キャリアコンサルタント試験は、学科、論述、面接の3つで構成されています。
この3つの内の2つ、学科と論述は筆記試験で行われるのですが、その問題と解答用紙は試験開始前に配布されます。
問題はもちろん試験開始までめくってはいけないのですが、目を凝らすと、うっすらと文字が見えてきます。
どれぐらい透視ができるかは、いままでの努力次第……か?
試験開始までは、じっと待機します。
何もやることがないので、ふと周りを見渡したのですが、ほとんどの人が問題用紙を凝視していることに気が付きました。
そう、問題文がうっすら見えないか、透視にチャレンジしているのです。(たぶん)
ボクも、うすうすは気が付いていたのですが、自分の机の上に置いてある問題冊子をよく見ると、うっすらと文字が見えてきました。
学科の透視はムリ
学科については、文字が重なっている部分が、裏表のページの大体同じ場所なので、読み取ることはできませんでした。
それでも、試験開始までの数分は本当にやることがないので、どうにか透視ができないかをチャレンジするものの、さすがにこのあたりは国家試験だけあって、難しかったです。
そもそも、問題文として「最も適しているもの」か「誤っているもの」かの、正解探しか間違い探しか分からないんで、一部を透視して読み解く必要もないのかなといまは感じています。
論述はそこそこいける
その一方で論述は、問題冊子のページ数が少ないこともあり、学科と比べると、よりうっすらと問題文が見えるように感じました。
ただ、これは、席に依存するところが多く、ライトや日光の入り方で、明るい机だとさらに透視することができやすいように思います。
一方で、廊下よりだと、そもそも暗い席になるので、透視力が落ちるようにも思います。
できるかできないか、環境次第ですが、もし、少しでもあぶり出しとして透視できたのであれば、ただえさえ時間が短い論述試験は有利に働くでしょう。
ただ、部分的な透視ができたとしても、それが先入観として機能することもありますし、ボクのように問題出題パターンが従来の過去問と少しでも異なると、その先入観がマイナス方向に働く可能性もあります。(模擬試験で、痛い目に遭いましたし。)
実際は透視はできず、心でブツブツつぶやいた
ボクの座っていた席は廊下側の窓のないところだったので、蛍光灯の直下でもなかったので、透視は難しかったです。
なので、試験開始までの待機時間は、覚えきれなかった用語や論述のフレームワークを何度も頭でイメージして、心でつぶやいで、試験開始になったところで、すぐに余白、書いてから問題を解き出すという感じでした。
それに、もし、透視ができるんだったら、他の物を透視したいですし。ぐひひ。