キャリアコンサルタントになって1か月ちょっと経過しました。
キャリアコンサルタントになる前と、なった後、その前後での変化についてまとめていきたいと思います。
フェーズを3つに分けての考察
現在は、「キャリアコンサルタントになった時期」なのですが、その前については、大きく2つに分かれます。
全体像としてはこんな感じです。
・キャリアコンサルタントになろうと思う前
・キャリアコンサルタント受験期
・キャリアコンサルタントになった後【現在はここ】
キャリアコンサルタントになろうと思う前
これは、最悪でした。
なんか仕事もプライベートも下降気味で、いいことなんでなんもなかったです。
その挙句の果てに、サラリーマン人生崩壊というところまで転落しました。
自分のキャリアも分からなくなり、自暴自棄になったりで、振り返るのもちょっとつらい。
なので、このあたりにしておきます。
キャリアコンサルタント受験期
勉強を通じて、自分のキャリアは理論的にどういうつじつまがあるのか、また、40歳の壁というか、その時期は、一般的につらい時期だということも学び、冷静になることができました。
この受験期は、勉強漬けなんで、楽しくはなかったのですが、後半から、学びの楽しさを教えてもらったこともあり、どんどん楽しくなってきた感じです。
しかし、試験が2段階(初日と2日目)あり、試験が近づくとド緊張してきます。
「こんだけがんばったけど、試験に落ちるんじゃないだろうか」
とか、
「コロナに感染したり、家族が感染、濃厚接触者になったら終わりだ」
みたいなネガティブ思考になったりもしました。
そういったマイナスな考えを払拭するには、やはり、努力しかなくって。
勉強することで余計なことを考えないようになりました。
また、常に、自分自身のキャリアを再構築するための方法を考え、学んだアセスメントツールは実際に受けることで、受験勉強にも役に立ちましたが、
社会人としての棚卸
をすることもできました。
ジョブカードは、メチャメチャ時間をかけて作成しましたが、
「これをクライエントにやってもらうのはたぶん、ムリだろう」
といった感じで、一般的な視点で考察したりもしていました。
キャリアコンサルタントになった後【現在はここ】
そして、キャリアアップコンサルタントになったいまですが、まぁ、一言でいうならば、
めちゃめちゃ、毎日が楽しい!
です。
キャリアコンサルタントの既成のコミュニティに入るもどれもこれも失敗したりもしましたが、そういう情報に救われる方もいらっしゃったようで、直接ご連絡をいただき、うれしいこともありました。
キャリアコンサルタントになってから、分かることっていうのも多くありました。
例えば、本を読むことにしても、いままでは「試験に役に立つか?」という視点がどうしても拭い去ることができず、「興味よりも受験」という観点で、手に取ることが多かったように思います。
合格してからは、「いまの自分に何かきっかけになるか?」っていう視点で選ぶことができ、このブログでの紹介でも、合格した後にチョイスした本は、まさに
キャリア(=人生)上でのおすすめ本
っていう感じのものがずいぶん増えているなと感じています。
例えば、次の本なんかは、おそらくキャリアコンサルタントになっていなかったら、手に取ることなかったと思います。
先入観や準拠枠に抗わない
もうひとつ、自分でも変わったなと感じるのが、
「先入観に振り回されない」
ということでしょうか。
これは、普段の仕事として、大いに活躍しています。
一度、思い込んだら、けっこう引きずってしまう性格だったんです。
特に、一旦、嫌な思いをすると、けっこう深みにはまるタイプでした。
マイナスなことってさらなるマイナスをひきつけ、くっつけることが多いのですが、いまにしてみると、抗っているうちに、どんどんネガティブになっていっていたように思います。
こういうのって、性格なんだって思い込んでいたのですが、そういうことがキャリアコンサルタントになったことで、理論的な背景から、打開できたような気がします。
毎日つらいと感じるあなたへ、そして、当時のボクへ
もし、これを読んでいる方で、毎日つらいと感じているのであれば、ボクはそれを通ってきたので言えるのですが、キャリアコンサルタントを目指すといいかもしれません。
いま言えることは、そういったつらいと感じているのは自分だけではないですし、そして、一人じゃないっていうことを気づくことができる究極かつ強制的な人生観の反転を学ぶことができるように思います。
ただ、その反転するのは、数か月を要したのも事実ですが、「その先」の明るい光を見つけること、見つけたことは、ボクにとっての救いでもありました。
……って、たまには、マジメなこともかけるようになったのもキャリアコンサルタントになったおかげかな。