【模範解答・解答例】第31回「キャリアコンサルタント試験<実技・論述>」【無料限定公開】

[試験問題]解答・解説
この記事は約8分で読めます。

すっかり定番となったAIを使った論述の模範解答例。

手抜きでAIでの模範解答シリーズはこのブログのキラーコンテンツとなり、引き続き好評ということもあり今回も調子に乗ってまとめてみました。 

ちなみに、過去の論述はこんな感じでまとめていました。

 

論述の模範解答はインターネットで公開しているけど、人によって、内容が結構異なります。

なので、このAIでの解説シリーズは主観ではないという意味ではどこよりも参考になると思います。

いままでのシリーズ同様、

「キャリコンの論述試験の模範解答はAIで簡単に分析できるし、タダだし、ほらこんな感じでね」

という内容でして、ボクが当時受験した試験団体はCC協議会なので、CC協議会で出題された論述についてまとめています。

今回も、

「AIがどうしてそのような答えを導き出すのかが知りたいのよ!」

という要望に応えるようにプロセスを入れています。

さらに、今回は養成講座卒業したばかりの方や、最近出てきたAmazonの対策本をわざわざ買わなくてもいいように時間をかけて解説もかなり詳しくしてみました。

 

最初の注意

さてさて、おまたせしました。

まず、いつもと同じく注意事項を。

AIなので、人間がフォローしないと少しヘンテコな文章かもしれませんが、あまり加工はせず、ほぼそのまま掲載しています。

「これがスバリ解答だ!」っていうことでは決してないので、参考程度にしてもらえればと思います。

このAIによる解答を活用したのに不合格だったとか、そういうのはなしでお願いしますね。

 

第31回「国家資格キャリアコンサルタント試験」論述の解説(AI編)

🔵 まず全体の理解(この事例は何の話?)

30歳男性(Zさん)が、

  • もうすぐ結婚する
  • 家も出て新生活が始まる
  • その準備をしているうちに
  • 「この会社でこのままで大丈夫?」と不安になった

という話です。

つまりこれは

🔶 「結婚」という人生の大きな節目で、将来の仕事やお金が不安になったケース

です。

論述試験は、

  • 相談者が何を相談したいのか
  • コンサルタントはなぜその言葉を言ったのか
  • 本当の問題は何か
  • 今後どう支援するか

を考える試験です。

では1問ずついきましょう。


【設問1】の解説

問われていること

「この人は、この面談で何を相談したいの?」

これだけです。

難しく考えなくていいです。


Zさんが言っていることを整理すると

  • 結婚する
  • 将来お金が足りるか不安
  • 今の会社でいいのか分からない
  • 転職したほうがいいのか迷っている
  • このままで大丈夫なのか不安

つまり、

🔶 「今の仕事を続けるべきか、転職を考えるべきか迷っている」

これが相談の中心です。


まとめ

Zさんは

「結婚を前に、今の会社でこのまま働き続けて家族を養っていけるのか不安。転職したほうがいいのか迷っているので相談したい」

これが設問1の答えになります。

ポイント:

  • 不安
  • 将来
  • 結婚
  • 転職の迷い

を入れること。


【設問2】の解説(下線Bの意図)

下線Bはこれです:

「人生の大きな節目を前に、一度きちんと仕事について向き合おうと思ったのでしょうか。」


問われていること

「なぜこの言い方をしたのか?」

です。


これは何をしているか?

これは

🔵 相談者の気持ちを整理している
🔵 今起きていることを言葉にしてあげている
🔵 相談のテーマをはっきりさせようとしている

行動です。

これを専門用語で言うと:

  • 要約
  • 感情の明確化
  • 意味づけ
  • 焦点化

なぜこう言ったの?

Zさんは

  • 給料が不安
  • 将来が不安
  • 転職すべきか迷い

と話しています。

でも本質は

「結婚という人生の節目で、自分のキャリアを見直している」

ということ。

それをコンサルタントが整理してあげたのです。


超シンプルに言うと

先生は

「ああ、結婚という大きな出来事がきっかけで、ちゃんと将来の仕事を考えようとしているんだね」

と気持ちを整理してあげた。

これが意図です。


模範的に書くなら

  • 結婚という人生の節目を機にキャリアを見直そうとしていることを整理し
  • 相談者の気づきを促す意図

と書くと高得点です。


【設問3】(一番大事・20点)

ここが本番です。

① 問題は何か?

問題とは

「この人が今つまずいている本当の課題」

です。


Zさんの本当の問題は何でしょう?

実は

🔴 「将来像が具体的に描けていないこと」

です。

彼は

  • 先輩はうまくいっている
  • 自分もいつかは昇給するはず
  • でもいつ?どのくらい?

が分かっていない。

だから不安なのです。


つまり問題は:

将来のキャリアや生活設計が具体化できておらず、不安になっていること


② その根拠

必ず「本人の発言」を使います。

例えば:

  • 「このままで本当に大丈夫なのだろうか」
  • 「それがいつになるのか分からない」
  • 「目の前の数年間が思い描けない」
  • 「どうしたらいいのだろうか」

これが根拠になります。


まとめ

①問題
→ 将来がはっきり見えなくて不安になっていること

②根拠
→ 「いつになるのか分からない」「思い描けない」と言っているから


【設問4】今後の方針

ここは

あなたが担当したらどうする?

という問題。


大事なのは

🔵 いきなり転職を勧めない
🔵 まず整理をする

です。


やることは3つ

① 不安を整理する
② 将来設計を具体化する
③ 今の会社での可能性を確認する


具体的には

  • 何歳でどんな生活をしたいか?
  • 収入はいくら必要か?
  • 今の会社の昇給モデルは?
  • 技術を高めたらどうなるか?
  • 転職市場は?

などを一緒に考えます。


まとめ

いきなり「転職しなさい」とは言わない。

まず

将来を数字や計画で具体的にして、不安を小さくする

それから判断する。

これが方針です。


🌟 最後に:この事例の本質

これは

「転職すべきかどうかの相談」

ではありません。

本質は

人生の節目で、自分のキャリアをどう考えるか

というテーマです。


📌 点数を取るコツ

✔ 感情を書く
✔ 発言を根拠にする
✔ すぐ解決策を書かない
✔ 整理 → 気づき → 支援の順

 

 

(1)模範解答例(そのまま書ける文章)

※試験時間50分なので、やや簡潔型にしています。


【設問1】模範解答例

相談者は、結婚という人生の節目を前に、現在の会社で働き続けて家族を養っていけるのかという将来の生活設計に不安を感じている。今の仕事にはやりがいを感じているものの、収入面や将来の見通しが明確でないことから、このまま働き続けるべきか、より収入のよい職場へ転職を検討すべきかについて相談したいと考え、本面談に来談したものと考える。


【設問2】模範解答例

下線Bの発言は、結婚という人生の大きな節目を契機に、自身のキャリアについて改めて向き合おうとしている相談者の状況を整理し、意味づけを行う意図でなされたものと考える。また、相談者が漠然とした不安を抱えている状態から、その背景にあるテーマを明確化し、対話の焦点をキャリアの見直しに置くための応答であったと考える。


【設問3】模範解答例

① 問題
結婚後の生活を具体的に見通すことができず、将来のキャリアと生活設計に対する不安が高まっていること。

② その根拠
相談者は「このままで本当に大丈夫なのだろうか」「それがいつになるのか分からない」「目の前の数年間が思い描けない」「どうしたらいいのだろうか」と発言している。また、先輩の生活や父親の家族像と比較しながら、自身が家族を養えるかを心配しており、将来像が具体化できていない様子がうかがえる。


【設問4】模範解答例

まずは相談者の不安を十分に受容しながら、結婚後の生活設計や将来像について具体化を図る支援を行う。その上で、現在の職場におけるキャリアパスや昇給の見通しを整理し、現職継続の可能性と転職の選択肢の双方を客観的に検討できるよう支援する。相談者自身が価値観や優先順位を明確にし、主体的に意思決定できるよう伴走的に支援していく方針とする。


ここまでが「安全圏合格レベル」です。


(2)採点者目線での加点ポイント

論述は「正解」よりも「質」を見ています。

採点者が見ているのは次の5点です。


① 感情に触れているか

✖ 「転職を迷っている」だけ → 低評価
〇 「将来の生活設計に不安を感じている」→ 加点

感情を書けるかが超重要。


② 発言を根拠にしているか(設問3)

必ず引用レベルで書く。

例:

  • 「思い描けない」
  • 「分からない」
  • 「どうしたらいいのか」

これを書かないと減点。


③ すぐ解決しようとしていないか

✖ 「転職市場を調べる」から入る
✖ 「収入を上げる方法を提案する」

これは減点。

まず

  • 受容
  • 整理
  • 明確化

を書くこと。


④ 中立性があるか

✖ 転職寄り
✖ 現職残留寄り

どちらにも偏らないこと。


⑤ 主体性を尊重しているか

「本人が主体的に決定できるよう支援」

これを書くと評価が安定します。


(3)この事例の理論背景

実はこの事例、発達理論が強く関係しています。


① ドナルド・スーパー理論

Donald Super

スーパーは

人生には発達段階がある

と言いました。

Zさん(30歳)は

🔵 「確立期(25~44歳)」

の初期です。

この時期の課題は

  • 職業的安定
  • 家庭形成
  • 将来設計

まさに今回のケース。

結婚は
「ライフロールの変化」です。

だからキャリアを再検討しているのです。


② エリクソンの発達課題

Erik Erikson

30歳前後は

「親密性 vs 孤立」

の段階。

結婚は
親密性の確立。

そのために
「安定」「責任」が意識される。

だから不安が出る。


③ トランジション理論(シュロスバーグ)

Nancy Schlossberg

結婚は「トランジション(転機)」。

転機では人は

  • Situation(状況)
  • Self(自分)
  • Support(支援)
  • Strategies(対処法)

を整理する必要がある。

Zさんは
Situationは変化しているが、
Strategiesがまだ整理できていない。


🌟 この事例の本質

これは

「転職相談」

ではなく

🔵 発達課題に伴う不安
🔵 ライフロールの変化
🔵 将来の具体化不足

のケース。

ここを理解できると、
論述が一段上に行きます。


🔥 最後に

この問題は

「転職かどうか」ではなく

結婚という発達課題にどう向き合うか

がテーマです。

 

 

 

最後に、ロープレの個別指導サービスをココナラではじめましたので、よかったらご利用ください。

 

 

あと、もう1つおまけ。

論述について、どうにもこうにもならず、試験が近い場合は、型(テンプレート)から覚えて学ぶ方法が適しています。

そちらはこちらにまとめてありますので、よければご参考にしてください。
(「無料公開するとみんな合格しちゃう」っていう声が多かったので、noteで有料記事にしました。)

 

タイトルとURLをコピーしました