先日、職業相談をされている方と話す機会があり、現状の求人状況について教えてもらうことができました。
シニア向けの求人については、かなり減少しているようです。
具体的に、60歳前後のシニアは、従来から次の2つが多かったようです。
・清掃
・調理補助
これらが、コロナ禍による再就職の波で特に若い人が応募しているようで。
採用側も、60歳よりも20代の方が積極的に採用しており(その気持ち、分からなくもないです)、ますます、シニア層の求人が減っているとのこと。
景気の良い業界もあるわけで……
ただ、コロナ禍で景気の良い業界もあり、いくつか教えてもらったのですが、
・IT業界
・家具業界
についてはなんとなく感じていましたが、その理由もやはりコロナ特需でした。
ただ、マスクと同じで、いつまでその特需があるかということを考えると、なかなか経営されているかたも難しいみたいです。
いずれにしても、全体を通して、数年前の売手市場から、買手市場にシフトチェンジしているようでした。
3年後も見通しが立たない現状
経営的な視点でいうと、中期計画も見通しが立たない状況で、短期計画ですら、予測するのが非常に難しいのが現状みたいです。
ボクは、秋にキャリアコンサルタントの試験を受けて、合格かどうかは年末に分かるスケジュールで、その半年ぐらい先でも、計画を立てるのがやっとの状況。
漠然と、合格後のイメージも考えているのですが、揺らいでしまうことが多く不安に感じていたのですが、それでも、半年計画は常にブラッシュアップして、見直していくのが良いのかなと、話していて感じました。
キャリア相談は二極化している?!
さらに、実際にキャリア相談にくる方のパターンは現在、二極化しているようです。
・現状の不安が起因する相談
・未来の不安が起因する相談
もちろん、具体的な事例は聞けませんし、はっきりとそう教えてもらえた訳ではなかったのですが、話していて、そのような印象を受けました。
こういう区分けをするのであれば、ボクは後者の「未来の不安」のパターンに当たると思います。
管理職をしていた頃は、
主任は係長、係長は課長、課長は次長、次長は部長……
ってな感じで未来のロードマップがあったので、それを追っかけるだけ楽だったのですが、いまは、そういうロードはなく、自分で、道を切り開くしかないので、その不安が強くあるのかなと思いました。
ただ、自分で決めた道なので、次に続く方の少しでも役に立つことができればと思いつつ、このように日々、記録を残しているのでした。
話すことでしか得られないこと
ボクの場合、アウトプットとしてこのブログにまとめる方法がメインなんですが、話すことによってしか得られないこともあるんだなとも感じました。
自分の中で考えるというのも必要だと思います。
ただ、それだと考えが一本調子となり硬直してしまうので、人と話しながら考えていくのもとても大切なことだとも思います。
そう考えると、毎週末のキャリアコンサルタント養成講座の参加は、非常に意味も意義があり、毎回、緊張しますが、もうちょっと楽しんだ方がいいかなと思えるようになりました。