両立支援コーディネーター基礎研修に当選し、動画研修の3回目。
前回まではこんな感じで授業を受けました。
3回目の動画研修は「産業保健について」です。
お勧め度:★★★☆☆
1回目と2回目は男性の方が講師でしたが、今回ははじめて女性の講師です。
あれ……。
冒頭のガイダンスですが、首元のごっついブローチがすごく……気になって……しまいました。
(これは動画を見た人しか分からないネタですみません。でも、カブトムシサイズというか、なんかすごいんだもん。)
ただ、ガイダンスが終わるとすぐにスライドが画面共有されて講師の方は表示されなかったんで、あまり関係なかったですけど。
まず、最初に感想です。
今回は分かりにくい。
ひたすらわかりにくかった回でした。
その証拠に、章末問題は全2問中全部間違い。
解説読めば理解できるのですが、どうしてもあることが気になってしまって、授業に集中できなかったからだと思います。
これはつらい。この進め方はつらすぎた
そうなんです、実は講義中、説明がどんどん先送りされることが多かったんです。
「〇〇と資料にありますが、これは後ほど説明します」
の多いこと多いこと。
少しだけでも説明してくれないと、気になって仕方ないです。
その結果、第1回と第2回の授業とは全く異なって、章ごとに1つ1つ理解して先にすすめることができませんでした。
1つの章が終わると、さっきの「後ほど説明するっていつあるんだろう」というモヤモヤした気持ちが消えずに次の章に入るので、ごめんなさい、勉強していてイライラしてきました。
おそらくは産業保険に関する知識がある程度備わっている人向けなのかもしれません。
最終的には60分の動画を見て、もう1周。
2回目は倍速で再生しましたが、60分+30分の90分に時間を要してしまいました。
時間的に日をまたいで2回目を観たので、内容がなんかあやふやになり、結局、1回目にメモしていたテキストを読み直して、理解することに。
もったいない! もうそれに尽きる
今回の大きな柱は3つです。
1.産業保健の基本的枠組み
2.産業保健の体制・役割
3.産業保健活動の実際
こうしてテキストだけを振り返ると、「産業保健」の概要がとても分かりやすい。
ただ、ここに行く着くまでには、
倍速出来ない状態で通して1回 → 2倍速で2回目の視聴 → テキストのみで再復習
と3度手間かかっていたし、日数も3日かかってしまいました。
知識はきちんと身に付きました。
ただ、時間効果を考えると、非常に効率が悪いこと悪いこと。
コーディネーターとして気を付けないといけないテンコ盛り
産業医の見解、従業員の見解と希望。
そういったことを理解した上で、どこまで支援に回るかといったことが分かりました。
ポイントとしては、「産業医」ではなく「産業保健」として全体を見渡したことが、大きな一歩だと感じています。
3回目の動画で、分かったキャリコンだけの危険性
3つの動画を観たのですが、キャリアコンサルタントだけでは、かなり力不足、勉強不足だと痛感しました。
逆にいうと、これまで3つの動画を観て、この研修を受けていない人とボクとの差というか、そういったものを感じました。
これまでの研修は、おそらくは基礎レベルだと思います。
ただ、うわべっつらの状態ですが、キャリアコンサルタントの養成講座でも習ったし、試験勉強として学んだ知識もいくつかありました。
それらは断片的なものだということが、この研修を通して、まだ3回ですが、分かりました。
ここでそれたの知識が紐づいたようなものですし、実務というか、両立支援をする上では、キャリアコンサルタントの資格を取っただけでは、知識不足だということを感じた次第です。
これは、かなりショックでした。
いままでの知識は所詮はキャリコンの試験勉強のためにだけあって、この研修では、実践にいかすべく知識の習得なのかなと思います。
会社員ならここは押さえるべき
もう一つ、今回の学習を受けた良かったのは、現役サラリーマンという立場で、現実的にどこまでがアウトかセーフか、はたまたグレーゾーンなのかということが自分の環境で理解することができました。
そういう学習経験があると、例えば、自分がコーディネーターになった場合、支援者の就業規則を参考にしないといけない時にそこから学習スタートにはなりません。
ベースとなる基礎知識を現実のリアルなものがあると、理解が著しく深まりますもん。
その一方で、違う立場(事業場や産業医)の見方、視点での学習が今回はあって、立場が異なると、アウトなことやグレーなことについての危険性をより理解することもできました。
それだけに、今回の講義の進め方はとーってももったいないと感じたんです。