カウンセリングを実生活で訓練した結果、分かったこと

受験対策(面接)
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キャリアコンサルタント養成講座に参加していると、カウンセリング(といってもまだホンの基礎ですが)をやってみる機会があります。

理論を学んで、それを実際に自分で行うのですが、これがまぁ、頭でイメージしたとおりにはいかず、とても苦労しています。

まるまる一日、だから8時間の授業で、ロールプレイやグループワークの時間はいまのところは2時間ぐらい。

もうちょっと練習したいという気持ちがあるのですが、その時間を得るには、日常生活で実践するしかないという結論に至りました。

 

キャリアコンサルタントっぽいのではダメなんだ

授業で実践してみると、ボクがイメージしているカウンセリングと先生のものとはかなり異なることが分かりました。

これは、「養成講座で学んだことをいまの仕事でも活かせたらいいな」という気持ちがボクの中にあるからです。

つまり、ボクの軸は「サラリーマン業務」で、先生の軸は「キャリアコンサルタント業務」。

なので、ロールプレイでキャリアコンサルタント役をしていても、ついつい「サラリーマン業務」の口調や態度が出てしまうんです。

ですので、自分の中では上手にキャリアコンサルタント役ができたと思っても、それは、

 キャリアコンサルタントっぽいサラリーマン

が上手に演じられただけであり、「キャリアコンサルタント」には程遠いのです。

これを、早期に(第2回目のキャリアコンサルタント養成講座受講後に)気が付いた経緯はこんな感じです。

 

先生のアドバイスを受け入れられないボク

自分ではうまくキャリアコンサルタント役が出来たと思っていたところ、先生のアドバイスは違いました。

先生の言っていることは分かります。

なので、素直に受け入れるものの、その場ではぼんやりとしかつかめないことが何度かありました。

そこで、養成講座が終わったあと、丸一日考えて、ボクなりに理解したことを先生に質問してその返答をいただき、ようやく気が付いたことが、

 キャリアコンサルタントっぽいサラリーマン

という姿勢で受講していたことでした。

ただ、ボクはそういう姿勢を意識してやっていたわけではなく、無意識にそのように振舞っていたように思います。

これって、違う業種からキャリアコンサルタントを目指すときに陥りやすい罠なのではないでしょうか。

 

「考える」が全く欠落していてボクの人生

考えていた丸一日は、本当に考えて考え抜いた一日でした。

結構、つらかったです。

ですが、いま思うと、実は、それって「ボクにとっては良い状態」なんだなとも思います。

「ぼんやり」状態から一休さんでいう「ひらめき」状態にするにはひたすら考えるしかなかったのですが、それが非常に大切なんだと。

ボクのいままでの人生では、「理解して覚えて」っていう作業が中心で、ただ、それを時間をかけて行うことで、実際問題、高校・大学受験、そして就職活動もそれなりにうまくいってました、

そこに「考える」っていうのが重要だってことがようやく身をもって理解すことができました。

また、それに気づきをくれた先生にはとても感謝しています。

 

実生活でチャレンジ中

この過程を経て、実生活でチャレンジしています。

といっても、「傾聴」ぐらいでしか試すことができていませんが、それでも、なかなか奥が深いなと感じています。

また、

 キャリアコンサルタントっぽいサラリーマン

というところを意識から脱却してチャレンジしているところに意義があるように感じています。

「キャリアコンサルタントっぽいサラリーマン」で実生活でチャレンジしても、意味はほとんどなかったでしょうから。

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