キャリコン養成講座は修了したのですが、試験前に個別で指導を受けさせていただいています。
今日も懐かしの通学していた校舎に伺ってきました。
本日はJCDAの面接当日あるいは前日ということもあり、面接の練習に来ている方が大勢いて、来週受験組のボクは、その間に無理に入れてもらいました。
同じくCC協議会の試験を受ける方が一緒で、生徒2に対して先生1でのレッスンを受けてきました。
今回も試験当日の衣装を着て、実際の試験と同じようにロープレをしてきました。
これが噂の面接部屋
今回は教室の一角ではなく、噂の「面接部屋」で練習をさせていただきました。
ドラゴンボールでいう「精神と時の部屋」みたいなところで、個室の扉も閉めた状態にできる受験会場の面接室さながらの部屋。
いままでは教室に合同練習だったので、周りの声がどうしても雑音として入ってしまい、相手の声が聞き取りにくいこともありました。
しかし、今回は、完全密室状態。
試験直前に、どれぐらいの声で話せば良いのかの確認が出来ました。
また、前回の練習で、ちょこっと教えてもらったのですが、
「冒頭で、相手に声の大きさの確認ぐらいの余裕はあった方がいいかも」
というアドバイスを受けて、そのまま面接開始時に、声のボリュームの確認もできました。
アクリル板があったりして、声の通りについては、きっとこんな感じなんだろうなって合わせて確認できたのも参加した甲斐があったもんです。
「胸を開く」姿勢を体得できた
以前、対面でのキャリアコンサルタントの姿勢についてアドバイスをもらっていました。
「胸を開く」
ということで教えてもらったのですが、今回は、もう少し分かりやすい例えで、再度、説明を受けました。
「クライエントにとってのストライクゾーンを広げる」
ってことなんですが、まぁ、これは対面的口伝というか、一子相伝っぽく、文章にするのはちょっと難しくて、その場で、体得するしかないかなと思って、ようやく、それを完成形にすることができました。
この北斗神拳のような技術ですが、キャリアコンサルタントとしてだけではなく、相手の話を聞くとき、傾聴する時に使うと、ぐぐぐっと相手の距離が近くなります。
日常生活でも訓練してきただけに、褒められ、お墨付きをもらえてとてもうれしかったです。
「自分の型」が完成しつつある
面接の練習が終わって、フィードバックをいただいたのですが、
「自分の型が出来てきてますね」
ということを言われました。そのあとに、具体的な「型」のことを言われ、褒めていただくことができました。
えーっと、今回はうれしかったのですが、実は、このフレーズは他の先生からロープレのフィードバックで言われて傷ついたことがあるセリフだったんですね。
その時の方には、「基本に忠実に習ったことをやってみてください」という意味合いだったと思うので、まぁ、それはそれで正しいようにもいまにしてみると思えるんですけどね。
ただ、困ったのが、「具体的な型」を指摘してもらえなかったので、ロープレでやった全て、全否定をされたとしか受け止めざるを得なかったんです。
ボクが今日言われてうれしかったのは、
自分らしさの出ているカウンセリングが出来ている
ということです。
もはや試験の合否を超えてのフィードバックだったんですが、実務になっても通用できる基本をしっかりと学び、教わり、自分のものにできたのはとても自信につながりました。
亀仙流奥義の書
最後に、先生から1枚のプリントをもらいました。
JCDAとCC協議会との違いを超えた「キャリアコンサルタントとしての心構え」でもあり、キラーフレーズというか、問いかけの極意の書でした。
以前、1つだけ教えてもらったことがあったのですが、それを含めて全部で5つありました。
「試験が終わったら、この書を元にさらに励みなさい」
ということだったのかな。
あんまりはっきりと教えてくれなかった先生ですが、ここまではっきり書かれているものをいただけたということは……。
今回で卒業!
来週の土曜日は面接試験当日ということもあり、今回で受験生として教えてもらうことは終了となりました。
それにしても、自信喪失して、キャリコンの受験もやめようかと思っていたあの時から良く持ちこたえたとビックリしています。
逆にいうと、そこから復活できたってことは、この先生からキャリアコンサルタントを受けていたようにも思います。
この1か月のブログを読み返しても分かるのですが、最終的には自律的に考えて行動できるようになったこと、それが維持できたことを自信にして、これからもキャリアコンサルタントとしてがんばっていきたいと思います。(まだ面接試験が残っているので、受験の途中だけども。)