【参考書】「キャリアコンサルタント」で自立する方法

参考本
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「キャリアコンサルト」の概要は以前の記事で紹介した本で理解できました。

今回は、さらに、もう一歩踏み込んだ情報を知りたく、違う本からも情報収集をしました。ぜひ、みなさんにもご紹介したい本となりますので、お伝えします。

 

目次と概要

2020年6月10日に第1版が、合同フォレストより発行された本です。

目次

はじめに
第1章 国家資格キャリアコンサルタントとは
第2章 自立する準備方法
第3章 公共関連ビジネスへの展開法
第4章 セルフ・キャリアドック(企業領域キャリアコンサルタント)の展開法
第5章 現場で活躍するキャリアコンサルタント
第6章 キャリアコンサルタントとして活躍するには
おわりに

全6章構成で、それぞれの章には6~10ぐらいの子テーマがあります。

ボクは、キャリアコンサルタントを目指すまで聞いたことがなかったのですが「セルフ・キャリアドック」については、それだけに章を割り当てています。(第4章)

基本から過去に一度失敗していたこと、そして今後の政府の動向まで丁寧に説明がされており、一気に理解することができました。

 

著者は佐渡治彦(さどはるひこ)さん

著者は、「佐渡治彦」さん。

詳細は、次のホームページをご参照してください。

 

また、noteにも記事を掲載されており、とても参考になりました。

合わせてご参考にされると良いと思います。

できれば本を一読した後にnoteを読むと、補える部分や振り返ることができますので、ボクはそういう使い方をしています。

 

強烈に印象的だった一文をあげると……

この本で1つだけ感銘を受けた文章をあげるとしたら、こちらです。

ただ、企業外キャリアコンサルタントは、いわゆる、「寄り添い型」のキャリアコンサルティングに終始してはなりません。

P126

P126では、

 「寄り添い型」だけではなく、ときには「指示型」も

というサブタイトルで詳細が書かれています。

これ。これこそが、他の本をとは異なる本音の部分なんです。

キャリアコンサルタントの本には、基本に忠実なことが多く書かれており、それについてボクは否定しませんし、否定するものでもないと思っています。

しかし、その基本だけでは実務ではおそらく通じないだろうなという直感も実はありました。(キャリアコンサルタントの試験すら受けてないボクがいうのもなんですが……。)

でも、なんというか、キャリアコンサルタントになろうと決めてから、実際のボクの身の回りを冷静に観察すると、この違和感のようなものがずっとあったんです。

なんですが、キャリアコンサルタントの実務をした経験がなく、正直、分からないままでした。

でも、おかげさまで、ようやくこの本ですっきりすることができました。

 

もう少し掘り下げて知りたい方には、具体的には、「やはりそうか」という納得ができる内容がP125~P127に書いてありますので、とても参考になると思います。

キャリアコンサルタントになった先、そして、現実を理解して、基本をこれから養成講座で学んでいくという姿勢になれて、良かったと思っています。

この本を最初から丁寧に読んでいくと、おそらく、これは「守破離」でいう「破」にあたる部分がテーマになっているのかなと思いますが、いきなりそこから始めるのではなく、これをこの本の後半戦の第4章に持ってくるあたり、著者と編集者の構成力は実にすばらしいとも感じました。

 

では、ここでクエスチョンです

キャリアコンサルタントの男女比、どちらが多いでしょうか?

この答えですが、ボクにはちょっと意外でした。

正解ですが、

男女比は男性45.1%。女性54.9%と女性が多少多くなっています。

P39

でした。(本が書かれていた時点での情報です。)

コンサルタントは男性が多いイメージがあったので、女性が多いというのはちょっと意外でした。

この例もそうですが、P39からは、キャリアコンサルタントの市場について細かく分析してありました。

ボクは男性の40代でして、漠然とこの市場では、ブルーオーシャンになると思っていたのですが、あまり根拠めいたものはなく、逆に、この本で、裏付けができたことで、より自信を持つことができました。

 

佐渡さん、とても良い情報をありがとうございました!

キャリアコンサルトになったら、いつかお会いしたい先輩がまた増えました。

 

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