ボク自身、キャリアの再構築を独力でしたときに、まずぶち当たった壁があります。それは、
「自分の強みはなんだ?」
ってこと。
結局、ビジネス書を読んだり、キャリアコンサルティングを受けたり(無料のやつですが)、アセスメントツールをひたすら受けて、ずいぶんと時間と労力をかけたものの、なんとなくわかった感じでした。
強み発見はアセスメントツールでは分からなかった
時代はコロナ禍。
アセスメントツールを受けたのですが、ニューノーマルにおいてはなかなか「現状分析」は難しかったです。
……というか、アセスメントツールでは「現状分析」はできませんでした。
しかし、無駄だということではなく、「過去分析」においては十分効果がありましたし、それをしなかったら、「現状分析」をするのは早いかなとも感じたりします。
ちなみに、ここでいう『現状』というのは、コロナ禍がはじまった数年前から現在までの期間を指します。
「現状分析」のツールはないのか?
結果的には、独自で「現状分析」をしたのですが、もうちょっと体系的に、もっというならば、プログラムとして簡易的なものがないかとずっと探していました。
キャリアコンサルタントになって、そのあたりをサポートするにあたって、それは手に入れておきたいなと思っていまして。
そんな感じでアンテナを張っていたのですが、とうとう、見つけることが、出会うことができました!
「生き方診断」というツール。
名前がちょっと微妙で怪しい感じを最初に受けてしまったのですが、こんな説明が冒頭にありました。
現場でキャリアカウンセリングや研修を行っていると、時々「自分には強みが何もありません。自分の個性がよく解らない。」とおっしゃる方々がとても多いことに気づきます。
生き方タイプ診断は、そんな人たちへの一助となる診断ツールです。
ほほぅ、これはいい感じっぽいです。
そして、さっそく、申し込みをしました。
さてさて、今回のツールで、ボクの希望していたとおりのことが導かれるのでしょうか。
……結論から言うと、ボクの希望しているものではなかったです。
事前の課題と考察
情報公開にかなり制限があったので、感想だけの記載となり、申し訳ありません。
たぶん、いままで参加したセミナーで情報共有の制約がかなり厳しかったです。
とても良いセミナーだっただけに、とても残念……。
驚いたのは、事前予告なしの「録画します宣言」が冒頭に。
おそらく、ボクが今回のセミナーに対して抵抗を抱いてしまったのは、事前に聞かされていない主催側の都合が多く、それを受講者は全て受け入れざるを得ないところにあったように思います。
「だったら、受けなきゃいいじゃん」
っていうのは、ごもっともですが、事前のワークに1時間ぐらいかけてじっくり受講してしまったこともあり、それを考えると、全ての条件を飲まざるを得ないんだもの。
とまぁ、脱線はこれぐらいにして、先に進めますね。
事前の課題があったので、まずはそちらをやってみました。
意外と、分かれるもんです。
特に、あるカテゴリは該当が1個もない状態で、びっくりです。
やってみた感想
事前の課題と、それを元に解説を受けると、より理解が進みます。
しかし。
実際のところは、「意外性に欠ける結果」でした。
これは、ボク自身が複数のアセスメントツールを実施しており、さらに、独力で1年かけて自己分析をしまくったからのような気もしますが、それにしても。
また、アフターコロナでのツールとして利用できるかというと、なかなか難しい感じもしました。
シャインのキャリアンカーのバージョンアップ版としての良いところもあるのですが、キャリアンカーについてはボクはそのままの方が良いようにも感じています。
イラストチックなので、小中学生でも楽しんで自己理解をできると思いますが、その場合は、キャリアアンカーを逆に統合して数を減らす方が、むしろ良いのかなとも感じました。
難しい。
ごめんなさい、判断が難しいです。
シャインのキャリアアンカーをじっくりと取り組むと、ボクの場合は「意外性」を見出すことができたので、今回のツールは、うーん。
でも、無料のセミナーだから、仕方ないのかもなぁ。
ただ、学生向けのツールを探している方や、初めて自己分析する方にはたまらないツールだとも感じました。