キャリアコンサルタント養成学校でのサポーターのデビューが決まりました。
ボクが卒業した養成学校とは違うところですが、当時勉強していたテキストをもう一度引っ張り出して、再度読んでいます。
合格後に読み直すとまったく違う
養成学校のテキストは養成講座が始まる前に、一度読みました。
ただ、これから習う前でしたから、あまり内容は理解できず。
その後、受講中の当時、授業中にそのテキストからかいつまんでの解説もあったのですが、なにせ分量が大量すぎるので、本当に一部分だけを扱っているような感じで。
結局は、授業中は専用の資料が配布されており、それでの解説でしたから、再度、一から最後まで読み込むことは、修了課題の問題を解くときだけで、理解するというよりかは、答えを探すような読み込み方でした。
そのあと、学科試験として、市販の問題集を購入したので、今日まで開くことはなかったです。
しかし、キャリコンの試験に合格して、読んでみると、なんと面白いことおもしろいこと。
養成学校のテキストは一生伝えるかも
こうして、キャリコンの試験に合格してから読んで、改めて気づきがあるとは思ってもみませんでした。
受験生の中では、キャリコンの試験に合格したら、教材一式を処分するという方はけっこういて、ボクもちょっと迷ったのですが、「できれば受験生の支援をしたいな」という考えがあったので、大切に保管していました。
それがこんなに早く登場するとは思っていなかったので、うれしい誤算です。
養成学校のテキストは、ボクの通っていた学校の教材では「試験対策」でも「キャリアコンサルタント」でもなく、「キャリアカウンセラー」になるための教材のような感じのようにいまは思います。
実務ベースで、その初心者向け。
これからキャリコンとして活躍しようと思っている人向け。
なので、有資格者にしてみれば、これほど分かりやすいものはないと思います。
逆に言うと、有資格者じゃないと、ちょっと敷居が高いような気もしています。
事実、ボク自身が受験生だったときに、このテキストではどうしても理解できないことを質問したこともあったのですが、なかなか納得ができなかったことがありました。
その部分を、まっさきに今回読み直したのですが、試験に合格してある程度のレベルに達したいまであれば、なんてことなく納得ができました。
これは不思議な感覚で、そうなるんだったが、受験生時代にはなんでもかんでも納得・理解するのではなく、
「どうせキャリアコンサルタント試験に合格してもその先が長いから、いまはこれぐらいでいいかな」
という感じでこのテキストを使っておけばよかったようにも思います。
それは事前説明会でも触れていた
ボクの通っている養成学校は、キャリアコンサルタント養成講座としては、後発に開校されところでした。
職業訓練給付金対象となる学校説明を全て聞いたのですが、ここが魅力的だったのが、「教材を全て手作り」したというところ。
もちろん、それだけではありませんが、その際に、
「合格後も、技能士2級を目指すのであればそのときにも使える敵テキストを作った」
と説明がありました。
市販のテキストかオリジナルテキストかというのは受験生では迷うところではありますが、あえて高額なお金を出すのであれば、やっぱりオリジナルテキストを手に入れたいなと思って、ボクは学校を選びました。
さらに、オリジナルテキストを最近作ったっていうのが、老舗の養成学校とは差別化を意識しているあたりも気に入った点でもあります。
時を経て付箋をはがすことができた
養成学校のテキストは付箋がいっぱい貼っていましたが、それらは、今回読み替えることで、全てはがすことができました。
これは、自分の成長をうかがい知ることができ、とても自信が付きました。
疑問点を人から教わったのではなく、自分で解決できたんですから、自己効力感もバンバンあがるってもんです。
正月の三が日で、テキストを読み直すことができました。
それがそのままサポーター役として直結するとは思いませんが、合格者としての自信にはつながったように思います。