キャリアコンサルタント試験の学科の対策として過去問を解いています。
この過去問ですが、ボクが有料会員になった「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験」では
「ヨコ解き」
という解き方がお勧めされています。
ざっくりというと、「ヨコ解き」っていうのは「関連する問題をピックアップして解く」という方法なんですね。
で、その理由については、サイトに説明がありますので、そちらを見ていただくとして、ボクはその方法をあえて選びませんでした。
なので、過去問を出題回ごとにまるまる解く「タテ解き」を採用しました。
で、それはボクなりの理由がありまして、みなさんに参考になればと思い、まとめていきます。
こんな人は「タテ時」がお勧めに
具体的に、どういう人になるかというと、条件として2つあります。
条件1「キャリコンの養成学校の修了試験が学科試験だった」
なので、これって、たぶん、あまり当てはまらないかもしれません。
なので、もうちょっと条件を広めにして、
条件1’「学科試験の対策テキストを「2回」(2循)解き終えた人」
も、当てはまると思います。
ここでいう、「学科試験の対策テキスト」は、章末に模擬試験があるもので、具体的には、ほとんど条件を満たすものはなく、
になります。
そして、第2の条件。これが重要でして、
条件2「上の条件1もしくは1’を終えて間もない方」
になります。
「間もない」というのは「できる限り早く」なんですが、「せめて1週間」しか経過していないケースを想定しています。
1週間以上経過してしまった場合、せっかく定着した記憶が忘れ始めてしまっているので、「ヨコ解き」で解いた方が良いと思います。
「タテ解き」のメリット
やってみて分かったのですが
「タテ解き」のメリットとしては、全体の復習ができる
ことです。
また、点数が良くも悪くも、解き終えた場合の達成感が点数として分かりますので、達成感もあります。
「ヨコ解き」の場合は、苦手な分野があると、どうしても、モチベーションがガクンと下がるので、得意も不得意もある「タテ解き」で全体を取り組むのはモチベーションをニュートラルに維持することができました。
「タテ解き」のデメリット
デメリットとして感じたのが、それなりに学習時間が必要ってことです。
ボクの場合は、2時間ぐらいは必要です。
その2時間で何をしているか、まとめると……
ステップ①問題を解く:1時間
ステップ②冒頭に紹介した「みん合」の解説を見ながら答え合わせ:30分
ステップ③冒頭に紹介したテキストに間違った内容を追記:30分
っていう感じです。
これって、かなりツラかったりします。
この3ステップは、途切れてやったこともあるのですが、全く意味がなかったです。
ステップ①を午前中にして、ステップ②と③を夜にすると、午前中にしたことを既に忘れてしまうことがあり、やるなら、一気にステップ①②③をしてしまう方が良いです。
「タテ解き」のちょっとしたコツ
といっても、やっぱり50問を一気にするのは土日ぐらいの休日しかできないことも現実でした。
そこで、問題をグルーピングしてステップ①②③を行うようにしました。
これは、「みん合」でも説明がありましたが、ボクの場合は10問を1セットでステップ①②③を行うようにしました 。
なので、問題1~30までを午前中にして、夜は問題31~50っていう感じで行うと一気に50問解くよりもむしろ、集中力もあり、効果がより高くなりました。
改めて思う、選んだ「キャリコン養成学校」のすごさ
修了試験が学科試験だと知ったときには、正直、
「学科試験かよ」
とガッカリしました。
むしろ、ロープレを評価してそれが修了試験だと思っていたのに、学科試験なんて。
しかも、養成講座の授業で出てない人事制度なども出るということで、本当に、学科試験の範囲が修了試験でした。
ただ、それをこなさないと終了できないので、最終日の少し前から、学科の勉強をしました。
無理やりですが、終了日には、ある程度のレベルまでもっていき……というかいかざるを得ない状態で、結果としては、無事に合格点を達成。
なんですが、振り返ってみると、「学科試験形式」で良かったように思います。
このあと、試験までの3か月は、自分でスケジューリングしていかないといけないのですが、ボクの場合は、
「学科のレベルを維持しながら、論述+面接の対策をすればよい」
というのが分かり、ちょっと気が楽になりました。
現在、学科のレベルは維持がなんとかできているので、養成学校もなかなか考えていたんだなと今にして分かった気がします。