【キャリアコンサルトも】週刊東洋経済[2022/2/5号](40代・50代に見合った資格と検定を特集)

参考本
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ビジネス雑誌の1つに「週刊東洋経済」があります。

今回は「40代、50代に見合った資格と検定を特集」がされていました。

 

40代と50代に限定した資格本

資格の特集というのは、ずいぶんと前からありましたが、「ミドルエイジ」に絞り込んだのはあまりないように思います。

少し先を見据えた50代までを意識した特集になっていたのは、ボクのような40代にはうれしいです。

また、最近は、民間の資格も多くありネットで調べてるよりも、こういう本をざっと見る方が効率的かもしれません。(国家試験でも情報処理試験のように資格名称が変わったりするのですが、ネットの情報は古い名称のままということもありますから。)

そして、もちろん、「キャリアコンサルト試験」も特集の中に入っています。

そして、この中にはボクが知っている方も登場していたり……。

 

待ってました!のコロナ禍の資格考察

コロナ禍前の資格情報と現在の資格情報、その役割や求められるものについては、かなり違いがあるようにボクは感じていました。

しかし、その視点でネットで調べると、見極めがかなり時間の要する作業となってしまい、例えば、このブログの「キャリアコンサルタント」だけでも、なかなか大変です。

コロナ禍中、そして、アフターコロナを見据えつつ、AIの動向も考慮して構成になっていたのは、とても評価できると感じました。(この本の価格との見合いでも、コストパフォーマンス的にはとても良心的かと。)

 

資格取得が目的じゃないけども

キャリアコンサルタント試験に合格した方や、いま受験中の方にとっては、

 これから何を学んで補うか

という視点ではとても勉強になります。

ボクは、キャリアコンサルタント養成講座で、職業訓練給付金を使ってしまったので、次に使えるのは3年後。

そういう中期的な視点で、何の資格勉強を通して学習を継続しているかという「コスト的」な観点でも参考になりました。

資格取得が目的じゃなくても、2~3年のパーソナルプランを作成するにはまとまっていますし。

 

意外な資格と、その知識の習得可否

もう一つの使い方としては、パラパラとで良いので、自分が興味のない(なかった)資格を調べることで、その知識を捨てるか(リファーするか)という客観的な判断もできました。

もう一方で、例えば、5年後はこうしたいとか、50歳になったらこうしたいといったプランがあるのであれば、その5年後に向けて、どういうことを学ぶかという指針にも使えます。

なかなか日常業務をしながらの勉強のモチベーションを維持するのは難しいので、資格を取得を通過点にしていこうかなと思いました。

 

といっても、やらない人ばかり

しかし、この本にもデメリットもあります。

かなり整理されており、一読しただけでも、なんかそれで満足度が高まっちゃうんですよね。

中にはすごい資格もあって、「はぁ~」っていうため息交じりで途方にくれてしまったものもありました。

きっと、本を読んで満足してしまう人が多いんじゃないかなぁ。

 

具体的にブルーオーシャンの探索

ボクの利用方法です。

この本の単独の資格だけを観ると、その市場ではレッドオーシャンなものが多くありました。

それを複数のモノ(資格)を掛け合わせると、もしかしたらブルーオーシャンのような競争過多にならない領域を見つけることができました。

それが、自分にとっての望むべき領域かどうかはまた別の話ですが、そんな感じで考えると、けっこう楽しく読むことができましたよ。

 

将来のことを少し不安に感じているけど何をしたらいいか分からない方、いま、受験勉強中だけど、少し息抜きしたい方には、おすすめな一冊だと思います。

 

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