昨日、第18回のキャリアコンサルタント実技面接試験を受けてきました。
試験終了後、Twitterで
「覚えているうちに面接の内容をメモっておくといいよ」
という書き込みが。
確かに、面接のあと、即再現化している人はあまりいないんです。
面接の内容に対しては公開しちゃいけないから、積極的にそういうことを言う人が少ないだけかもしれませんけど。
ただ、記憶が残っているうちに、しかもできるだけ早くまとめておくことは、試験に受かっても受からなくてもあとできっと役に立つと思いました。(試験合格したら、のちのち、他の人との差別化になるような気もしまして。)
さすがに昨日の試験終了後、家に帰ると一気に疲れがドッとでていたんですが、それでもフラフラ状態なものの、スマホのメモにありったけ、覚えていることを書きました。
一晩寝て(10時間ぐらい寝ちゃいまして)、それを見返すとところどころ「??」な部分がありますが、まだ記憶が残っていたこともあり、「逐語録」という形で作成しながら気づいたことをまとめていきました。
会場の待合室の様子とか、オリエンテーションとか、入室前の注意事項、入室後の雰囲気と注意事項。
まぁ、そういったこともできるだけ鮮明に記録を残しました。
受験料が高いだけに練りこまれた設定
そうして、出来上がった逐語録。
読み返すと、よくまぁこれほど再現できたなっていうぐらいのドラマの脚本みたいな感じになりました。
15分ドラマ+5分のオーディオコメンタリーみたいです。
ちなみに、実技試験の受験料は29,900円。
この費用は、論述と面接の2つなのですが、人件費とかを考えると、約3万円のうち、2万円ぐらいは面接試験の費用と考えていいんじゃないかなと思います。
それに、面接試験では、クライエント設定もたくさん準備しているでしょうから、それぐらいの金額であっても許容範囲かと。
実際、お値段以上だと感じたのは、逐語録を作って改めて見直した瞬間。
試験本番は、やっぱりスゲーや。
論述試験みたいな感じに仕上がりました。
ロープレってのは、架空な設定なんですが、練習ではなかった本格さ。
もちろん、面接試験だって架空の設定なんでしょうけど、リアルさが全然違うんだもん。
ボクだけの「新・逐語録フォーマット(新・逐語録)
逐語録ですが、養成学校の時にならったのは、
①キャリコンの発言
②クライエントの発言
の2つで、A4縦を真ん中に線を引いて、片方にキャリコン、もう片方にクライエントの発言を記入するフォーマット(ひな形)をもらって書いていました。
ネットで検索しても、どうも昔から、このパターンがオーソドックスのようです。
で、このフォーマットですが、コロナ禍で、オンラインでのロープレの練習ができるようになってからは、使いにくいものになっていました。ボクだけかもしれませんが。
養成学校でもそうだったんですが、
「ボイスレココーダー時代のツール」
であれば、これほど有効なフォーマットはないのですが、いまは、動画の時代です。
実際、ロープレを動画録画(録画は、主催者や相手の許可が必要ですが)して、それを元に逐語録を作成する場合、押さえておくべきポイントがあります。
それは何か?
たぶん、みんな気づいていると思うのですが、「クライエントの表情」なんですね。
つまり、次の3つが、これからの時代に必要な逐語録のフォーマットになるんだと思います。
②クライエントの発言
③クライエントの表情
このフォーマットで、面接の逐語録を作成したら、当時の様子がすぐに再現できました。
あ、自分自身で面接受けて、自分自身で逐語録作成したんだから、再現できるのはあたりまえか。
でも、受験勉強中は、ロープレ映像と、この新フォーマットの逐語録でずいぶんと成長できたように思います。
合格したら、みなさんにも見てもらいたいな。