国家資格キャリアコンサルタント試験(第18回)を実際に受験し、合格したことを活かして、実況中継風に(ラジオ風に)、
・元受験生が実際、どのように答えを絞ったか
・元受験生が実際、どのように間違ったか
をまとめていきます。
なので、ちゃんとした解説を希望する方は、後ほど公開されるであろう「みん合」のサイトをご参考に。
第11問~第20問
問11 (ふつう) 【②× →④】
うー。
これは1と4はないなと思いました。
1は「ほとんど」、4は「常に」っていうのが限定しすぎかなって。
3もなし。
だから、2を選んだら、間違ってた。うぐぐ。
まぁ、正解を知ったら4のような気もするんですが、「常に臨機応変」っていうのは、ボクは違うような気がしています。
あ、もちろん、試験問題としてはこれが正解だということは理解してのことですよ。
2については、ロープレのときにアドバイスいただいたことがあって、「自分が確認したいと思ったことを逃すな」ってのがさ、あったんだもん。
ただ、問題文をよく読むとさ、
「しっかり耳を傾け、」ってのがあるじゃない。
その文章が、次の文章に掛かっているとした場合は、まぁ、×だわな。
だってさ、相手の話を聴いておきながら、自分が聴きたいことだけを聞いちゃうんだったさ、「耳を傾ける」意味は「キャリコンの為」にしていることになっちゃうもん。
ちくしょー、良い問題作りやがって。
問12 (スゲーかんたん) 【①◎】
2と3は違いますね、うん。
で、4は「限られる」っていうのがどうもうさんくさい。
ってことで、1が答えからと思って、読んでみるとそれっぽい。
これは、1番目が正解だったりしたので、そこで、即決できる問題だったみたい。
問13 (かんたん) 【④◎】
これは、サービス問題かな。
1は業務独占なわけないので、ちがうよね。
2はちょっと迷ったから保留。
3は「信念」っていうのはちょっとないかな。
4は、まぁ、過去問にもあったかなっていうんで、4を選択。
で、あらためて、2に戻ると、会社でさ、認めた資格が、厚生労働大臣が認定しちゃったら、それはいくらなんでもダメでしょ。
っていうかありえない。
なので、すんなり4に行きついたのでした。
問14 (ムズい) 【③◎】
おいおい、平成30年の資料って、そりゃないんじゃないの?
って思ったりしない? え、ボクだけ?
え、でもさ、平成30年っていえば、
「おっさんずラブ」
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
だよ。
その当時のクイズがさ、令和の時代に出たら、答えられなくても仕方ないじゃん。
と、受験生のみんなの気持ちを代弁したくなったけど、先に進めますね。
これは、
「うーん」
ってうなった問題。
結論から言うと、正解だったけど、ちょっと迷った。
2と4はね、まぁ、△というか、たぶん、正しいこと言ってるんだろうなって思うけど、1なんかは、もう分からないよ。
3は平日開催っていうのが、一番ヘンかなって思って、それにしたら、正解でした。
これ、難しいよね。
だって、「いま」じゃないんだよ。
「平成30年の時代背景」を考慮して、どれが正しいかっていう感じで、ボクは深読みしちゃった。
そうなんだよなぁ、引用資料がかなり前のものだと、その時代背景を考慮しちゃうから、ボクは問題を解くのに、かなり時間をかけちゃうんだけども、常識から考えると、すんなり3に絞れた人の方が多いのかも。
なので、3を一発で選んだ方、あなたは素直な方です、そう意味でもおめでとうございます!
問15 (むずい) 【④◎】
うー、1と2はちょっと違うかなってさ、感覚的にだけど。
そもそも、1は「ほとんど」変わらないのが7割ってのは、多いわな。
2は「自信がある」ってことは、その知識が身についているのが働いている誰しもってことになるんだけど、それはムリがあるじゃん。
だって、「周囲」っていうのがあるんだけど、正社員にとってみれば、正社員以外を指して、正社員以外だと正社員のことを言いたいんだろうけど、問題は「いずれとも」ってあるから、じゃあ、「周囲」って誰をさすの?ってことになるし、自分の身の回りを考えると、ちょっと矛盾する文章だったりすんよね。
でね、そもそも、この選択肢は、
1と3が似たパターンで、2と4が似たパターン
になってるでしょ。
そうすると、じゃあどっちのパターンを選ぶかってことになるんだけど、「最も」っていうのは限定しすぎかなぁって。
「ほとんど」っていう方が、やわらかい。
しかも、この設問では、「最も適切なもの」ではなく「適切なもの」を選ぶようになっているでしょ?
ってことは、確実に言える方を採用した方がいいに決まってる。
そんときに、「最も」って言いきっているのか、「ほとんど」をぼやかしているかのどっちを選ぶか。
もう、受験テクニックだけどさ、過去問をたくさん解いていると、設問に「最も」が含まれている場合、選択肢に「最も」がないのが解答パターンとして多いんだよね。
でも、考えれば考えるほど、難しい気もするなぁ。
しかも、自分の身の回りのことを考えると、不正解の選択肢でもさ、なんかあるんだもん。
ま、試験だから、そういう個人的な環境を背景に選んじゃダメなんだろうけどさ。
問16 (激ムズ) 【②◎】
これは、人事のお仕事をしている人にめっちゃ有利な問題じゃん。
あと、簿記の資格を持っている人も有利だよね。
じゃなくても、
福利厚生の「福利」は「幸福と利益」
ってことを知っていれば絞り込みできるかも。
いや、そうだとしても、知っているか知っていないを問う感じかなぁ。
みんなにとっての「幸福と利益」を指しているのは?
って考えると、住宅ローンはちと違うなって感覚で、2を選んだけど、マグレだと思うよ。
だから、できなくても気にしなくていいんじゃないかな。
ボクは、正解したけど、あまり納得感ないしさ。
問17 (ややムズ) 【②× →③】
「高度プロフェッショナル」はたまに過去問に出てきたような気が。
違っていたらごめん。
1は「過半数」ってのが違うし、3は「のみ」っていうのが違うっぽい。
そうすると、2か4だけど、4の2000万円っていうのも、なんか違っていたような。
で、2を選んだけど、間違ってた、とほほ。
ま、考えてみると、深夜労働割り増しっていうのは、管理職だったと思うけど、違うことを混ぜ込んだ出題だったんだね。
これは、捨て問題でいいんじゃないかな。
そもそも、キャリコンを目指す人って、「高度プロフェッショナル制度」が適用されている人っているのかなぁ。
もしくは、クライエントで「高度プロフェッショナル」な人が相談に来る割合ってそんなに高いのかなぁ。
あえて、出題するんだから、これを出題した意図が知りたいよ、ボクはさ。
問18 (スゲーかんたん) 【②◎】
これは、一発で2が違うって分かりました。
なぜなら、厚生労働省が関わるんで。
経済産業省が関わる資格なら、お金のところは出題されるんだろうけどさ。
それにさ、もし、資格取得の報奨金について、口出しするなら、
キャリアコンサルタントの受験料を自腹
で払っている人はもっと少ないと思うし。
問19 (ややムズ) 【④◎】
資料は令和2年だから、いいんだけれども、2040年のことを聞かれても困るよなぁってのが、正直な感想。
なんとなく、1と2は違うだろうなって思うけど、3と4で迷うところかな。
ボクも3と4でかなり迷ったもん。
高齢化で、医療・福祉の必要性が高い中、その分野の就業者数の落ち込みが大きいっていうのは、ちょっとありえないかなと思って、4を選んだら、正解。
3は判断が難しいけど、「維持している」っていうのが、たぶん、違うんじゃないかなと思って、選択から外した。
だってさ、日本の人口が減少し、少子化による減少、高齢化の増加っていうことを考えると、いろいろと数が動く中、「維持」できるっていうのは考えらないでしょ?
そんな感じで選んだけど、まぁ、難しいよね。
問20 (ふつう) 【③◎】
用語の説明だから、知っているかどうかっていうだけの問題だけど、迷うよね。
ざっと見ると、3が違うのは、過去問をたくさんやっている人は直感で絞り込みができたんじゃないかな。
……ということで、問11~問20までまとめました。
うわわ、結構、しんどいぞ、このシリーズ。
続いて問21から30はこちらをどうぞ。