【その⑤VRTカード】アセスメントツール(検査ツール)を実際に受けてみたシリーズ

アセスメント(検査)体験
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ボク自身が実際に試してみることが重要かもしれないと思って、いろいろなアセスメントツールを試しました。

しかし、前回の第4回目にしてネタ切れというか、実際に受けることができないものが多く。

 

そこで、今回も、勉強したアウトプットを情報共有したいと思います。

とはいえ、ボク自身がキャリアコンサルタントの勉強中ということもあり、また、自分なりの理解を優先していますので、受験生の皆様はご参考程度にしてください。(ボク自身の理解を優先しているので、厳密には違う内容だったりしたらごめんなさい。)

 

VRTカード

今回は「VRTカード」です。

前回はOHBYカードについてでした。

 

この開発から数年後、VRTカードが登場となるんです。

たぶん、OHBYカードに見切りをつけたのか、VRTカードの対象は、OHBYと全く同じの若者こと児童以上となっています。

さて、「VRT」が何の略なのか?

正解は、

 Vocational Readiness Test

でした。

ちなみに「Vocational」は「職業」の意味です。

ここで、言いたいのですが、OHBYの「O」も「職業」という意味で、VRTの「V」も「職業」という意味です。

でね、たぶん、「OHBY」を見捨てた背景がここにあるんじゃないかなとボクは感じます。

というのは……。

・occupation:訓練が必要な「職業」

・vocation:自分にあった「職業」。いわば「天職」

 

こうやって比較してみると、

 いまの時代にあっているのは、「V」の方の職業(天職)

ですよね。

 

話を戻すと、

 Vocational Readiness Test = 職業レディネス・テスト

でして、VRTカードとは、職業レディネス・テストのカード版ってことです。

ちなみに、カードの枚数ですが、OHBYが48枚に対して、VRTは54枚です。

まぁ、後続のシステムが劣ってはいけないでしょうから、枚数が増えるのは当然でしょう。

ちょうど、トランプにジョーカー2枚追加した、54枚という感じで覚えたらいいと思います。

 

情報はここから

前回のOHBYと同じく、厚生労働省が公開している動画から情報を得ました。

それにしても、やっぱり、この方は説明が上手だなぁ。

「世の中の人は6領域に分類できる」とかそういう感じで言い切ることができる人、ボクが大好きですし、やっぱり理解しやすいです。

あいかわらずの内輪ネタもあり、興味深く話を聞くことができました。

さらに、次のサイトでも情報がありますが、文字が中心なので、やはり上の動画を先に見ておく方がよいと思います。

 

また、実際の演習の様子も収録していますが、

 1st 興味(やりたいか、やりたくないか?)

 2nd 自信(将来まで考えてやれるか?)

という順番に行い、さらに、それらを

 2軸のマトリックスにして考えることが可能

というのも、OHBYにはなくVRTカードにある優位性だと思います。

 

キャリコンの試験対策では……

・対象は児童から

・54枚のカード

といった感じでしょうか。

以上、諸説あり……

と、ここで終わろうとしてはいけませんよね。

 

そう、VRTと言えば、ホランド。

そして、ホランドと言えば、「RIASEC」。

このVRTカードについても、カードに、次の2つが印字されています。

 ①ホランドの「RIASEC」の頭文字

 ②DPT分析の頭文字

 

まず、ホランドについてです。

ホランドは「興味」という観点から次の6つに分類しています。

それが「RIASEC」で、それぞれ頭文字です。

Realistic:現実
 →物に興味がある(料理士、運転手など)
Investigative:研究
 →研修に興味がある(医師、学者など)
Artistic:芸術
 →芸文化に興味がある(芸人、美術家など)
Social:社会
 →社会全体に興味がある(相談員、保育士など)
Enterprsing:企業
 →ビジネスに興味がある(会社員、事務員など)
Conventional:慣習
 →規則・習慣に興味がある(会計士、SEなど)
 
 
次に②のDPT分析ですが、この3つの頭文字です。
Data:データ
People:人
Thing:モノ

 

このあたりを、さり気なくカードに入れている「VRTカード」が現在主流になっているのも世の流れかもしれませんね。

以上は、諸説ありですが、ボクはこういう感じで理解しました。

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