ゴールデンウィーク中ということもあり、じっくりと本を読みたいのと知識の整理をしたいなと思って、こちらの本を購入しました。
学科の対策本としては、本屋さんにはいろいろあったのですが、別の資格の勉強をしていた時に、翔泳社の教科書シリーズを使ったことがありました。
そこで、こちらの本をパラパラとめくると、「語呂合わせ」もあったので、即決。
暗記が苦手なボクにとっては、それがかなり重要でした。
またイラストも多く、さらに、赤いフィルム入り。
この付属のフィルムをページに乗せると赤文字が隠れて確認できるというのも他にはなかった魅力でした。
目次と概要
2021年3月17日に第2版が、翔泳社より発行された本です。
ざっとですが、この本の構成です。
目次
・試験情報
・学科試験対策の学習法
・キャリアコンサルタント試験に関するQ&A
第1章 キャリアコンサルティングの社会的意義
第2章 キャリアコンサルティングを行うために必要な知識
第3章 キャリアコンサルティングを行うために必要な技能
第4章 キャリアコンサルタントの倫理と行動
第5章 模擬問題(1回分)
第2章がかなりボリュームが多いです。
キャリアコンサルタント養成講座のテキストでも、この本の第2章に相当する部分は、非常にページ数が多いので、仕方ないところもあるのですが、消極的になりそうなところで、やはり語呂合わせとイラストが多くあるのが、「読もう」という気持ちになります。
著者は原田政樹さん
youtubeでキャリコンについて検索して観ていたら、たまたまゲスト登場していたのが原田政樹さんでした。
この動画を観て、著者のキャラクターについての良いイメージが先行し、「この人の本、読んでみたいな」という感じで、今回ご紹介する本にたどり着きました。
(ちなみに、著者の原田政樹さんですが、ボクと同い年でした。)
ちなみに、このYoutubeの「きゃりきゃりチャンネル」については、こちらで記事を書いています。
あと、原田さんが運営しているみんなで合格☆キャリアコンサルタント試験についてもかなりマメにチェックしています、はい。
強烈に印象的だった一文をあげると……
この本で1つだけ感銘を受けた文章をあげるとしたら、こちらです。
ですから養成講習が終わったら、たとえ養成講習の復習が不十分であっても、なるべく早めに過去問題を解きはじめることをおすすめしています。
Pxxxi
本の冒頭に書いてあったことです。
知識については、なかなか量が多いので、焦ってしまい、記憶に定着するのが難しいと感じていました。
どうすりゃいいんだろうと漠然と悩んていたときに、この本のここ部分。
過去問題から理解をするという形もありだなと思い、養成講習のWEB講座を一回終えたこともあり、この本で過去問から理解するように方向づけました。
では、ここでクエスチョンです
過去問はどのように解けば効率的でしょうか?
この答え、xxxiiに掲載されています。
確かに、ボクは第18回で受験予定なので、過去問としてみれば17回分となります。
それをどのように解くのが一番良いかというのは、考えておかないと、ちょっと効率が悪いかなというのは思っていたりもしました。
なので、ネットで調べたのですが、そもそも過去問は公開している3回分しか解かない人もいたり、養成講座でそのあたりの問題集が提供されていたり、人それぞれでして、考えがまとりませんでした。
その答えは、この本には書かれており、試験対策としてはとてもしっかりしているように思いました。
姿勢としては、しっかりとしたキャリアコンサルタントになること、それが大事なのはわかっているのですが、現実問題、受験生にしてみれば、
試験に合格するのがキャリコンの第一歩
であるということも間違いないとボクは思います。
それに、個人的な事情でいうと、ボクは、サラリーマン人生崩壊崩壊している現状、この試験に一発合格しないと、そもそも給付金として戻ってくる金額にも数万円の差が生じますし。
もちろん、この本や、著者の原田さんはそういう試験を全面にしているのではなく、キャリコンの知識習得に対する「効率性」に関するヒントを提供してくれるようにも感じました。