目指すは「キャリアコンサルタント」!
そしてその「キャリアコンサルタント」というのは国家資格。
あれ、待てよ。
国家資格でまず思い浮かぶのは「鋼の錬金術士」
国家資格なので、国家試験に合格しないといけません。
その国家資格。
これでまず頭に浮かんだのが錬金術師でした。
そして、錬金術師といえば、エドワード・エルリックですね。
さて、「キャリアコンサルタント」になることに決めたボクですが、現実的に調べていくと、分からないことだらけでした。
ハローワークにたどり着かなくて困って困って厚生労働省へ
ネットで調べるのですが、情報としては断片化されたしかも細分化した情報しかひっかかってきませんでした。(検索の仕方がへたっぴだったのかもしれませんけど。)
例えば、こんな感じです。
・どうやら70%が戻ってくる
・国家試験なのに年に数回あって、合格率が高い
どれもこれも、良い情報しか出てこないので、逆におっかなくなってきました。
実際、「70%が戻ってくる」という話はとても魅力的でしたが、よくよく調べてみると「養成講座受講費用の最大70%」だったりしましたし。
また、そのためには、ハローワークで事前コンサルティングを受ける必要があるとのことです。
給付金の制度を利用してキャリアコンサルタントになりたい人は、まず、訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要があり
もう、この段階で頭が大混乱。
この早口言葉のような必須条件が理解できないんです。
パニックになりながらも、ネットで検索すると、訓練前キャリアコンサルティングはハローワークで実施されていることが分かりました。
「生まれて初めてのハローワーク……ごくり」
怖いところだったらどうしようと、生唾を飲むほどにどんどん不安になってきます。(後々、ハロワークに行くことになるのですが、そんなことは一切ありませんでしたよ。)
でも、不安に感じていても何も解決しないし、前には進みません。
で、とりあえず、ハローワークに電話して詳細を聞いてみることに。ネットで調べるのですが……。
「ん? ハローワークってこんなにあるの?」
さすがに社会人なので、好き勝手に選んだハローワークに行くのはダメだろうってぐらいは分かります。
厚生労働省に電話したこととその背景
そして、ここで再び行き詰りました。
「どこのハローワークが担当なのかが分からない……」
まったく前進していない状況が続き、さすがに疲れてきました。
そこで、この資格の旗本である厚生労働省に電話するのが一番早いかなとヒラメキ、早速、電話。(いま振り返ると、こんなヒラメキするなんて、相当疲れていたんだなぁと感じます。)
「どういった相談ですか?」
優しそうなお姉さんが電話にでました。
「そ、相談はあるのですが、そもそもどこに電話していいか分からなくて、電話したのですが」
「何に関する相談でしょうか?」
「キャリアコンサル……いや、えーっと、ハローワークというか」
「在職中の方ですか?」
「あ、はい」
このあと、何回か会話のやりとりをして、
「……総合労働相談コーナーに連絡するのが良いかと思いますので、連絡先をお伝えしますね」
いわゆる電話の交換手の方でしたが、とても丁寧な対応をいただきました。
優しいお姉さん、ありがとう!
総合労働相談コーナーへ
そして、教えてもらった連絡先に電話。今後は、回りくどくせず、ハローワークの連絡先を直球で聞こう。
「総合労働相談コーナーです、もしもし?」
今度は早口なおじさんでした。
「厚生労働省に電話したら、こちらを教えてもらったので、お電話したのですが?」
「うーん、そうですか。どういったご相談で?」
「職場でいろいろあって、その……結論から言うと、ハローワークの連絡先を知りたくて」
「失礼ですが、在職中の方ですか?」
「あ、はい」
「在職中で職場で何があったんですか?」
なぜか、職場の話になっていきます。
「これは、聞き流してくれてもちろんいいのですが、勤めている会社の対応が悪く、ちょっと気になるということであれば、この窓口で対応できるんですよ」
「あ、いや、えーっと」
「なので繰り返しになりますが、ロウキ」か「ハローワーク」の「ハローワーク」で進めてよろしいんですね?」
「は、はい。ハローワークでお願いします」
「お住まいはどちらになりますか?」
ようやく分かった窓口になるハローワーク
どうやら、
住んでいるところを管轄するハローワーク
が窓口になるようです。(最初は「職場所在地」を管轄するハローワークだとも思っていたのですが、住んでいる場所から管轄するハローワークが決まるようでした。)
「いろいろとありがとうございました」
「最後に繰り返しますが、勤めている会社の対応が悪く、気になるということであればいつでも電話してくださいね」
「あ、はい!」
なんだろ、なんかすごく応援されている気がするんだけど。
このエピソードを経て、分かったことが一つありますのでみなさんにお伝えしますね。
管轄のハローワークは、住んでいる区市町村の役所に電話して聞けば一発で分かる
ちなみに、この出来事は、職場と自分の関係を客観的に考えるきっかけになるのでした。
今にしても思うのは、あの時、おじさんが確認したかったのは、
「いじめられている人は、いじめられていることを肯定してしまうことができない」の法則
なのかもしれないな。