今回の記事、結論から言うと、
「キャリコンの論述試験の模範解答はAIで簡単に分析できるし、タダだし、ほらこんな感じでね」
という内容です。
ボクが当時受験した試験団体はCC協議会なので、CC協議会で出題された論述についてまとめています。
別にJCDAでも良かったんですが、自分が受験していない団体だと、AIの解答がどの程度のもんかの判断がちょっとつきにくいかなと思いまして。
もはや論述試験の対策はAI時代!?
さて、論述試験についての模範解答を知りたいという方がわりと多くいます。
ボク自身も、受験生当時、この解答が公開されていないこの論述試験については相当迷いましたから、その気持ち、分かります。
当時、ネットでいろんなところから集めまくりました。
有料のNoteとか、本とか、まぁ、いろいろ手を出しましたさ。
ただ、時代の流れは早くで、いまやもう模範解答はAIで簡単に分析できちゃいます。
しかも、0円です。
AIに仕事が取られてしまうっていうのは、こういうことなんだと思います。
例えば、キャリアコンサルタント試験の論述添削サービスっていうのがココナラとかにありますが、AIに添削してもらえば済むっていう話になっちゃうんだもん。
ってことで、まずはそのことをAIに聞いてみましょう。
論述の添削サービスはなくなるか?
論述の添削サービスはAIに仕事を取られる?
論述の添削サービスがAIによって取られる仕事になるかどうかは、いくつかの要因によって異なります。
まず、論述の添削サービスには、AIが完全に代替することができない人間の能力が必要です。例えば、文法やスタイルの問題を修正することはできますが、論理的な構造や論点の適切な展開、文脈や読者のニーズに応じた表現方法などは、人間の洞察力や判断力が必要です。そのため、AIが完全に人間を代替することは難しいとされています。
しかしながら、AIの技術は進歩しており、自然言語処理技術や機械学習技術を駆使して、人間に近い論述の添削が可能になってきています。特に、文法やスペルミスの修正などの基本的な作業は、AIが高い精度で処理できるようになっています。
また、論述の添削サービスには、高度な専門知識が必要な場合もあります。例えば、医学論文の添削や、法律文書の添削などは、専門家の知識や経験が必要不可欠です。このような場合、AIが完全に代替することはできません。
以上を考慮すると、論述の添削サービスがAIによって完全に取られる仕事になる可能性は低いと考えられます。一方で、AIによって一部の作業が自動化されることで、より効率的かつ正確なサービスを提供することが可能になるという可能性もあります。」
こっわ。
これ、AIが回答しているんですよ?
うぐぐ。
AIに仕事を取られるか論
でもまぁ、まだまだAIの分析って難しかったり面倒だったりするので、AIに仕事が取られるにしても、もうちょっと先のことになるようにも。
事情が違うのは、学生。
学生は、今回の記事で紹介する「ChatGPT」ぐらいだったらおそらく簡単に使いこなせると思います。
ボクが学生だったら、SNSかYoutubeでサクッと調べて、卒業論文作るのに、メッチャ使いますもん。
はじめは苦労するだろうけど、卒業する為に、まぁ、必死に覚えますね。
だから、学生のキャリア支援からキャリアコンサルタントの関わり方が大きく変わってくると思います。
あるいは、人に相談するのって、やっぱり気持ち的に大きな壁があるので、AIに聞いてみてるっていうのがはじめの一歩になっていくのかなぁ。
おまたせしました、模範解答です
さてさて、おまたせしました。
今回使ったのは「ChatGPT – OpenAI」。
ボクはあまり詳しくないのですが、めちゃめちゃ有名みたいです。
Yahooニュースとかにもたまに載っているし。
今回の解答例は、ネットでたくさん転がっているものよりは、かなり精度が高いと思います。
ただ、やっぱりAIなので、人間がフォローしないと少しヘンテコな文章かもしれませんね。
今回は、ボクの方で加工はせず、そのまま掲載しています。
「これがスバリ解答だ!」っていうことでは決してないので、参考程度にしてもらえればと思います。
このAIによる解答を活用したのに不合格だったとか、そういうのはなしでお願いします。
第22回「国家資格キャリアコンサルタント試験」論述の模範解答(AI編)
【設問1】(ChatGPTによる解答例)
相談者は大学4年生で、来年度から所属する研究室を決めなければならず、大学院進学も検討している。しかし、自分のやりたいことや将来の進路について迷っており、どうしたらいいかわからない。
【設問2】(ChatGPTによる解答例)
この質問の意図は、相談者の将来についての希望や目標を把握することです。相談者の将来の希望や目標が明確であれば、それに基づいたアドバイスや提言を行うことができます。
【設問3】(ChatGPTによる解答例)
①問題:
自分に何が向いているのかや、何がやりたいのかわからなくなってしまったことです。相談者は大学院進学を考えていて、元々希望していた大学の大学院に行きたいという思いも持っていますが、就職も気になっています。
②その根拠:
調べれば調べるほど自分に何が向いているのかわからなくなってしまったことや、就職についても気になっていることです。また、他の人はどうやって決めているのかと思っていることから、自分が遅れていると感じている様子も見受けられます。
【設問4】(ChatGPTによる解答例)
相談者が自己理解を深めることが重要です。まずは、相談者自身がどのようなことに興味を持ち、どのようなスキルを持っているかを振り返ることが必要です。また、将来の希望や目標を明確にすることが重要です。それに加えて、業界や職種についての情報収集やインターンシップなどの体験を通じて、実際にその仕事が自分に合っているかどうかを確かめることも必要です。最終的には、将来のキャリアについて具体的なアクションプランを立て、その実現に向けて行動することが大切です。
さて、いかがでしたでしょうか?
設問4で「自己理解」が出てくるの、なんかすごくないですか?
精度を上げるために、途中で、AIに「もう少し具体的に教えて」とか聞き直した結果の解答例です。
解答例作成にあたっての所要時間はたったの10分。
AIって、すごいなぁ。
今回の記事の作成にあたっての所要時間は60分。
ボクって、すごくないなぁ。
キャリアコンサルタントはAIと競合するのではなく、AIを使いこなせないといけないのかもしれませんねっていうお話でした。