4月後半から7月までに、キャリアコンサルタント養成講座に通っていました。
そんな中、インストラクターの先生には本当にお世話になりました。
ボクが通っていた学校のインストラクターの先生は、基本はメインとサブの二人いまして、いずれも極めてレベルが高かったように感じております。
最近、受験生同志のロープレに参加して分かったのですが、他の養成学校の先生は、あまり評判が良いことが少なく、かなり恵まれた環境で学ぶことができていたんだなと思うことも割とあります。
さて、このシリーズ、サブインストラクターについてはまとめて公開していました。
そして、シリーズ最後として「こんなメイン・インストラクターはイヤだ」をまとめていきたいと思います。
こんなメイン・インストラクターは嫌だ(接し方編)
メインのインストクターは、サブのインストラクターがいてのメイン。
二人三脚として、あまり個性が出ない先生が多かったように思います。
が、個性もある方もいました。
SMAPでいうならば中居くんのポジションのK先生です。
そう、まさにメイン・インストラクターというか、「リーダー」っていう感じの先生でした。
キャリコンになる前、どういう環境で働いていたとか、まぁ、壮絶なんですが、そういうことも「気さく」に話してくれて、いろいろな苦労をされたんだなと感じることが多くありました。
ボク自身も目下、苦労中、壮絶中なので、そういう方がキャリコンのメイン講師として活躍している姿を見ると、なんかがんばろうっていう気持ちになることが何度もありました。
この「気さく」なんですが、受講生にとってみると、なんでも質問できるアニキ的な存在となり、他の先生と比較して、距離が近いような気もしました。
実際、ボクは、なんでもなんども質問しましたし。
最初に例えた中居くんですが、実は音痴じゃないって知っていました?
K先生も同じで、気さくな感じを醸し出していますが、ここぞというところでは切り替えをしっかりしている方でした。
例えば、理論家の学習について。
普通はその理論家に関する暗記方法を教えてくれるのですが、K先生は、ちょっと違っていて。
時代別に表にしたり、マインドマップ的に繋げてくれたり。
他の先生が教えてくれた理論家まで自分なりの解釈を入れて、説明してくれたり。
そういうところが、受験生時代だった時の気持ちを忘れないでいて、逆の立場のボクたち受験生のことをしっかり理解しているなぁって感じること、多かったです。
こんなメイン・インストラクターはいやだ(表情編)
一番笑顔がステキだったのがY先生でした。
実は、この先生、受講生の間では「きびしい先生」で有名でした。
ロープレでその先生がオブザーバーだったチームの受講生は、休憩時間に、
「あの先生、キツくない?」
っていう話を聞いて、ボクが恐れていたのが実はY先生。
正直、ボクはおっかなかったです。
その先生のロープレチームに入らないように、サブインストラクターの組み合わせには、念力を送っていたぐらいです。
ただ、ボクは念力なんてなかったみたいで、割とすぐに、その先生のロープレチームに割り当てされてしまい。
確かに、厳しい……ような気がしましたが、先入観の妄想がマックスだったので、ボクが想像していたよりは優しい先生ではありましたが。
この先生の印象が変わったのが、オンラインクラスでの授業に参加したときのこと。
午後のメイン・インストラクターをY先生がしていたのですが、通学コースではマスクしていたのが、ノーマスク。
わりとテキパキと話をされていたので、そのお顔は、とてもステキな笑顔でした。
たぶん、通学コースでも、その笑顔で指摘をしてくれていたのですが、残念なことに、マスクでそのチャーミングな笑顔が封印されていたんでしょうね。
いまさらですが、養成学校を修了したいま、こうして振り返ると、その先生のフィードバックはピカイチで、一人一人の受講生にあったピンポイントのアドバイスをしてくれていたように思います。
こんなメイン・インストラクターはイヤだ(声優編)
養成講座のはじめのはじめの授業で、最初のメインインストラクターだった先生。
この方、キャリアコンサルタント養成講座の先生なんですが、アナウンサー出身という方で、やっぱり、声がとてもきれい。
通学コースだと、マスクしての授業なので、後ろの席だと声が聞こえにくかったりすることがあります。
特に、1日の終盤になると、先生もマスクをしているので、通常より大きな声で授業をしているから、疲れるんだと思います。
この先生、声優なんじゃないかっていうぐらい、声の通りが良かったです。朝も夕方も、授業終盤でも、変わらないような感じです。
ボクは喉が弱いので、養成講座の授業で8時間ぐらいぶっ通しで声が変わらないM先生には本当に驚かされました。
まるで、元気、パワーみなぎる野沢雅子のようです。
あ、ちなみに、野沢雅子さんのイニシャルはマサコで、Mですが、ボクが教わっていた先生は、野沢雅子さんじゃないです。お年も、野沢さんのような高齢じゃなく、おねえさんですし。
で、野沢雅子さんじゃないんですが、キャラクターは違うものの、元気な先生で、いつもボクたち受講生に元気を与え続けてくれていました。
キャリアコンサルティングの面談で、
クライエントの「声の様子」を観察する
っていうのは、テキストとか本に書いてあり、養成講座の受講前に少し勉強はしていたのですが、さっぱり意味が分からなかったのです。
が、この先生のおかげで、「声の様子」の変化っていうものがとても理解できました。
こんなメイン・インストラクターはイヤだ(リアクション編)
オンラインの授業だと、リアルの通学と違って、リアクションが分かりにくいです。
全身が映っている訳じゃないので、それは仕方ないのですが、その中でも、リアクションがかなりオーバー……というか、分かりやすいメインインストラクターの先生がいました。
このN先生ですが、表情豊かで動作も大きい。
いつもキャリコンあるあるの話を聞かせてくれたので、資格を取得したら、こういう世界が待っているんだなっていうイメージをすることができました。
ただ、一度だけ、N先生にしてはちょっと悩んでいるときがあったようで、ボクにはそれが分かりました。
あのN先生でも、落ち込むことがあるんだなって思って、その授業の感想に書いてしまったぐらいの衝撃的な出来事だったのですが、それも含めてのキャリコンの世界なんだとも感じました。
また、いろいろとチャレンジをしている先生でもあったので、そういう姿勢、キャリコンでも与えられた仕事をこなすだけではなく、新たな分野で仕事を獲得しようとする人から教わること、教わったことは、知識ではなく「先生のエネルギー」のようなものも感じることができたようにも思います。
……という感じで、最初は3つにしようと思ったのですが、どうしても絞り切れなかったので4人の先生についてまとめました。
みなさんの養成講座で出会った、もしくはこれからの受講で出会うメインのインストラクターの先生はどういう方でしたでしょうか?