キャリアコンサルタント養成講座を卒業して試験までの間、なんと卒業生を対象に補講があり、参加してきました。
ちなみに、キャリコン養成学校に通学した3か月の記録はこちらにまとめてあります。
さて、ボクの通っていた養成学校の卒業生限定で試験対策の補講がありました。
その第1回目は、論述対策でこちらにまとめています。
第1回目はオンラインでしたが、第2回目は面接対策講座で、通学として通ってきました。
養成講座のロープレとの違いが明確に
養成講座でもロープレがありました。
しかし、その時は受験団体のJCDAかCC協議会かどちらを受験するかなんて考えてもいなかったですし、授業で習ったことをするので精一杯。
しかし、今回は、どっちで申込したか(申し込む予定か)でチーム編成が分かれての実施となりました。
ボクの通っていたキャリコン養成学校では、JCDAでも協議会でもどちらでも対応していたので、その選択をしなければいけないのですが、ほぼJCDAを受験する(受験希望される)方がほとんどでした。
学科と実技のダブル合格率の差があって、JCDAの方が6%弱の差で高かったというのもやっぱりあるのかなぁなんて思っていたのですが、ボクが決めたのはCC協議会でして、こちらは少数派でした。
ロープレの会場スタイルが違った
いつもは、誰がCC役でスタートするかといった準備だけで、役が決まったらすぐにスタートだったのですが、今回は、まず、会場設営からちょっと違いました。
というのは、実際の面接会場に近いように、
イス、机、それぞれの距離
の設営から入りました。
これ、実際に座ると分かるのですが、CCとCL役の距離、かなり遠いんです。
ってことは、声が聴きにくい、もしくは届きにくいってことなんですね。
Zoomでは味わうことができないその空間を学ぶことができて、これは、本当に勉強になりました。
だって、Zoomだと、聞きにくければ、ボリュームを上げればいいんですから。
クライエント役がなんと!
クライエント役が有資格者、つまり先生でした。
すげー!
これも養成講座とは全く違います。
しかも、選択した受験団体の試験を受けた先生なので、しっかりと試験対策ができたのとアドバイスをいただきました。
しかもしかも、CC協議会を選んだのは少人数だったので、
クライエント役も先生だし、オブザーバーも先生
というミラクルな環境で試験対策をしてもらうことができました。
マンツーマンの1対1を超えた、マンツーツーマンって感じで1対2で生徒一人に対して二人のティーチングを受けた状態でした。
JCDAの受験希望者が多かったので、JCDAの方は、1対3だったりしたようで、なんか、お得だったように思います。
でも、お高いんでしょう?
たまにツイッターで聞かれるのですが、この補講のお値段。
これは、養成講座卒業生限定の講座で、その……無料なんです。
(まぁ、受講料に含まれているっていう考え方もできますが。)
じゃあ、今日みたいな生徒1に対して先生2のティーチングでみっちり(半日)だったら、いくらになるんだろうってちょっと考えてみたのですが、かなりの高額でしょうね。
ある意味に、値段が付けることができないような、プライスレスっていう感じかもしれません。
協議会での受験の基礎の基礎
思いっきり試験対策だなと思ったのは、みっちりと、協議会受験での基礎の基礎からみっちりと教わった点にあります。
具体的には「システマチックアプローチ」とはなんだってことです。
それを、試験のロープレ実演後に、アドバイスを受けながら、学びました。
でも、テキストに書いてあるんですよね、「システマチックアプローチ」って。
でさ、習ったんですよね、「システマチックアプローチ」って。
なんだけど、全然理解してないってことが良く理解できました。
そして、試験の採点における「システマチックアプローチ」ってどういうところを見られるのか、協議会の重要視しているところは実務の面談においてどういう進行なのか、これを身をもって教えてもらうことができました。
ただ、むずい。
むずいから、どんどん失敗して実践するしかないんだろうなって思っています。
基本的なことが疎かになっているってこういうことか
フィードバックで、いくつか基本的なことのアドバイスもらいました。
・そもそも、誰が話す場なのか?
・なんで、相談者はここに来たのか?
これって、カウンセリングの基礎なんですが、やっぱりできなくなってきたというか、「しなくなってきた」んだなって反省しました。
あるあるがあるある
それぞれのチームに分かれる前に、共有事項として、インストラクターの先生から、あるあるネタとして注意事項を3つ教えていただきました。
その中で、
「15分の面談がなぜながく感じてしまうか?」
というまさに自分が最近感じていたことについて通じた話があって、なるほどと感じました。
そして、今回は試験対策なので、具体的な長く感じないようにするテクニックも合わせて教えてもらったものの、やっぱり、ロープレだと意識して実行するのは、難しかったです。
チームに分かれた際には、協議会試験あるあるについても少し聞くことができて、参考になる一方、そのネタ、楽しかったです。