キャリアコンサルタントになる前と後で、
「これが使えそう」
と感じるスキルが異なります。
ボクの場合、「キャリア構成インタビュー」がそれにあたります。
あくまでも試験対策、でも、出ねーけど
サビカスといえば、次の3つを試験対策として覚えていました。
・職業的パーソナリティ
・キャリア適合性
・ライフテーマ
どれも、ちょっとイメージしにくくて、はっきりいって、他の理論より馴染むことがしにくかったです。
でも、試験に出るからしかたなく、丸暗記をしていました。
キャリコンサルタント養成講座では、上の3つに加えて、
キャリア構成インタビュー
というのを習って、実習したりもしましたが、なんか、受験生のときはイマイチ感がハンパなく感じたのでした。
カウンセリングとインタビューの違いは?
キャリコン養成講座では、ふだん、ロープレでカウンセリングの練習をしていたのですが、急に、インタビューを習ったもんで、ふと、疑問に感じました。
「あれ、カウンセリングとインタビューの違いってなんだ?」
それを、サビカスを習った授業のあと、先生に質問したのですが、煙に巻かれたような感じで、はっきりと教えてもらうことはできませんでした。
そういうこともあり、さらにサビカスの理論が嫌いになってしまったんだとも思います。
インタビューを使えると進めやすい
実務というか、サラリーマンをしていると日常性格で会話をすることが多かれ少なかれ、コロナ禍の今でもあります。
そんなとき、傾聴してても、話が進まない……というか、相手はクライエントではなく、お客様だったりするので、傾聴では話が進展しないことが多くあります。
そんなとき、インタビュー形式に切り替えることがあります。
その際に、役になったのが、サビカスのキャリア構成インタビューで習ったこと。
これは、本当に、いまでも役にやっています。
別に、お客様に、
「小さいころ好きな本なんでした?」
みたいなことは聴かないですけども、そういう姿勢で質問をすることがあります。
なので、どちらかというと、いわゆる「インタビュー」という形式を使うことになるのですが、テレビとかでよく見る「インタビュー」は、視聴者を意識しているので、それとは違う方法・観点になります。
「どういう方法、観点なの?」
というところが重要になりますが、それこそが、
サビカスのキャリア構成インタビュー
が基礎になるというのが、今回のお話でした。
キャリコンサルタントのテキストは、受験中に読むのと、合格後に読むのとでは全く違う受け止め方になるので、みなさんも、手元にあれば、もう一度、受験時代のテキストや参考図書を読むことをお勧めします。