キャリアコンサルタント試験に合格して、養成講座のサポーターとしてのお仕事をしました。
その参加レポートですが、先ほど、提出を終えました。
キャリコン養成講座の7時間参加に対して、レポートに費やしたのが20時間。
メチャメチャ、気合を入れてレポート書き上げました。
いつか先方から「ぜひ、お願いしたい」って感じになればいいかなぁと思って。
20時間の内容(ちょこっと紹介)
ただ、評価が分かれるようなレポートになってしまったのも事実です。
一応、サンプルはもらったので、それをベースに作成しました。
言ったこと、聞いたことを記録っていう議事録じゃない資料になりました。
・受講生が講習会を通して何を感じていたか?
・どういうことを疑問に感じたか?
・これまでの講習会で未定着だった内容
なんて感じで、現場のリアルをかなり細かくまとめました。
これは、ボクの特性というか、自分自身がキャリコン養成学校で「なかなか理解できなかった」ことをいまでも覚えており、受講生の気持ちが分かるんです。
これって、最大の強みだと思います。
自分が通っていた時にも、似たようなことがありました。(このブログでも書いたと思います。)
勉強仕立てで、分からないところを自分なりに一生懸命先生に聞くのですが、どうしても伝わらないんですよね。
ボク自身がそういう道を通っていたので、間に入ることができるっていうのは、意外や意外、ボクの採用メリットだと思います。
「出来の悪い受講生で、でも、キャリコンの試験に合格した」という経緯があるから、なせるワザかも。
逆にいうと、受講生が不安や不満に感じていることを明確にし、その上で、今後の講習会でまだまだ挽回できるようなことを記載しています。
ただ、今回の講師の方は、メチャメチャすごかった。
その場で、かなり丁寧にフォローを一人一人されていました。
人それぞれというのはありますが、1級技能士ということもあり、教えることには非常に長けているのは、同席して目の当たりしていたボクが一番わかっています。(1級技能士のすべてがそうだということではないあたり、残念なところでもありますが。)
なので、不安要素としては、それ以前の講習会で違う講師の方に対してなのかなとも思いました。
しかし、キャリアコンサルタントのサガと言いますが、本当はみなさんと情報共有をもっとしたいのですが、守秘義務もあって、こんな形でしかできず、ごめんなさい。
そうそう、20時間の内訳だったら、ボクの学びの情報共有なので共有しますね。
①授業のまとめ:5時間
②授業に派生した学習:15時間
ぐらいでした。
この②についてですが、キャリアコンサルタント養成講座の受講時代には完全にスルーしていた内容が、合格後に改めて養成講座の内容を聴くと、メチャメチャ興味がでており、かなり広範囲に学習しました。
それを普段だとブログに公開するのですが、守秘義務の関係で、こちらには公開できないので、レポート提出する資料の方に、しっかりとまとめ上げました。
それはそれで、いま手元にあるので、これが会心の出来だと思います。
これさえあれば、ボクは講師としてもたぶん、デビューできるんじゃないかと思ったぐらいの良い資料となりました。
あー、お見せ出来ないのがとっても残念です……。
受講生特有の不安や不満
これを知ることができたのがとても良かったです。
いずれはおそらく解消されるのでしょうが、ボク自身も同じぐらいの回数しか養成講座に通っていなかったらとっても不安に感じたり、そもそも、講師の方が言っていたキーワードを理解できていなかったりで、ずいぶんと苦労していました。
ただ、それって忘れちゃうんですよね。
とっても大切なことなのに。
いま、養成学校に通っている方もそうだと思いますが、まず、養成学校を卒業できた瞬間に一旦忘却の彼方に飛んでしまいます。そういうもんです。
修了証をもらうと、「いろいろあるけど、まぁとりあえずはいっか」みたいな感じになり、その当時のもやもやはとりあえず吹っ飛びます。
本来は、その不安や不満は出来る限りすぐに解消した方がいいです。
ここを疎かにすると、ロープレの練習で確実につまづくことになります。
ボクがそうでしたから。
そもそも、ロープレで集まる受験生で、ボクだけどうやら○○が理解できていないとか、××ができていないということを再認識することになるのですが、中には、それを養成学校の通学の中で消化している方もして、その方のレベル差に結構悩むことが多かったです。
ボクは、自分自身を思い出すことが今回の講習会での参加でできました。
それはそれで良かったのか悪かったのか分かりませんが、確実に良かったことは1つあります。
それは、
受講生の不安や不満をどのように引き出し、どのようにフォローするか
というのを講師の方から学ぶことができたことです。
学ぶというか、その応対の様子をみて盗むことができたことです。
なんとなく技能士1級のテクニックのような気もするのですが、ベースにその人の人間性を感じるようなやりとりは、感動ものでした。
「あれ、そういえばボクも受講生のときにそんなこと思っていたなぁ」
ということを思い出しつつ、その当時の気持ちになってまるでその時のことのように、一つ一つ丁寧な説明を聴きつつ消化していけてスッキリしたなぁ。