【教えて、やすみん!(セミナー参加報告)】「CLの世界に入るワーク」体験会

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カウンセリング初心者向けのワーク。

クライエントの世界に入るワーク、この体験会に参加してきました。

今回のファシリテーターは「やすみん」さん。

ボクは以前、やすみんさんの「自己理解ワーク」に参加したことがあり、今回、お会いするのは2回目となります。

キャリコンの受験勉強が終わってから、今まで参加していたのは一方向のオンラインセミナーだったので、双方向でのイベントは久しぶり。

楽しみなんだけど、なんか緊張。

 

今回のイベントは「CLの世界」へようこそ

今回は、カウンセリング初心者向けのイベントでした。

ボクは、キャリアコンサルタント試験の合格発表待ちですので、参加したい気持ちはあったのですが、他の方のおじゃまになっても良くないかなと思いまして、事前に参加しても大丈夫かを確認。

結果、「大丈夫」ということで、喜びながらの参加の運びとなりました。

イベントの概要は、ホームページから引用しますとこんな感じです。


カウンセリングが効果的に機能するためにはまずクライエントの世界でCLを理解する必要があります。
まず、その方のお困りごとの状況を理解しその状況でどんなお気持ちなのかを理解しないと一緒に問題を解決することはできません。
そのためにはカウンセラーが自分の世界観ではなくクライエントの世界観に入っていきたいですよね。
なかなか難しいとお悩みの初心者マークのカウンセラーさん向けに「CLの世界に入るワーク」体験会を実施します。

 

これって大切なことという認識はあるものの、改めてこれだけに時間を割いて学ぶことってあんまりないでしょう。

ちなみに、この体験会は複数日に開催ですが、既に満員御礼となっていました。

また、これから受講する方もいますので、ネタバレにならない感じでレポートさせていただきます。

 

「相手の懐に入る」との違い

よく「相手の懐に入る」なんて言いますが、これとの違いも質問しました。

似ているようで違ったり。

また、やすみんさんが言うには

 関西では「懐に入る」というのは割とよくある

ということでした。(そのあたりの説明ではやすみんさんは急に関西弁になって、チャーミングでした。うふふ。)

 

まずはきちんとお勉強

ワークに入る前に、やすみんさんからレクチャーがありました。

でも、教わったことは、キャリコンの養成学校でも習っていたこと。

が、教わる人が違うと全然、理解が違うんです。

最初は

「CLの世界に入るのはなんのため?」

というそもそも論から説明がありました。

用語としてはキャリコンの養成講座でも聞いたことがあるのですが、それらが線でつながる見事な説明でした。(パチパチパチ……)

 

それを日常生活に例えるんだから、そりゃ頭に入るよ

ドラマに例えての説明をしていただきました。

そういう教え方が出来るのって、やっぱり理解をしているからなんでしょうね。

テキストやスライド通りに読み上げるのではなく、日常生活に置き換えて例えることことができるキャリコンなんてはじめてです。

うー、受験する前に出会って教わりたかった。

一つだけ、オープンにすると、

 カウンセリングにおいての基本的態度の3要素

ってキャリコンを目指すあるいはなっている方には常識だと思います。

そう、「一致、受容、共感」の3つですよね。

ボクは、「受容、共感、(自己)一致」ってこの順で覚えていました。

ですが、順番的には「一致、受容、共感」なんですよ。

もう、びっくりです。

さらにびっくりなのが、「どうしてか?」っていうことを、日常生活のシチュエーションで説明をしてもらえるんだから、暗記する必要もなく、当然覚えるまでもない。

しかも、ラップ調でしっかりとふざける、そんな茶目っ気たっぷりなやすみんさんだったりで、こういう先生に受験時代に習いたかったなぁ。

 

ご存じ有名なストーリーをみんなで

ワークですが、日本人なら誰も知っている国民的ストーリーを題材に行いました。

前回は自分で机で課題があってそれを取り組むスタイルでしたが、参加者全員で行う「息のする暇ない(実際はあるけど)」ワークはとても楽しかったです。

やすみんさんが一番楽しそうな姿をみるのもまた楽しさ倍増でした。

詳細はこれから受講する方がいるので、あえて書きませんが、ボクらは、そのワークのおかげで、

 「あたかも、その人のように感じる」

ことができました。

実際にやってみて分かったのですが、キャリコンがキャリコンのロープレという設定で、「あたかもクライエントのように感じる」というのは限界がある……というかムリがあると思います。

いや、ムリです。

だからこそ、今回のように、違うシチュエーションでやってみるというのが良いのですが、おそらくは、そういう発想には普通はならないんだと思います。

 キャリコンはキャリコンの延長線上で知識を蓄えないといけないという思い込み

があり、それを取っ払った枠で考え、さらにそれを体験会として実践してみるやすみんさんは、やっぱりさすがです。

 

次回の開催に向けての感想

体験会が終わったあと、別日で体験会があるということで、ボクが感じたことをそのまま率直にお伝えしてしまったのですが、それも全て受け入れてくれたやすみんさん。

「CLの世界に入る」ことを通して、「懐に入る」との違いも学び、最終的には

 懐が深いやすみんさん

を知ることができたイベントでした。

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