「両立支援コーディネーター」の勉強の第一歩。
いろいろな資料やテキストが送られてきましたが、
・一番薄くて
・マンガ
ということで、まずは、
治療と仕事の両立支援~社長 サラリーマン金太郎 編~
の冊子から勉強することにしました。
両面カラーでたった4枚ですから、第一歩としてはいい感じです。
ちなみに、この資料は、こちらに公開されていますので、ご参考にどうぞ。
こんなストーリー(あるあるネタっぽい)
「中小企業に勤める社員がある日ガンになり、いろいろ悩み、社長自らがその危機を乗り越える」
っていう王道なストーリーです。
全5話の構成であっという間にハッピーエンドみたいな結末へ。
社長自らであり、それがサラリーマン金太郎っていうあたり、マンガのキャラを知っていると入りやすいのですが、20代の方は、「は?」って感じになってしまうかもしれません。
サラリーマン金太郎だから出来ることであり、サラリーマン金太郎の部下だから受け入れることができるという感じは確かにしました。
マンガだけど、統計情報から話は深刻にならない程度に
所々ですが、統計情報から、患者の本音が出てきます。
「がん告知を受けたら患者はどういったことに悩むか」はかなり具体的にありましたし、「がんになったらどれぐらいの割合が離職するか」っていうのも現実問題として突き付けられます。
統計情報はコロナ禍の前だったので、いまはもっと深刻にその数も増えているようにも感じました。
意外なスタート、それは酷だよなぁ
冊子の最後のページにありますが、
「事業場における治療と仕事の両立支援は、支援を必要とする労働者が企業に「申し出」するところから始まります」
マンガであれば、「がん告知された後に患者がしなければいけないこと」となりますが、これって、かなり酷だなぁと感じました。
完全にマンガにハマってしまって、感情移入したボクの意見なので、「そんなのあたりまえ」っていう人もいるかもしれません。
しかし、マンガにあるように、がんを告知された人はそれをそのまま会社や仲間に言えるのかっていう問題はあり、ここにおいては支援者がいないと厳しいのかなとも感じました。
だから、両立支援コーディネーターが必要なのかなとも思いましたので、勉強のスタートとしては、この冊子から踏み出したのがなかなかよかったようです。
この冊子の最後には、「この資料をご活用ください」というのがあって、それがそのまま送られてきた資料にありましたので、次は、それを勉強すればいいんだなっていう方針も立てることができましたし。