地域ボランティア活動を辞めた話

副業体験
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昨年の冬から3月まで、地域のボランティア活動に参加していました。

キャリアコンサルタントの集まりでして、小規模なボランティアです。

副業の一貫として、ボランティア活動を視野に入れて動いて、結局、辞めたのですが、振り返ってまとめます。

 

歴史が浅く、小さく、きめ細やか

初めに感じたのは、設立してそれほど年数がたっていないこともあり、自由さがかなりあるように感じました。

地域に根差しており、規模が小さいけど、アットホームな感じ。

本当にキャリコンの活動範囲に限定した、そんな感じでした。

 

見学会に参加して驚愕したこと

すごくフレンドリーなところで、

「見学においでよ」

と声をかけていただき、すぐに見学に行きました。

ただ、ここのボランティア活動は平日の日中だったので、仕事を休んで参加せざるを得ないのが、悩みどころでもありました。

見学会に参加して2つ驚きがありました。

 

政治色が強い

メンバーの方を紹介していただいたのですが、政治色が近いことが分かりました。

たぶん、これが辞めようと思った要素の1つです。

ボクは政治色が強いかかわりが苦手なので、話を聞いているうちに、

「早く帰りたいなぁ」

という気持ちが出てきて、ようやく抜け出すと、また別の問題が発生しました。

 

地域のドンが牛耳る

別の地域活動をしている部外者のかなり年配のドンが仕切っているではないですか。

ボランティアを主催している方は、従うしかないような状況で、力関係みたいなことを感じてしまいました。

「あんたは、こうしないとダメだ」

という昭和の猛烈サラリーマンだったのでしょう、パワハラ炸裂でした。

不思議なもんで、そういう状況から、他の方はうまく逃げているんですよね。

 

辞めた理由 

辞めた理由は3つです。

1)政治色が強い
2)ご意見番という部外者のドンが実質仕切っている
3)秘密主義で情報公開が一切ない

この3)についてですが、情報公開がほとんどありませんでした。

情報を共有しないのに、「みんなの意見を聞きたい」「手伝ってほしい」ということを主催者の方が声高高におっしゃていましたが、まわりは黙殺のような感じでして。

あと、ITツールが一切なく、LINEグループやメーリングリストなどなく、連絡は主催者との1対1のメールのみ。

このあたりは、周りから「グループでの連絡手段を考えてほしい」という声がありましたが、主催者の方の年齢的なこともあるのか、聴く耳をもたないのか、政治的にNGなのか、部外者のドンが年齢的に使えないことを配慮してなのか、分からないですが、結局、ボクが在籍している期間中は一切、ありませんでした。

 

ボランティアならでは、「ちらし配り」が集客活動で唯一だったので、今どき珍しいと思いながら、その効果もほとんどないことが分かったのは、ある意味勉強になりました。

プロモーション的に、XとかSNSもそこではやっていたのですが、ほとんど動いていなくて、せっかくちらし見て、ネットで調べてのガッカリ感が余計、ひいちゃうんじゃないかなぁ。

 

結局、平日に会社を休んでまで活動したのですが、得るものがほとんどなかったので、先日、辞めました。

 

ボランティア活動から得たこと

ボランティア活動のすべてがそうだとは言うつもりがありませんが、「ボランティアあるある」に遭遇したようにも思います。

・主催者の立場が弱い
・リタイアした老人が仕切る
・政治団体(宗教団体)に狙われている

この3つは、ネットで割と出てくるのですが、

「ほんまかいな」

と思っていたら、「ほんまだった」ということが学習できた次第です、はい。

 

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