第24回の試験は、学科はちょっと難しく、論述は例年並みの出題分量と内容だったように思います。
特に学科試験は、解いてみたのですが、過去とは異なりちょっと難しかったと感じる方、多かったんじゃないかなあ。
さて、論文。
AIでの模範解答シリーズは結構好評だったので、今回もまとめてみました。
ちなみに、過去はこんな感じでまとめていました。
論述の模範解答は公開している場所は人によって、内容が結構異なりますので、このAIでの解説シリーズは主観ではないという意味では参考になると思います。
いままでのシリーズ同様、
「キャリコンの論述試験の模範解答はAIで簡単に分析できるし、タダだし、ほらこんな感じでね」
という内容でして、ボクが当時受験した試験団体はCC協議会なので、CC協議会で出題された論述についてまとめています。
今回は、
「AIがどうしてそのような答えを導き出すのかが知りたい!」
という要望が何件かあったので、それも実験的に入れてみました。
おまたせしました、模範解答です
さてさて、おまたせしました。
今回使ったのは「ChatGPT」です。
今回の解答例も、ネットでたくさん転がっているものよりは、かなり精度が高いと思います。
ただ、AIなので、人間がフォローしないと少しヘンテコな文章かもしれませんが、ボクの方で加工はせず、そのまま掲載しています。
「これがスバリ解答だ!」っていうことでは決してないので、参考程度にしてもらえればと思います。
このAIによる解答を活用したのに不合格だったとか、そういうのはなしでお願いしますね。
第24回「国家資格キャリアコンサルタント試験」論述の模範解答(AI編)
【設問1】(ChatGPTによる解説・解答分析)
相談者のZさんは、この面談で以下の懸念と質問を抱えているようです:
職業に関する不安:Zさんは、15年ぶりに働き始めたが、将来に向けて正社員を目指すべきか、それとも現在の職場でのパートタイム勤務を続けるべきかについて不安を抱いています。
正社員登用の試験:Zさんは、現在の職場で正社員登用の試験を受けたが、試験に合格する自信がなく、試験に合格できなかった場合の不安があります。
子供の教育費とサポート:子供の教育費やサポートについての財政的なプレッシャーがあり、これに対処するための方法についても検討しています。
ワークライフバランス:Zさんは、自分自身のライフスタイルや子供たちのサポートに時間を充てる必要があるため、柔軟な労働環境が重要であると述べています。
どう進むべきかの方針:最終的に、Zさんは将来への計画をたてる必要があり、そのための方針やアドバイスを求めています。
相談の焦点は、仕事と家庭のバランスをとりながら、将来の安定と子供のサポートをどのように達成するかに関連しています。アドバイザーは、これらの懸念と目標に対するアドバイスと方針を提供することが求められるでしょう。
【設問1】(ChatGPTによる<解答例>)
相談者は、仕事と家庭のバランスを取りつつ、正社員登用、子供の教育費、将来の方針についてアドバイスを求めています。
【設問2】(ChatGPTによる解説・解答分析)
キャリアコンサルタントが「正社員を目指した方がいいと思う反面、不安な点もあるのですね」と質問したのは、次のような意図が考えられます:
一層の情報収集:この質問を通じて、相談者のZさんの意向や不安について詳細な情報を得ることができます。Zさんの考えや感情を把握し、その後のアドバイスを調整するための材料を収集することが目的です。
サポートと説得:キャリアコンサルタントは、相談者が正社員を目指すことを支持し、そのメリットを強調したいと考えているかもしれません。しかし、同時にZさんの不安や懸念も理解し、それに対するサポートを提供するためのアプローチを考えている可能性があります。
意思確認:質問を通じて、Zさんの意思を確認し、正社員を目指す意欲や動機についてより深く理解しようとしているでしょう。このような確認は、進路決定において自己意識を高め、自己決定力を強化するのに役立ちます。
総じて、この質問はキャリアコンサルタントが相談者の立場や感情に共感し、個々のニーズに合わせたアドバイスを提供するためのコミュニケーションの一環として使用されたものと考えられます。
【設問2】(ChatGPTによる<解答例>)
キャリアコンサルタントの質問は、相談者のZさんの立場と感情を理解し、個別のアドバイスを提供するための情報収集とサポートの一環でした。
【設問3】(ChatGPTによる解説・解答分析)
①問題:
相談者であるZさんは、以下の具体的な問題について言動を通じて示唆しています:
15年ぶりの再就職と不安:Zさんは出産後、15年ぶりに働くことになり、その不安を感じています。ブランクが長いため、再就職ができるのか疑念がありますが、実際に働いてみると楽しいと感じています。
正社員への志向と不安:Zさんは正社員を目指す意向がありますが、正社員登用試験に合格できるか不安を抱いています。試験合格後の大変さや残業などにも懸念があります。
子供の教育費とサポート:子供の教育費に関する財政的プレッシャーがあり、中学受験や大学進学を支援する必要があることについて懸念を表明しています。
ワークライフバランスの重要性:Zさんは柔軟な労働環境で働き、家庭とのバランスをとりたいと述べており、バリバリ働くことには興味がないことを示唆しています。
不確実性と選択肢:Zさんは未来に対する不確実性を感じており、正社員として働くかどうか、また将来の進路についての選択肢に悩んでいます。
これらの問題は、Zさんの言動を通じて示されており、キャリアコンサルタントはこれらの懸念を理解し、具体的なアドバイスや解決策を提供する役割を果たす必要があります。
②その根拠:
相談者の問題についての根拠は、相談者の発言や言動から導き出すことができます。以下は根拠となる要点の具体的な例です:
15年ぶりの再就職不安:Zさんは「ブランクも長かったし、自分がまた働けるのかとても不安だった」と述べており、再就職に関する不安を示唆しています。
正社員志向と不安:Zさんは「正社員を目指した方がいいと思う反面、不安な点もあるのですね」と述べており、正社員への志向と不安を明確に示しています。
子供の教育費:Zさんは「これからますます教育費がかかることを考えると、もっと稼がないと…」と述べており、子供の教育費に関連したプレッシャーを示唆しています。
ワークライフバランスの重要性:Zさんは「もともとそんなにバリバリ働くタイプではない」と述べ、ワークライフバランスを大切にしたいという考えを示しています。
将来の選択肢不明確:Zさんは「やらなければいけないことが多すぎて、どうしたらいいかわからない」と述べ、将来の選択肢についての不明確さを示唆しています。
これらの根拠は、相談者自身の言葉や感情表現を通じて、彼女の問題や懸念がどのように形成されているかを示しています。キャリアコンサルタントはこれらの根拠を基に、具体的なアドバイスとサポートを提供することが求められます。
【設問3】(ChatGPTによる<解答例>)
①問題:
15年ぶりの再就職不安、正社員志向と不安、子供の教育費、ワークライフバランス、将来の選択肢不明確、という5つの主要課題です。キャリアコンサルタントはこれらの懸念を理解し、適切なアドバイスと解決策を提供する必要があります。
②その根拠:
相談者Zさんの問題は、再就職の不安、正社員への志向と不安、子供の教育費へのプレッシャー、ワークライフバランスの重要性、将来の選択肢の不明確さという5つの主要な課題です。これらの問題は、Zさん自身の言葉や感情表現を通じて示唆されており、キャリアコンサルタントはこれらの根拠をもとに、個別のアドバイスや解決策を提供する役割を果たす必要があります。
【設問4】(ChatGPTによる解説・解答分析)
相談者Zさんの問題点と根拠に基づいて、キャリアコンサルティングを進める方針は以下のように考えられます:
再就職不安の克服:
Zさんの再就職不安を軽減し、自信を持たせることが重要です。これには、職歴やスキルの再評価、研修や資格取得のサポートが含まれます。
正社員登用に向けた準備:
正社員登用を目指す場合、試験対策と面接準備が必要です。志向と不安を踏まえ、個別のトレーニングプランを作成します。
財政的なプランニング:
子供の教育費に対処するため、予算立案や資産管理を支援します。奨学金や教育助成金の選択肢も検討します。
ワークライフバランスの確保:
Zさんの希望に合った柔軟な労働環境を見つけ、ワークライフバランスを重視します。時間管理やストレス管理のツールを提供します。
将来の選択肢の明確化:
Zさんが将来の進路について明確なビジョンを持つために、キャリアゴール設定とキャリアプランニングをサポートします。
キャリアコンサルティングは、Zさんのニーズと状況に合わせた個別のアクションプランを策定し、彼女が自分の目標を達成するために必要なサポートとリソースを提供することに焦点を当てます。これにより、Zさんが将来に向けてより自信を持って進む手助けを行います。
【設問4】(ChatGPTによる<解答例>)
相談者Zさんの課題に対処するためのキャリアコンサルティング方針は多岐にわたります。再就職不安に対して、スキルの再評価や研修を提供し、自信を高めるサポートを行います。正社員登用に向けては試験対策や面接準備を提供し、志向と不安を軽減します。子供の教育費に対処するため、財政的なプランニングや教育支援の選択肢を探ります。ワークライフバランスの確保を支援し、柔軟な労働環境を見つける方法を検討します。将来の選択肢を明確にするために、キャリアゴール設定とキャリアプランニングを行い、Zさんが自身の目標を達成するために必要なステップを設定します。キャリアコンサルティングは、Zさんの個別のニーズと状況に合わせたアクションプランを策定し、彼女が自信を持って将来に向かう手助けを提供します。
すげー、AIなのにちゃんと解説までしてくれるなんて!
文章をもうちょっと整えたら百点満点の解答になるんじゃないかな。
「アクションプラン」なんて、普通出てこないよ、すごいぞ、AI!
今回は、解説も加えたので、解答例作成含めての所要時間はたったの20分。
他でも模範解答を掲載されているところがあると思いますが、良かったらそこと見比べて自分なりの解答を作ってみてください。
最後に、ロープレの個別指導サービスをココナラではじめましたので、よかったらご利用ください。