両立支援コーディネーター基礎研修に当選し、本日、WEBライブ講習を受講しました。
そのレポートです。
事前の動画研修はこんな感じで受講していました。
オンラインの受講状況確認がしっかりしすぎていた
オンラインでの受講状況ですが、びっくりです。
予想以上に、かなりしっかりしていました。
受講中は、常に「カメラオン」にしていなければいけない状態で、それを事務職でモニタリングしているということです。
例えば、長時間離席していると、バレちゃうみたいですし。
また、「チャット」と「アンケート(アンサーパッド)」の2つの機能で、不意打ちでの質問が急にきます。
そういったのにも対応していかないと受講していないとみなされるんでしょうね。
ボクは会社を休んでの受講だったんですが、仕事中に受講している方は、こういう不意打ちの質問に対応できないこともあるでしょうから、やっぱ休んで良かったです。
全体の流れ
こんな感じで研修は進行しました。
2.総論編(動画研修の振り返り)
3.事例編
4.ワーク・解説編
冒頭は、事務局からの事務連絡がありました。
その後、動画研修のおさらい(ダイジェスト)で、振り返り。
このおさらいはかなり進行が速かったのですが、動画研修に時間をかけて学んでいたこともあり、なかなか知識が定着していたことが確認できました。
そして、今回の目玉となるのが事例検討。
コロナ禍以前は、オンラインではなくグループワークをしていたみたいですが、今回のオンライン講義では個人ワーク。
実戦経験がまだないボク(受講生の半分以上はそうみたいですが)にとっては、この事例検討でのシミュレーションはとても役に立ったと思います。
今回の授業は2時間30分でしたが、ところどころ休憩もありました。
また、さすがは「両立支援コーディネーターの授業だな」と思ったのが、中継先のスタジオでも換気をしっかりしている点。
次のような感じで、休憩+スタジオ換気の時間が何回かありました。
両立支援コーディネーターの重要性を痛感
事例ではいままでの動画研修を含めて、知識がどのように実践で(実務で)用いられるかということを学ぶことができました。
その上で、「両立支援コーディネーター」の重要性が改めて感じ取りました。
少子化で労働人口が少なくなる状態で、さらに労働人口が少なくなるのが、
「病気やケガでの仕事両立を断念する人口層」
です。
今回の講義の最後に、講師の方がこういってました。
「病気やけがは誰にでもいつでも発生する」
と。
企業の採用試験で、
「最後になんか質問ありますか?」
と聞いたのであれば、
「御社では病気と仕事の両立支援はどのようにされていますか? 過去の具体的な事例を教えていただけますか?」
と新卒や中途入社希望者に聴かれるのではないでしょうか。
大企業が良い会社って言えなくなってしまった現在において、この答えが明確じゃない企業は、従業員を見捨てている企業もしくは、従業員から見放された企業のケースが多いように思いながら、今日の授業を聴いていました。
この質問ですが、自分が病気やケガの当事者になった場合でも言えることですが、チームのメンバーや上司、後輩がそういう状況になった場合のフォロー体制を確かめることができるんだと思います。
さらに、いま、自分が所属しているあなたの会社ではどうでしょうか?
……そんなことを問われているような2時間30分のような気がしました。
母集団が550のアンケート、いいね!
今回の集合WEB研修の良さですが、550名を母数とするアンケートがリアルタイムに行われて、集計結果が即時公開されました。
自分はどの選択に入っているかということよりも、
さまざまな見解があり、それで良い
っていうのが分かりました。
そうなんです、1つの問いに対して、複数の考え方があっていいってことなんです。
自分以外の意見や、少数意見を排除せず、その考えを含めて受け入れる度量のようなものが今回の研修でボクは備わったように思います。
この研修は、すごかった……マジですごかった
短期間での研修でしたが、動画研修も、WEBによるリアルタイムの研修もマジですごかったです。
しかも、無料だし。
全ての受講を終えたいま、それまでのボクの価値観がぶっ壊れた感じです。
日常の仕事でも、プライベートでもそうですが、1つの観点から物事を考察し判断する危険性のようなことも合わせて学ぶことができた期間でした。
一言でいうならば「知らなかったことによる不利益」の回避
「無知の知」というのは、キャリアコンサルタント養成講座で何度も学びました。
しかし、定着はしてなかったように思います。
今回の研修でも、同じようなことを別の簡単で教えていただきました。
それを一言でいうならば、
知らなかったことにより不利益が生じる
です。
具体的にいうと、「知る機会があるにも関わらず、知らない状態での不利益」でしょうか。
この研修の最後の最後(今回配布されたスライドP41)に、そのことが書かれているのですが、ボクは、そのように解釈して、知識の定着がようやくできたように思います。
プラスの複利効果の高い「両立支援コーディネーター」
キャリアコンサルタントの資格の効果というのは、なかなか表現することが難しいのですが、今回の「両立支援コーディネーター」は日常の仕事でもプライベートでも、相乗効果が高い知識(資格)だと感じています。
特に、高齢化がまだまだ進んでいる日本では、より重要度が高まるんじゃないかな。