キャリアコンサルタント試験に合格して1週間で感じる「困ったこと」

受験後【合格後】
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キャリアコンサルタント試験の合格発表から6日が経過。先日は合格してよかったことを書きましたが、今回は困ったことをまとめてみます。

困ったことも、振り返るとけっこうありました。

 

学習意欲が激減してしまう

「合格」ということが分かり、ホッとしました。

と同日に、合格が不明だったころとは圧倒的に異なるのが、

「キャリアコンサルタントの学習意欲が激減」

してしまったこと。

でも、いいんです。

いままでの学習は、自分ではそんなつもりはないと思っていたものの、やはり「合格を目指した学習」でした。

うーん、いつ頃だったかなぁ。

たぶん、受験料を支払って申し込んだあたりから、「合格を意識した」勉強になってしまっていたと思います。

だってさ、受験料、高いんだもん。

4万円ですよ、4万円!

厳密には4万円ですこしおつりが戻ってきますけども、んまぁ~、高いよねぇ。

ちょうどこのころは、職業訓練給付金が戻ってきたので、ちょっと金銭感覚がマヒしていたように思いますが、やっぱ、4万円は高い。

ボクにしてみたら、人生でこんなに高いお金を払って受験したのは初めてだったと思います。

この金額を支払った直後から、

「これはマジで受からないとキツイぞ」

っていう気持ちになりました。

しかも、学科と実技のダブル合格したら、「一発合格キャッシュバックキャンペーン」(そんな名前じゃないけども)で養成学校の受講料の20%戻ってくるし。

なので、必死で勉強をしたんです。

で、試験が終わってからは、少しは学習モチベーションが低下はしましたが、

「このまま勉強し続けたら、きっと合格になるに決まっている」

という願掛けのような感じで、学習は継続していました。

それが、合格したと分かった瞬間から、激減してしまったんですね。

 

お仕事が年末で忙しくなったっていうのもあり、そちらに時間をシフトさせたのもあります。

不思議なもんでして、合格したとたん、お仕事に身が入りました。かなり入りました。

これは、うすうす受験時代に気づいていたのですが、

キャリコンの受験勉強で得た知識は、おそらくこのままでは(実務に)使えない

というのがあって、普段のお仕事や日常生活で、

「勉強してきたことをカスタマイズする」

方向に時間を費やすことにしました。

ロジャーズとか、シャインとか、いろんな人がいろんなことを言っていますが、それが、現代の、しかもコロナ禍中のいま、どのようにアレンジするか、解釈を広げるかっていう言わば作業をしておかないとダメだろうと感じまして。

その「作業」は「学習」と呼ぶのにはちょっと違うかなと思っています。

ほぼ1週間が合格発表から経過しますが、「脱・キャリコン受験知識」を意識して行動していたのが、この1週間でした。

 

勝手に仲間意識をもっちゃった

いままでは受験生だったので、キャリアコンサルタントの先輩のほとんどは雲の上の人でした。

一言でいうなら、「先生」という感じでした。

 ははぁ~、フィードバックありがたや~

みたいな感じで。

先ほど「ほとんど」と書いたのは、理由があって、「先生」じゃないお付き合いをしてくれたキャリアコンサルタントの方もいたからです。

ボクは、「先生」じゃない応対をしてくれた方の方が好きなですが。

これは受験生に聞くと、反応は人それぞれ。

どちらかというと、あえて、「先生」として接してくれた方が良いという人の方が多かったと思います。

ボクのように、ロープレのフィードバックでメッタメッタになったことがある人は、「先生じゃない方キャリコン」の方に魅かれましたけども。

 

で、これが合格したとたん、キャリアコンサルタントの方が「先輩」あるいは「仲間」として受け入れてくれる方が多くて、とてもうれしかったです。

ボクは純粋なので、それをそのまま真に受けて、勝手に仲間意識をもってしまったのですが、中には「先生のままでいたい」方もいらっしゃって、そのあたりを見誤って接してしまい、急な塩対応をされてしまいました。

そういう対応をされると、ボクはかなり気を遣ってしまうんですね。

で、最後にその方と連絡を取ったのは、

「御意」

という二文字だけでした。

返信は笑ったマークでしたので、気分は害すことはなかったようです。

が、ボクにしてみれば、ドクターXの大門未知子の気持ちがちょっとわかった瞬間でもありましたけど。

 

意外と認知度が低い

合格して、一番感じて困ったこと。

それは、キャリアコンサルタントになっても、即効性がなかったということです。

例えば、上司に報告しましたが、「キャリアコンサルタント」が知られてなく、まず、この資格の説明からしなければいけなかったのはちょっと面倒でした。

こんだけ苦労して取ったのに、

「なに、それ?」

みたいな感じはつらかったなぁ。

しかも、自分から言わないと、これが国家資格というのも認知度が低くて。

「きゃりーぱみゅぱみゅ」を知っているのになぜに「キャリアコンサルタント」をご存じないの?!

っていう思いをされた方は他にいらっしゃるのではないでしょうか。

「社労士」や「宅建」とかは、知られているのになぁ。

 

ただ、これが現実なのかなともちょっと思いました。

さらに、

「キャリアコンサルタント」をメインで出していくビジネスはちょっと厳しそうだぞ

というのも感じました。

この出来事をきっかけに、「今の仕事との掛け算での相乗効果」をしながら、

「あの人さ、仕事できるけど、キャリアコンサルタントの資格持っているんだって」

という感じになるように、ちょっと様子を見ていこうと思っています。

世の中でのキャリアコンサルタントの認知度を広げたい気持ちはあるのですが、それはキャリ協やJCDAにお任せするとして、ボクの場合はまず社内で認知度を上げないとどうにもこうにもならないような感触がありました。

そうしながら、社内もそうですが、社外活動でも実績を作っていきながら、キャリアコンサルタントの自分だけの勝負できる分野(フィールド)を見つけていこうと思っています。

 

なぜかいまも楽しい不思議

最初は合格発表日をもってブログをやめようかなって思っていました。

ただ、いまも、合格後に学んだことや気づいたことを考えてまとめていくのがいまも楽しく続けています。

受験生のときに、ある方から「楽しい」っていうことの大切さを学んだボクですから、「楽しいうちは続けていこう」と思っています。

 

このブログの記事を書く作業ですが、割と時間がかかっているので、改めて考えてみると、それが続けることができているっていうのは「ボクがキャリアコンサルタントに向いている」のかなとも。

キャリアコンサルタントの活動っていうのはボクがネットで調べた限りではいろいろな領域、分野があるようです。

また、別のある方から教わった「自分らしさ」っていうのも大切にしながら、

 楽しく、自分らしいキャリアコンサルタント活動

をこれからしていきたいと思っています。

 

「なんだ、困っていることっていうけど、全然困ってないじゃん!」

というツッコミが入らないうちに、今回の記事はこのあたりでおーしまい。

 

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