【前回のあらすじ】
ロープレの修行の旅に出たパンチ。
だが、見ず知らずの人との修行ではコテンパンにやられ、亀仙人の元でイチから修業をしてもらった。
天下一武道会開催……キャリアコンサルタント試験開催まであと2か月。
果たして、間に合うのかぁー?!
亀仙流の修行、再開
前回、キャリコン界の武天老師様(……実際のところはキャリアコンサルタント養成講座の先生ですけど)にロープレを頼んで、1時間みっちりと修行をさせていただきました。
それから1週間。
仕事や日常生活でも、その効果がじわじわと出てきたように思います。(たぶん。)
さて、今回は2回目。
今日という日を、修行のためだけにと思いまして、会社を休んでの参加です。
代々受け継いでいる「習わし」
レッスンの時間は1時間。
前回からの今日までにあった出来事や、仕事のことなど。
最初の10分ぐらいは、近況や雑談をしました、こちらがあまり緊張しないような配慮かもしれません。
そして、ロープレの開始。
……の前に、今回のロープレで気をつけたいことなどをしっかりと明示してからのスタート。
他の養成学校の方と話す機会がありましたが、他では聞いたことがなかったので、この仕方、ボクの通っていた養成学校で代々受け継いでいることかもしれません。
褒められるし、モチベーションがあがる
前回もそうですが、この先生のロープレですが、先生じゃないような……というか、先生じゃない人が乗り移っているような感じのクライエントとのやり取りになります。
「なりきりが上手」っていうレベルではなく、もう、役者レベル。
これについては、前回と今回の2回受けてみて分かったのですが、
先生の演じたクライエントは年齢も環境も全く違うし、目の前にいる人も全く違う
んです。
コメディもシリアスもこなせる、うーん、芸能人でいうと誰だろう。
阿部寛さんみたいな感じかなぁ。(……で、イメージできます?)
ロープレでは、学びも多くあるのですが、
一番は、ボク自身のモチベーションがあがる
こと。もう、これに尽きます。
前回もそうですが、必ず褒めてくれます。
前回よりも今回。そしてほぼ間違いなく今回よりも次回といった感じで自己効力感が上がっていきます。
ただ、相対的にみると、おそらくボクはそれほどレベルが高くないとは思います。
が、それでも、褒めてくれる。そうするとやる気が出てくるんですね。
しかも、あこがれている先生が、褒めてくれるんですもん。
そりゃ、調子に乗っちゃいますよ。
実は、指導方法は○○です
褒めてくれますが、きっちりと指導もしてくれます。
このあたりは、「教える」とか「指摘する」という感じゃないんですね。
これは、他の先生との大きな違いだと思います。
具体的に言うと、まず「自分自身で気づいていたかどうか」が問われます。
これに関しては、「教えてほしい!」という人にはおそらく合わないと思います。
実際、ネットや書籍、Youtubeでは、いろんな方が教えてくれます。
ボク自身、ちょっと前までは、たくさん本を読んだり、ネットで調べたり、動画をみたりして学んでいました。
役に立つこと、もちろん、たくさんありました。
ただ、
その先がない
ように思います。
それは、どういうことか?
ボクが感じたことでが、「書籍、ネット、動画」は、一方向なんです。
しっかり、自分で受け止め、考えることができますが、自分から問い返すことは基本的にはできません。
で、この先生は、「自分で気づいていたかどうか?」というのを重要にされているように思います。
それに対して、自分なりの考えを伝えるのは、けっこう、しんどいです。むずかしい。
でも、それを自分なりに表現して(言語化して)、伝えると、それに対するディスカッション、深堀りのディスカッションが始まります。
そして、先生は手を差し伸べる、もしくは、背中を押す、そんな感じで指導をしてくれます。
・自分にあった自分だけの指導
ここがマンツーマンの良い点でもあるのですが、この1時間が終わったあと、ものすごく疲れます。少し吐き気がして、頭痛もします。
ということは、それぐらい、この1時間集中しているんだと思います。
何度か、受験生同志のロープレに参加しているのですが、一度も、多少の疲労はしますが、吐き気も頭痛もしたことはありませんでした。
もちろん、マンツーマンじゃないからというのもあるでしょうが、心構えが違うのかなと、少し反省していたりもしますが。
という感じで2回目の修行をきっちりと終えることができました。
前回はロープレ精一杯でしたが、今回は、実務でのことまで視野に入れた指導をうけることができました。
また、具体的なアドバイスをいただきました。
例えば、協議会で面接時においてある時計の利用方法について。
「(ボクの場合は)こうしたらいいんじゃないかな」ということなので、ここで情報共有してもたぶん、合う人と合わない人が出てくるはずなので、今回は書かないでおきます。
そもそも、なんでCC協議会は時計があるかということもディスカッションすることができました。
まぁ、この正解なんて、CC協議会に聞いてみないと分かりませんが、ボクはかなり腑に落ちました。
また、いまさらながら、授業やテキストに書いてあったことを今回の面接のロープレでの振り返りでようやく理解することもできました。
「身をもって知る」っていうのはこういうことかもしれませんね。
最後に、タイトルにある「亀川流」ってのは、ボクが勝手に名付けただけです。
キャリコンにそんな流派はありませんので、あしからず……。