youtubeの進化が早くて、本を手に取ってみてもバージョンが低くて実際にその通り操作できなかったりで。

そんなとき、こちらの本を発見!

いろいろあって、顔出してYoutubeに出る訳もいかないので、そういう事情を加味した打ってつけの本でした。

結局、この1冊でおっさんのボクでもすんなりとYoutubeデビューとなりました。

 

動画スキルの必要性を感じたきっかけ

きっかけは、在宅勤務中のある日。

「検索の方法」がだんだん変わってきました。

そう、自宅での検索対象が「文章」から「動画」になっていたんです。

職場では、音が出せないので、文章中心で検索していたのですが、自宅では、音が出ても何ら問題ない環境の違いからそのような変化を生んだんだと思います。

 

動画で検索した方が圧倒的に分かりやすい

まぁ、すべてがすべてとは言い切れませんが、操作手順とか、製品紹介などは、動画の方が圧倒的に分かりやすいです。

また、メールの返信を書きながら、Youtubeを耳で理解するという習慣も在宅勤務で鍛えられてきました。

「もしかしたら、これからの検索は動画が中心になるのかも」 

そこがヒラメキポイントというか、気が付いた出発点でした。

 

はじめの一歩が非常に重い

さて、ボクはキャリアコンサルタントを目指しながら、試験に合格して、キャリアコンサルタントでいる現在までをブログで中心にまとめてきました。

もちろん、文章中心です。

割と人気のある記事のキーワードを動画検索でしてみたのですが、ほぼ情報がありませんでした。

だからこそ、ボクのブログの必要性があるんでしょうけど、まずは、動画へ情報を横展開していこうと一歩踏み出すことにしました。

んが、いきなりYoutubeで動画はじめたいっていってもどうしたらいいのか良く分かりません。

ネットで調べても、動画スキルについては、かなり進展が早く、バージョン差があったりで、インストールもままならなくなったりで、6回ぐらい挫けました。

動画はこのコロナ禍での数年でかなりニーズもあり、進化がハンパなく高速です。

それに追いつくことができず、なんか、面倒くさくなってきて、「なんかもういいや」っていう気持ちにもなったのですが、2023年になってなんか新しいことをしたいと思っていたので、何度も気持ちを切り替えて、今回ご紹介する本と出会って、いまがあるわけです、はい。

 

目次と概要

こちらの本は大和出版より2022年9月30日に初版が出版されました。

著者は、学識サロン まぁ~さんです。

出版社の著者紹介にはこのように記載があります。

2019年6月より書籍解説チャンネル「学識サロン」をYouTubeで開始し、1年間で登録者10万人を達成。2022年9月現在、登録者53万人を超える人気チャンネルとなる。まったく顔出しをせずに動画投稿をしており、同様の手法で「歴史サロン(登録者16万人)」など、計8つのチャンネルの収益化に成功。今では企業のYouTubeチャンネルのコンサルティングや、YouTuber向けのオンラインサロン『学識サロン(顔出しせずにYouTube攻略)』を運営し、サロンメンバー240人、加えて登録者5万人以上のメンバーが60名以上在籍している。

https://daiwashuppan.com/book/b10018318.html

 

著者は「まぁ~」というヘンテコな名前でしたが、Amazonのレビューでかなり評価が高く、また、Youtubeの動画を観ても、登録者数53万人っていうのは、伊達じゃないみたいです。

ネットで目次をざっとみたのですが、まぁ~分かりやすく動画初心者のボクに初めてついていくことができそうな本でした。

いままでの本は途中で挫折、だって、1/3ぐらいで急に難しくなるんだもん。

で、その時見た目次は、こんな感じです。

目次

はじめに YouTubeという選択肢が、あなたの可能性を無限に広げる

第1章 “顔出しナシ”でも人気動画は作れる!
―人知れずYouTuberとして収益を得る究極の方法
01 個性や一芸がなくても、YouTubeで生き残れる?
02 自分を映さないメリットはこんなにある!
03 では、顔を出さない動画にはどういったものがある?

第2章 そもそも、動画投稿でどのように稼ぐ?
―広告以外にも、収入源はこんなにある
01 まずは収益化の基本を知ろう
02 なぜ、広告収入に今挑戦すべきと言えるのか?
03 広告で稼ぐうえで再生数よりも大切にしたいこと
04 実は多岐に渡る、YouTuberの収入源
COLUMN01 1ヶ月で収益化を果たした人が心がけていたこと

第3章 収益化を確実にするジャンル&コンセプトの見極め方
―掘り進めるべき金脈はこうして探し出す!
01 多くのYouTuberは道半ばも至らずに収益化を諦めている
02 稼ぐチャンネルは間口を「狭める」!
03 コンセプトを定めるべき絶対的理由
04 いずれ競合となる上位5チャンネルを分析する
05 どんな人も「ダイヤの原石」を1つは持っている!
COLUMN02 競合を分析してわかった、再生される動画のヒミツ

第4章 意外な盲点、視聴離脱されない動画はココが違う!
―顔は出さずに、創意工夫で引きつける
01 「バズる動画」&「ロングランの動画」で安定した収入を
02 数多のチャンネルに埋もれない動画を作るコツ
03 顔出しナシ動画の要となるシナリオの基本ルール
COLUMN03 チャンネルを育てる手がかりは、意外とすぐそばにある?

第5章 撮影ナシでも再生数は伸びる!
動画作成のテクニック
―今日から使える編集&サムネイルの基本
01 動画制作に必要なもの、そうでないもの
02 人気動画を形作る、必修の編集技術
03 再生回数に直結! 選ばれるサムネイルを作ろう
04 絶対にインストールしておくべき無料ソフト
05 VideoScribe活用のススメ
COLUMN04 「特化」することで、類を見ないチャンネルになる

第6章 いざ投稿! チャンネル作成&アップロードの最速手順
―視聴者の集まるチャンネルはコレができている!
01 いよいよ自分だけのチャンネルを作ってみよう
02 チャンネル設定で取りかかるべき項目
03 作成した動画をアップロードしてみよう
04 ユーザーがあなたの動画ばかりを見続ける裏ワザ
05 SNSとショート動画の実態
COLUMN05 広告で稼ぐプロが明かすネタ探しの視点

第7章 “顔出しナシ”YouTuberとして稼ぎ続けるコツ
―ここを押さえておけば、さらなるステップアップが望める
01 超重要! チェックすべきは「アナリティクス」
02 「よく再生されるチャンネル」へと体裁を整えよう
03 著作権に配慮した健全なチャンネルを目指そう
04 動画制作を日々の習慣とするために
05 複数のチャンネル運営で、さらなる収益獲得へ

おわりに  周囲にバレずにYouTuberとなり、人生が変わった話
巻末付録 サムネイルで使うと効果的なパワーワード
読者限定プレゼント
Special Thanks!

 

なんか、目次だけ見ても分かりやすく、全項目に興味が自然と湧いてきました。

この本の決め手であった「顔出しなし」っていうのは、第1章と7章こそ具体的に書いてありますが、それが主目的でなくても、第2、3、4、5、6章は一般的な動画スキルです。

なので、会社から急に動画で「顔出し」でPRすることを命令された方でも、分かりやすいと思います。

 

ちなみに、大和書房の本は、以前読んだことがありました。

 

同じ出版社とは思えないぐらい今回ご紹介する方は「硬派」な感じでした。

編集を担当している人が違うからか、著者の意向が違うからか、うーん、どうなんだろう。

  

強烈に印象的だった一文をあげると……

この本で1つだけ感銘を受けた文章をあげるとしたら、こちらです。

一度きりの人生、やりたいことをやらずに後悔だけはしないようにしましょう。

P241

 

本の最後の最後の「あとがき」を読んで、ボクはYoutubeをはじめることを決意し、そこから一度も揺るがずデビューすることができました。

「やりたいことをやらず」とありますが、これ、別にYoutubeをするかしないかという視点だけではなく、もっと視野を広げると、「やりたいなと思っているのにやっていない」人は、世の中には多くいると思います。

ボクもそうでした。

やらないことの理由なんて、いくらでも出てきて、例えばYoutubeだと、

・もし会社にバレたらどうしようか
・機材とかそんなものに費やすお金がない
・かなり時間をかけても埋もれてしまう
・いまさらヒカキンみたいになれない

まぁいろいろ出てきます。

で、やってみるとやってみたで、いろんなことが分かりました。

おっさんのボクは70歳で死ぬとして、

・残された時間はいままで生きてきた1/3ぐらいしか残っていない

ってこととか。

サラリーマンで働いていると、目先のことがついつい気になってしまい、また、コロナ禍もあり、ここ数日、数週間、数か月のことを考えるだけでもいっぱいいっぱいになってしまいます。

この本でその視点から、「逆算での考察」をするきっかけを得ました。

 

「定年になったら」とか「ゴールデンウィークになったら」とか、ついつい先延ばししてしまうのですが、毎日のわずかな時間こそが大切なんだと。

この考え方習得していたから、本業しつつ、副業しても、心身ともにバランスが崩れない状態を維持できているようにも思います。

 

では、ここでクエスチョンです

あなたはSNSをやめたほうがいいかもしれないかも、じゃあ、その判断基準はなんでしょう?

答えはP233にあります。

このページでは情報過多の現代社会において、どのように情報を扱えば良いかということについて記載があるとボクは受け止めています。

いや、でもね。

このページに書いてあること、最初は納得がいきませんでした。

正直、このページを読んで直後、ちょっとこの本が嫌いになったりもしました。

ですが、どうしてもこのページに書いてあることが頭から離れなくって、次の日にはハッとし、そして理解しました。

YoutubeでもTwitterでも、インスタでも、トータル利用時間をこのページに書いてある視点でどのように利用しているか、これはぜひみなさんにも考えてもらいたい問題だと思います。

特に、コロナ禍が収束しつつある今だからこそ、完全収束する前だからこそ、SNSとの付き合い方を考える指針となるはずです。

ボクはそうなりました。

別にYoutuberでデビューしなくても、SNSの利用方法は、今一度考えた方が良い気づきがこのページには満載でした。

キャリアコンサルタントとして、クライエントに情報提供できる要素の一つのようにも思います。

たぶん、SNSの利用方法がきっかけで悩んでいる人って、学生だけじゃなく、いっぱいいると思いますし。

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました