キャリコンの資格の活かし方ですが、まだ、受験すらしていないボクが言うのもヘンテコかもしれませんが、最近考えるようになりまして。
というのは、ちょっと受験勉強に中だるみが出てしまって、
「ボクにとって何のために資格なんだろう」
という原点のようなところが、ふと頭によぎることがあり。
実際に資格を持っている人に聞けばいいじゃん
自分で考えるのは限界なので、
「実際に資格を持っている人に教えてもらおう!」
と思ったのですが、問題は2つありました。
1.誰に聞くか?
2.そもそも教えてくれるのか?
人脈も友達も少ないボクには、リアル社会で聞ける人がいる訳もなく、そもそも、キャリコンを目指しているのは、家族以外にはいっていない。
……となると、ツイッターでつながっている人に教えてもらうのが現実的です。
誰に聞くか?
ボクは、人事のお仕事をしている訳ではないので、
・総務系で活躍している方
は候補から除きました。
また、
・キャリアコンサルタントとしてメインの実務をされている方
も候補からは外しました。
そうなると、
①本業は別にあって、それにキャリアコンサルタントを掛け合わせている方
が話を聞きたい方となります。
それに加えて
②自分のこれまでの経験(職歴)に近い方
という①と②を兼ね合わせた人となります。
ツイッターのフォローワーから1週間かけて、一人ひとり調べてみるとおひとりだけいました。
そもそも教えてくれるか?
ボクのツイッターのフォローワーの中で条件にあった唯一の方なので、
「そもそも教えてくれるか?」
ということはもはや関係なく、その方に、お願いするしかないです。
その時の勢いはたぶんすごいもんで、直球で
「オンラインで会えませんか?」
といきなり連絡しちゃいました。
異性だったら、たぶん、即ブロックされていたような気もしますが、男性から男性のアプローチだったのか、すぐに良いお返事をいただきました。
1時間の予定が2時間ノンストップ
会ってみると、ボクより少しだけお兄さんということで、働いていた環境や職種もかなり近いことも分かりました。
ツイッターのプロフィールから、多少はどんな方は知っていたのですが、ボクの方から仕事上、かなりマニアックなもの扱っていたことを話すと、その方も扱ったことがあったということで、すぐに意気投合。
前半は、ボクの悩み相談みたいな感じで、ありがたいことにキャリアコンサルティングをしてもらえたように思います。
開始から40分過ぎで、「ハッ」と我に返って、ようやく本来の趣旨を思い出しました。
で、この方の経歴、キャリコンになろうと思ったこと、なってからどのように活躍しているかなど、いっぱい親身になってお話いただき、その方のプライベートな情報も教えていただくことができました。
お互い、「副業が禁止」の会社という共通点もあり、じゃあ、その条件で、どのように活動しているかというのも、とても参考になりました。
なんとなく思っていたことが分かった瞬間
なんとなく思っていました。
うん、なんとなくボクはこう思っていたんです。
「キャリアコンサルタントになったら、いっぱいいろんな人の相談(面談)を受けて力になりたい!」
今回、お話を聞いて、いつの間にかボクは、キャリコンの仕事において大きな勘違いしていることに気が付きました。
これって、受験生のみなさんも同じだと思います。
キャリコン目指して、養成学校に行って、理論を習い、ロープレで面接の練習をして……。
相談者の気持ちにもっともっと寄り添うように、ロープレの腕を日々磨いて……。
ボクは、そんないまのいままで、
キャリコン=面接をする仕事
というふうに思い込んでいました。
確かに、それもキャリアコンサルタントの仕事の1つですが、それだけじゃないっていうことに、今回お話を聞いて、気が付くことができました。
そう、「教える教わる」じゃなく、「気が付かせる」というところがこの方がやっぱキャリコンなんだなって思いました。
また、企業が抱える問題として、次の4つのキーワードが話の中に出てきましたがどれも具体的なお話で実際に行動して考えている方の説明は違うなと思いました。
①女性の離職
②若手の離職
③出世から外れたミドル世代のモチベーション低下
④高齢者
キャリコンの試験から少し離れると見えてくること
ここ最近ですが、キャリコンの試験とはちょっと離れて、有資格者の方と会って、直接、お話を聞く機会を増やしました。
遠回りかもしれませんが、それにより新しい気づきもあり、原点回帰になり、また、失われたモチベーションを取り戻すこともできたように思います。
本来は1時間のお約束でお話聞かせてほしいとお願いしたのに、2時間近くもお話させていただくことができました。
でも、あっという間の2時間でした。
いろいろと副業規制の中、ボランティア的なことをされていることも聞けました。
その活動をお話されるときの表情(……なんかキャリコン試験の面接みたいな表現になっちゃった)がとても楽しそうだったので、ボクも合格したら、そのお手伝いしたいなと思いました。