見ず知らずの知らない人とのキャリアコンサルティングのお手合わせ。
何度も何人とも会ってみると、
こういうロープレの参加者ってどうなんだろうな?
という状況にたまに出くわすことがあります。
先日、他の受験生と雑談で話したときに、意外と「あるあるネタ」みたいな感じだったので、ちょっとまとめてみました。
試験が終わったら書こうかなとも思っていたのですが、試験まで2週間ちょっとですので、みなさんもご用心をっていうことでまとめました。
貴重な時間を無駄にしないように、ご参考にしてください。
受験生だけのルームが一番危険
オンラインのロープレでは、ブレイクアウトルームで受験生だけになってしまうロープレ、もしくは、主催者が関与しないロープレは注意が必要です。(厳密にいうと、主催者やスタッフはブレイクアウトのグループのどこかに入っているので、全く関与しないということではないのでしょうが。)
特に試験まで1か月前になった頃になると、心に余裕がないのか、もともとそういう性格なのか、
突っかかってくる人
がいます。
フィードバックでも、相手にダメ出しだらけ。
良い点など一つもなし。
逆に、その人は、
「あぁ、そういうはっきりしたい人なんだ」
と思って、逆にその人がキャリコン役になって、同じように指摘をしてあげると、キレ出します。
会社だと、「まぁまぁ」って誰かが仲裁に入るのでしょうが、受験生同志なので、いやな空気に包まれたままになります。
たぶん、いままでもそういう振る舞いをしているので、周りからは、
「何を言っても無駄な人」
と、なっているのだと思います。
実際、なだめたものの、まったく取り付く島もない状態でした。
カメラが急に故障する
女性に多いのですが、カメラが急に故障する方も何人かいました。
たぶん、画面に映りたくないんだと思いますが、カメラオンが参加条件になっているイベントで、かたくなにカメラをオフにするのはどうなんだろうって思います。
どうも、女性同士だと顔をさらすことに抵抗がないようですが、異性がグループにいると、故障するみたいです。
カメラの調子が悪いものの、ご自身がキャリコン役になると突然治るという不思議なパソコンをお持ちの方でした。
本当に故障しているのであれば、仕方がないのですが、でも……。
レベルが違いすぎ
受験が近くなると、ロープレにも力が入ってきます。
その一方で、誰もがピリピリしてきます。
そんな中、「第18回受験生」向けのロープレ会に「第19回受験生」が混じってくることがあります。
その方は、養成学校もまだはじまったばかりなので、その意欲はとても評価できるものの、やっぱり、受験直前に受験生に混ざってしまうのは、そのロープレ会の評判を落としてしまいます。
特徴として次のような感じで、迷惑と感じる受験生が多いような気がします。
・話しすぎてしまうクライエント役
・フィードバックがフィードバックじゃない
→「すごかった」「感動した」「勉強になった」
背伸びするのは良いことだと思います。
ですが、この受け止め方は、人それぞれで、むしろ自分より経験がない人とやってみて自信が付いたという人もいますし、そういう頑張りに対してほほえましく感じる人もいます。そして、ここが現実なのですが、その2つのどちらでもない感想を持っている人も。
「見学は許容」するが「参加はお断り」という考え方もあったり、見学するならその場合も、許諾した参加メンバーのグループに参加といった感じで、均衡をかなり配慮しているように感じます。
とはいえ、まぁ、ほとんどの場合は、そういう人と出会うことはまずないのですが、でも、そうはいっても無料。
ある意味、仕方ない部分でもあります。
「いやなら有料のロープレに参加すればいいじゃん」
っていうのも確かにその通り。
ただ、無料のロープレ会が全て悪いということもあり、実際に参加して分かったのが、無料ロープレ会が二極化している点。
無料ロープレの二極化
試験の3ヶ月ぐらい前から無料ロープレ会がスタートすることが多いです。
ボクの場合は第18回ですが、8月か9月からスタートするロープレ会に参加していました。
で、最初は、ほとんど差がなかったです。
集まっている受験生のレベルもあまり差がなく、しかも、受験生は基本的には優しい人が多いです。
これは、キャリアコンサルタント養成学校でロープレがうまくできなかったり、試験のロープレと養成学校のロープレのレベル差に驚愕したりで、傷ついていたり不安な状態で参加しているからだと思います。
しかし、試験の1ヶ月ぐらい前から、各ロープレ会で特徴や差が出てきます。
具体的には、次の3つです。
①主催者の想い(みんなにはこういうキャリコンになってほしいという想い)
②参加者の①に対する共感度合い
③脱・マンネリ化
①については、「受験生=将来の仲間」と考えるか、「受験生=助けてあげたい存在」と捉えるかの違いが大きいように思います。また、これは相性みたいなところもあるので、熱い思いに共感する人もいれば、距離を置きたい人もいるので、受験生次第かもしれません。
②ですが、そもそものコンセプトに対する共感した仲間が集まるかどうか。当初は、共感した人だけの集いに近いのですが、時間が経つにつれて、共感性が乏しい方の参加が増えます。一人が目の届く受験生人数には限りがあるので、非公開のロープレ会の方が、結束力の高い人の集まりになっているように感じます。
最後に③ですが、マンネリ化の脱却の試みがあるかどうか。これも主催者側の工夫があるかどうかになるのですが、「無料」でそこまで求めるのも酷な気がします。なんですが、ちょっとしたことでも工夫をしているか、同じことを繰り返さないか、繰り返すにしてもちょっとしたジョーダンを交えるとか、少しの変化でも、受験生にとってみると大きな変化になるんです。
一人ひとり順に意見をいうスタイルを、たまにはみんなで議論してみるとか、行きつくところや伝えたいことは同じかもしれませんが、でも、少しのアプローチの変化は、受験生にとってみると新鮮に感じるものです。
無料のロープレ会は、コロナ禍で一気に増えたと思います。
探すといろんなことで開催されていますので、自分にあった、しかも複数に参加するのが良いのかもしれません。
以上、「無料のロープレ会あるある」でした。