「国家試験キャリコンサルタントに合格してから、みんなどうしているんだろう?」
という素朴な疑問を持ちながら、ネットで調べたのですが、そんな情報はなく、困りました。
じゃあ、自分で道を切り開こうって思って、行動して来年から3年目になります。
ちょうど、年末という区切りも良いので、まとめみました。
キャリコン合格後の1年間にしたこと
両立支援コーディネーターの抽選に申込み、当選!
継続学習として、「両立支援コーディネーター」を狙っていました。
せっかく、学習習慣が身に付いたので、違う資格も挑戦したいなと思っての応募でした。
ちなみに、【狙っていた】とあるのは、この両立支援コーディネーターっていうのは、無料なのですが、抽選なんです。
1社1名という制約もあったりして、そのあたりを確認しながら応募して、何と見事、当選!
まさに、プライスレスって感じの濃い内容でした。
専門給付金のキャッシュバック
残り20%は一発合格してからじゃないと申請できなかったので、これも早速申請しました。
ちょうど、コロナ禍だったので、ボクは給付金、全て郵送で手続きしました。
当時の書類とか、どっかにしまい込んでいて、探すのに苦労したなぁ。
オンラインサロンとか、怪しいものに騙される
せっかく合格したのだからと、キャリコンの有資格者が主催するセミナーとかオンラインサロンとかかたっぱしから申し込みました。
そして、ことごとく闇に引き込まれそうになり、運良く逃げ出すことに成功。
ただ、返金をしてくれなかったり、もうメッチャ大変でした。
精神的にも金銭的にもダメージを受けた日々でした。
給付金がここに摂られた感じでしたし。
合格後の新米キャリアコンサルタントを食い物にしている悪の組織みたいなものが多く、ホント、ビックリでした。
で、まだ期間が残っていたのですが、退会届をだして、即刻かかわりを断ったのでした。
1級の人、2級の人、いままでは憧れの的だったのですが、こういうことをする人でも合格できるんだという失望を持ったのも、この1年目でした。
社内でキャリコン活動をしている方にとても多いのですが、愚痴をずーっと言っている人もいたりで、なんかもう理想と現実のギャップに大いに悩んだりもしました。
副業の調整開始
1年目の後半に副業の打診を会社としました。
この調整、かなーり大変でした。
いやー、思い出したくないけど思い出しちゃうけど、OKが出るまでストレスな日々でした。
コロナ禍もあり、割と、副業解禁とかそういう情報がたくさんある時期だったのですが、現実はその調整は大変です。
そして、そういう情報ってあんまりネットにないんですよね。
会社でそういう制度がなく、あるんだけどあいまいだったり、さらに、会社で初の副業者になる場合、覚悟が必要なんです。
「最悪、会社辞めることになるかも」
って。
だって、ある意味、会社との決別宣言ですもん。
そりゃあ、ボクだって考えましたよ。
別に、会社に大きな不満はなく、このまま長いものに巻かれていけば、定年までおそらくいけそうだったりする予感の中、
「もう会社に頼らない的な宣言」
になっちゃうんじゃないかなとか。
いろいろ考えて。
でも、
ボクはキャリアコンサルタント。自ら、そういう挑戦をしないで誰がするのか!?
ということとか。
決め手は、キャリコンで学んだ職業能力開発促進法を熟読すると、従業員が主体で自分のキャリア形成しなくちゃいけないように切に感じて、身の回りにそういうことをしている人が誰もいなかったりで、自分で自分の背中を押したのでした。
ネットでは、
「会社にナイショで副業しても何ら構わない」
といったケンカ腰の情報がけっこう多かったのですが、それをしてしまうと、キャリアコンサルタントじゃないような気がして、不義理にならないように、粘り強く交渉したのでした。
キャリアコンサルタント2年目でしたこと
キャリコン2年目にしたことは、副業に尽きます。
ココナラで、副業デビューしました。
そして、毎月、副業での収入(収支)を公開してきました。
この副業ですが、非常に勉強になりました。
キャリコン的に、自分で副業を経験したかどうか、これは、大きな強みになると感じています。
また、会社に不義理にならないように副業を始めるまでの過程も紆余曲折だったっていうのがさらに強みになっていると思います。
というのは、キャリアコンサルタントで活動していると、どうしても、相談者寄り(従業員寄り)になってしまうんです。
ただ、ものごとを解決するには、相手の気持ちや動向を押さえないとバランスが悪く、はっきりいうと、解決に進むことが非常に困難になります。
といったようなことを感じての2年目がまもなく終了となります。
さて、3年目はどんなことにチャレンジしようかなぁ。