先日、受けたVPI職業興味検査。
その検査結果についての説明を受けてきました。
ちなみに、検査の概要はこちらの記事をご参考にどうぞ。
VPI検査で分かることは何か?
VPI検査といえば、ホランド。
で、ホランドといえば、RIASAC。
ですが、それだけではありませんでした。
まとめると、このVPI職業興味検査で分かることは2つです。
①興味領域尺度
②傾向尺度
①の興味領域尺度がRIASECの、職業の6分類です。
R:現実的
I:研究的
A:芸術的
S:社会的
E:企業的
C:慣習的
そして、②がはじめて知ったのですが、傾向尺度で、つまりは、職業に関する心理的傾向です。
こちらは5つの区分があります。
Co:どれぐらい自己抑制が高いか
Mf:男性が好む職業の関心の度合い
St:地位や権力に関心があるか
Inf:ユニークな職業を好むか
Ac:どれぐらい多くの職業に関心があるか
となります。
ボクの結果は……
参考までにボクの結果ですが、
①興味領域尺度:S、A、I
②傾向尺度
強い尺度:Co、St
弱い尺度:該当なし
でした。
この検査には、やはり説明が必須で、説明を聞きながら、いろいろなことに気づききっかけがありました。そのきっかけは、説明を受けながら、自然と頭に浮かんでくるので、かなり優秀な方に担当してもらえたように思います。
ちなみに、①興味領域尺度については、この3つの組み合わせ考えることが重要のようで、全部で6パターンの
S、A、I
S、I、A
A、S、I
A、I、S
I、S、A
I、A、S
がボクの場合の興味パターンになるということです。
さらに、傾向尺度については、問いかけながら説明をしてくれるので、自分の環境(職場環境)を振り返りつつ、内省することができました。
検査結果の評価【★★★★★】
たった160個の職業興味(興味あり/なし)のチェックをしただけで、非常に満足の高い結果を得ることができました。
また、その結果がどうだということではなく、その説明がまたお上手。
この結果を受け入れるだけではなく、それをどのように活用して今度のキャリア再構築をするかというのがボクのテーマでして、それも事前に説明される方に話していたので、そういう視点での説明を受けることができました。
この結果のレポートにはこのように書いてあります。
「結果の見方・生かし方」
そう、つまりは「生かし方」が大切なんですね。
だからかもしれませんが、説明についても「結果の見方」だけではなく、むしろ時間を割いて説明をしてくれたのは「生かし方」の方でした。
これが、まぁ、すごかった。
サラリーマン人生が崩壊したボクの現状は、かなり自分の置かれている環境や気持ちがゴチャゴチャだということがこの検査説明で良く理解できましたし、説明をいただいたキャリアコンサルタントの方は、それを紐解くような感じの説明でした。
あれ、もしかしたら、担当してくれた方が有能すぎたのかもしれません。
全体の感想(これは全サラリーマンが受けるべき)
まず、はっきりと分かったのが、サラリーマンは全員、この検査を受けるべきです。
というのは、ボク自身が痛感したのですが、まず、この検査を受けることは、
キャリアを考える以前の準備段階
になるからです。
職の棚卸はジョブカードでもできますが、それよりもこの160個の設問(検査)を受けて、そして説明を受ける方が、言い方は悪いですが、てっとり早いです。
そして、なにより、自分の職業人生に対して自信を持つことができます。(自信を持つことができるかどうかは、説明をするキャリアコンサルタントの方次第なところもあるにはありますが。)
ボクはいろいろな検査を受けましたが、この検査が最も納得がいくことができましたし、一見、無駄のように感じた過去の職業人生が無駄ではなかったという認識を変えることができました。
働くことツライことや苦労は激しく多いものですが、説明を受けると、それらは達成感に変換されるようにも感じました。