日中に仕事をしていると、なかなか勉強ができないという人も多いと思います。
ボクもそうでした。
そんな中、最近、編み出したのが、カウンセリングスキルを業務中に鍛える方法。
なにもロープレだけがカウンセリングスキルアップの手段じゃない!
……っていうことを1か月前の自分に教えてあげたいぐらいです。
さて、ロープレの特訓をする理由の1つに、カウンセリングスキルを高めたいというのがあると思います。
ボクは人見知りということもあり、初対面の人に接することが苦手なので、それを慣らしていきたいということもあるのですが、根底にあるのは、カウンセリングを上手になりたいということです。
だから、ロープレをたくさんこなしていきたいということで、いっぱい申し込んでいっぱい参加していたのですが、最近、ちょっとその疲れが出てきました。
やはり、人と接するのが苦手なので、急に「こんにちわ、はじめまして」っていうのをやりすぎてしまったようにも思います。
なので、ロープレの参加率を当初はたくさん、ほぼ毎日って考えていたのですが、キャンセルができるものはキャンセルして減らすようにしました。
でも、カウンセリングを上手になりたいなって思っている気持ちに変化はありません。
そこで、日常業務や日常生活でこのスキルを上げる方法がないかと試行錯誤していました。
ここでは、うまくいったものだけ、みなさんにも紹介したいと思います。
会議の聴講者であれ
まず、会議。
この会議の参加するマインドをリセットしました。
いままでは、
「自分の番になったら、何を言おう」
「急にあてられたらいやだなぁ」
っていう感じで、どちらかいうと「話す」ことを中心に試行錯誤していました。
これを「聴く」を中心に変えると、あら不思議。
会議が面白くなりました。
そもそも、「聴講者」ってあるように「聴」っていう感じが含まれていますもんね。
会議で相手の話を聴く際、
「この人はどんなきもちで話しているのかな?」
「どうして、こんな余計なことを前置きで言っているんだろう」
という感じで、相手に気持ちが向いた状態になります。
これって、カウンセリングをする際の気持ちにとても共通性があるように思います。
しかも、クライエント役は、お手本どおりや試験を意識したような発言は一切ありませんし、そういうところがリアルな感じがして、とても勉強になります。
知らない分野もどんどん
キャリコンのロープレで分かったのですが、自分が知らない分野はとても勉強になります。
準拠枠が全くないから、どんどん質問しないと全く分からない。
会議も同じで、知らない分野の会議にずうずうしく参加すると、知らないことがどんどん出てきます。
いちいち進行を止めて質問すると、それは仕事上の会議なので、良くないと思いますので、ボクは、知らない用語をメモするようにしています。
それは調べるためにもあるのですが、実は、それだけの為にメモをしているのではないんです。
「知ったかぶり」をしないように、
これは自分が知らないことなんだな
っていう認識をするためのメモなんです。
オンライン会議だからできること
もうすっかりオンライン会議が増えてしまいましたが、これも考えようで、気持ちの持ち方次第で、オンラインならではのメリットがたくさんあります。
オンライン会議の場合、発言者以外の様子もうかがうことができます。
つまりは、他の人の「あいづち」や「うなづき」を観察することができます。
その様子をよーく見ながら、誰よりもオーバーアクションするようにしています。
あまりにも大げさすぎるのは良くないのですが、
「じゃあ、どれぐらいが適切なのか?」
と聞かれれば、
それは会議の中に答えはある!
と言い切ることができます。
なぜなら、オンライン会議は自分の様子も画面に映ります。
それを見ながら、その会議の場に合ったサジ加減でリアクションをするのが正解となります。
クライエント役と会議の発言者の決定的な違い
ロープレでのクライエントは、基本的に偽物エピソードを演じます。
その一方で、会議は発言者による経験の言語化されたものとなります。
なので、ロープレでは、突拍子もない質問は(良い観点な質問だとしても)、クライエントの設定上なかったり準備されていなかった場合、ギクシャクした進行になります。
逆に言うと、有資格者にクライエント役をお願いできた場合のロープレで進行がスムーズな場合、相手のクライエント役の作り込みがかなりされているようにも思います。
何が言いたいかというと……
9月は半期決算で仕事が忙しかったりする方もいらっしゃると思いますが、実技の面接対策は日常業務でも心がけ次第です。
ボクでもできたんだから、きっとあなたでもできるはず。
いっしょにがんばりましょう!