【模範解答・解答例】第28回「キャリアコンサルタント試験<実技・論述>」【無料限定公開】

[試験問題]解答・解説
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すっかりおなじみになりました論述の模範回答例。

手抜きでAIでの模範解答シリーズはこのブログのキラーコンテンツとなり、かなり好評ということもあり今回も調子に乗ってまとめてみました。 

ちなみに、過去の論述はこんな感じでまとめていました。

論述の模範解答はインターネットで公開しているけど、人によって、内容が結構異なりますよね。

なので、このAIでの解説シリーズは主観ではないという意味ではどこよりも参考になると思います。

いままでのシリーズ同様、

「キャリコンの論述試験の模範解答はAIで簡単に分析できるし、タダだし、ほらこんな感じでね」

という内容でして、ボクが当時受験した試験団体はCC協議会なので、CC協議会で出題された論述についてまとめています。

今回も、

「AIがどうしてそのような答えを導き出すのかが知りたいのよ!」

という要望に応えるようにプロセスを入れています。

さらに、今回はAIによる試験対策として「攻略法」も入れ、ちょっと時間をかけて解説もかなり詳しくしてみました。

 

おまたせしました、模範解答です 

さてさて、おまたせしました。

今回も使ったのは「ChatGPT」です。

今回の解答例、ネットでたくさん転がっているものよりは、やっぱりかなり精度が高いと思います。

ただ、AIなので、人間がフォローしないと少しヘンテコな文章かもしれませんが、あまり加工はせず、ほぼそのまま掲載しています。

「これがスバリ解答だ!」っていうことでは決してないので、参考程度にしてもらえればと思います。

このAIによる解答を活用したのに不合格だったとか、そういうのはなしでお願いしますね。

 

第28回「国家資格キャリアコンサルタント試験」論述の模範解答(AI編)

AIによる解説(攻略法と考察)

【設問1】 相談者がこの面談で相談したいこと

インターンや就職活動を進める必要性を感じながらも、やりたいことが明確でなく、どのように決めればよいかわからず困っている。また、周囲が動き出していることに焦りを感じる一方、両親の期待との違いに悩み、自分で納得のいく進路を決めたいと考えている。

この設問では、相談者がキャリアコンサルタントにどのような悩みを相談しに来たのかを、事例記録を基に整理して述べる必要がある。

相談者は「特別にやりたいことがない」と述べており、自分の適性や将来のキャリアの方向性に迷いがある。インターンシップの情報を集める必要性は感じているが、何を基準に選べばよいのかわからず、行動に移せていない。また、友人たちがすでにインターンや企業研究を始めていることに対し、「自分も動かないといけない」と焦っている。

さらに、父親は一般企業での事務職を希望し、母親も「ちゃんとした会社に就職してほしい」と言っているが、相談者自身は親の望む職業に納得できず、親の勧めに従うことへの抵抗感を示している。「自分で決めたいが、どうしたらよいかわからない」と発言し、「何となく決めてしまってすぐに辞めることになったらどうしよう」という不安も抱えている。

このように、相談者の抱える問題を整理し、簡潔にまとめることで、設問の意図に沿った解答となる。

 

 

【設問2】 【下線B】の応答の意図

相談者が過去に夢中になった経験を振り返ることで、自己理解を深め、興味・関心のある分野を探ることを目的としている。自分の価値観や大切にしていることを整理し、キャリア選択の手がかりを得る意図があったと考えられる。

この設問では、キャリアコンサルタントがなぜ「学生時代に夢中になったことや、楽しかったこと」を質問したのかを考察する必要がある。

相談者は「やりたいことがない」と述べているが、本当に何も興味がないわけではない可能性がある。相談者自身が気づいていない価値観や関心のあることを引き出すために、この質問を投げかけたと考えられる。また、「中学・高校時代にダンスに打ち込んできた」ことを話し始めたことで、ダンスが相談者にとって大きな意味を持つ活動であることが明らかになった。

「好きなことを仕事にするとは思えない」と相談者は述べているが、ダンスに関連した仕事の可能性を探ることもできる。例えば、ダンスインストラクターやスポーツ・健康関連の仕事など、興味の延長線上にキャリアの選択肢があるかもしれない。キャリアコンサルタントは、相談者の価値観を整理し、自己理解を深めることで、進路選択のヒントを得られるよう意図していたと考えられる。

 

 

【設問3】 相談者の問題とその根拠

自分が何をやりたいのか明確でなく、キャリア選択の軸が定まっていない。また、親の期待と自分の意思の間で葛藤しており、納得のいく決断ができるか不安を抱いている。

「特別にやりたいことがない」「どうしたらいいかわからない」と述べており、自己理解が不足している。「親の勧める会社に就職することになりそうで、それは避けたい」と発言しており、親の期待と自分の考えにギャップがある。「何となく決めてしまってすぐに辞めることになったらどうしよう」と不安を感じている。

この設問では、相談者の抱える課題を明確にし、その根拠を事例記録の具体的な発言から示すことが求められている。

相談者は「やりたいことがわからない」と発言しており、自己分析が十分にできていないことがわかる。また、「両親が気に入るような会社に就職するなら、どこに入っても一緒」と述べていることから、自分の意志を大事にしたい一方で、親の期待を無視することにも抵抗を感じていることがうかがえる。さらに、「何となく決めてしまって、すぐに辞めることになったらどうしよう」と、不安を口にしており、しっかり考えて決めたいという思いがある一方で、決めること自体にプレッシャーを感じていることがわかる。

 

【設問4】 今後のキャリアコンサルティングの方針

相談者が自己理解を深め、自身の価値観や強みを明確にできるよう支援する。そのために、過去の経験を振り返り、自分にとって大切な要素を見出す作業を行う。また、ダンスやアルバイトの経験を活かせる職業についての情報を提供し、職業選択の幅を広げる。

さらに、両親の意向を尊重しつつも、相談者自身が納得できる選択ができるようサポートする。就職活動の具体的なステップを整理し、行動計画を立てることで、不安を軽減しながら進められるよう支援する。

この設問では、相談者の問題を解決するための具体的なキャリアコンサルティングの方針を述べることが求められる。自己理解の促進、選択肢の拡大、意思決定のサポート、行動計画の策定の4つの観点を中心に、相談者が納得できるキャリア選択をするための支援を明確にすることが重要である。

相談者が自分の将来を主体的に考え、納得のいく進路を決定できるように、以下の4つの方針で支援を進める。

① 自己理解の促進
まず、相談者自身が自分の価値観や強みを明確にできるよう、これまでの経験を振り返る作業を行う。特に、学生時代に夢中になったことや達成感を得た経験から、相談者が大切にしている要素を整理する。今回の面談で、相談者は「ダンスに打ち込んできた」と語っており、これが自身の興味や価値観とどう結びつくのかを深掘りする。さらに、アルバイト経験を通じて「仕事が楽しい」と感じた点も重要な手がかりとなるため、これまでにどのような業務にやりがいを感じたのかを具体的に振り返り、職業選択のヒントを得る。

② キャリアの選択肢を広げる支援
相談者は「ダンスは好きだが仕事にはできない」と考えているため、ダンスに直接関わる仕事だけでなく、関連する業界やスキルを活かせる職種について情報提供を行う。例えば、ダンスインストラクターやイベント企画、フィットネス業界、スポーツ関連ビジネスなど、多様な職業を知ることで、新たな可能性に気づく機会を作る。また、アルバイト経験を活かしたカフェ経営や接客業についても、興味の有無を確認し、職業選択の視野を広げる。さらに、実際の仕事のイメージを具体化するために、職業研究やOBOG訪問、インターンシップの活用を提案する。

③ 意思決定のサポートと不安の軽減
相談者は、親の期待と自分の意思の間で葛藤しており、「親が勧める会社に就職することになりそうだが、それは避けたい」と発言している。このような状況では、両親の意向を尊重しながらも、相談者自身が納得できる選択ができるように支援することが重要である。親と価値観が異なることを受け入れ、対話を通じて自分の意見を伝える方法を考える。例えば、親の希望する「安定した企業への就職」と、自身の関心を両立できる仕事の可能性を探ることで、双方が納得しやすい選択肢を模索する。また、「就職を決めてもすぐ辞めてしまうのではないか」と不安を抱えているため、キャリア選択において重視すべき基準を明確にし、自分に合った職業を選ぶための軸を定める作業を行う。

④ 行動計画の策定と支援
就職活動の進め方が分からず、焦りや迷いを感じているため、具体的なステップを整理し、計画的に行動できるようサポートする。まず、短期的な目標(例:自己分析の強化、興味のある企業のリストアップ、OBOG訪問)と長期的な目標(例:インターンシップへの参加、エントリーシート作成、面接対策)を明確にし、実行しやすい形でスケジュールを立てる。相談者が進捗を確認しながら自信を持って就職活動を進められるよう、定期的なフォローアップを行い、必要に応じて相談できる環境を整える。

以上の方針に基づき、相談者が自分自身の考えを深め、納得のいくキャリア選択ができるよう、継続的な支援を行う。

 

 

AIによる模範解答

【設問1】相談者がこの面談で相談したいこと

インターンや就職活動を進める必要性を感じながらも、やりたいことが明確でなく、どのように決めればよいかわからず困っている。また、周囲が動き出していることに焦りを感じる一方、両親の期待との違いに悩み、自分で納得のいく進路を決めたいと考えている。

 

 

【設問2】【下線B】の応答の意図

相談者が過去に夢中になった経験を振り返ることで、自己理解を深め、興味・関心のある分野を探ることを目的としている。自分の価値観や大切にしていることを整理し、キャリア選択の手がかりを得る意図があったと考えられる。

 

 

【設問3】① 相談者の問題

自分が何をやりたいのか明確でなく、キャリア選択の軸が定まっていない。また、親の期待と自分の意思の間で葛藤しており、納得のいく決断ができるか不安を抱いている。

 

【設問3】② その根拠

「特別にやりたいことがない」「どうしたらいいかわからない」と発言しており、自己理解が不足している。また、「親の勧める会社に就職することになりそうで、それは避けたい」と述べる一方、「何となく決めてしまってすぐに辞めることになったらどうしよう」と不安を感じている。

 

 

【設問4】

相談者が自己理解を深め、自身の価値観や強みを明確にできるよう支援する。そのために、これまでの経験を振り返り、特に夢中になったことや達成感を得た活動を整理し、自分にとって大切な要素を見出す作業を行う。また、ダンスやアルバイトの経験を活かせる職業についての情報を提供し、職業選択の幅を広げることで、相談者が具体的なキャリアの方向性を考えやすくなるようにする。

さらに、相談者は両親の期待と自身の考えの間で葛藤しているため、親の意見を尊重しつつも、自分の意思を大切にできるようサポートする。将来の選択に対する不安が大きいため、就職活動の具体的なステップを整理し、行動計画を立てることで、焦りや迷いを軽減できるよう支援する。こうしたプロセスを通じて、相談者が納得のいくキャリア選択を行い、自信を持って進めるよう伴走していく。

 

 

 

 

今回も解説を加えて、解答例作成含めての所要時間はたったの30分。

他でも模範解答を掲載されているところがあると思いますが、良かったらそこと見比べて自分なりの解答を作ってみてください。

また、意図的にAIで解答を出すときの文字数は今回は少し多めにしていますので、必要に応じて、文字数の調整してみてくださいね。

  

最後に、ロープレの個別指導サービスをココナラではじめましたので、よかったらご利用ください。

 

 

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